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2014年10月

2014年10月30日 (木)

書籍の構想

昨年末から構想を温めて来た書籍の出版に関して、先日出版社のNさんに箕面まで来て頂いて、駅前の喫茶店で初回の打ち合わせを行った。出版は来年10月頃の予定である。今年9月初めに入院したために少し遅れ気味であったが、その後少し挽回し、ほぼ予定通りの軌道に乗った。

入院中、あれについても書こう、これについても書こうと思い巡らしたこともあり、少しずつ自己満足であるが、より充実した内容に近づいて来ているように思う。出版社のNさんもこの調子で書いて頂ければ結構ですと言ってくれているのでひと安心。

新しい書籍の内容は、前著「伸びる会社はここが違う!~元気企業に学ぶ7ヶ条~」(出版文化社)」で述べた基調を引き継いだものにしたいと考えている。すなわち、小さくても元気に頑張っておられる企業が、日本的な経営の良さ(特に人を大切にする、社会のために良き製品・サービスを提供する等)を生かした経営を今後も続けて頂きたいという思いである。 その上で、我が国独特の歴史・文化・風土の中で培われた「もののあわれ」や「わびさび」などの心と深い関係がある「ものづくり」の特徴(細やかさ、精緻など)の良さをもっと再認識し、それを我が国企業の強みにして、グローバル化の荒波の中で頑張っていって欲しいという願望である。

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箕面・阿比太神社の秋季例大祭

地元にある箕面・阿比太神社で、秋季例大祭が先日10月19日行われました。もう少し若い時は、時間もなく祭りなど見に行くことがなかったのですが、最近はどこかで祭りがあるとわかると出かけていくようにしています。
祭りを見ていると楽しなりますね。特に若い人々が元気よく太鼓を叩いたり、神輿を担いだりしているのを見ると、自分も元気になったような気がします。

今回、タイ国から来ているM君を誘いました。彼は母国では都会(バンコク)に住んでいるので、このような村の祭りというものを見たことがないと言って、大変感動していました。
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この阿比太神社の祭りでは、小さな子供たちが大勢を占めており、若々しさを感じました。午前10時半から始まった祭りは、5つの地区の神輿太鼓の宮入りと御神楽奉納があり、その合間に、献湯神事という珍しい行事が行われました。

献湯神事というのは、巫女さんが、拝殿前に据え置いた熱湯の入った湯釜を御幣で祓い、鈴と御幣を持って舞います。更に塩で祓い、湯釜にお米、お酒を注いで湯櫃(ゆひつ・桶)に汲み、神職に取り次いで神前に供えます。最後に、舞衣を脱いで、襷(たすき)掛けの白衣白袴姿で、薬効があるといわれる五葉笹の束を両手で持ち、太鼓の音に合わせながら、大きくお湯を跳ね上げて撒き散らします。このお湯を浴びれば邪気を払い、ご利益があるというので、皆さん競って湯を浴びていました。

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人間社会の進歩を妨げる法案

なぜ人間社会の進歩を妨げるような法案が次々と出てくるのでしようか。カジノ解禁法案、労働者派遣法改正案、などなど。

観光客の増加を通じて経済成長の一翼を担うという目的で導入が目論まれているカジノ解禁法案は、日本文化を破壊し、ギャンブル依存症など、青少年に悪影響を与えるものです。これは姑息的な方法で経済成長を図ろうとする低次元の考えではないでしようか。

また、派遣就労への固定化を促し、生涯派遣の労働者を増やすおそれのある労働者派遣法改正案は、労働者ではなく経営者の論理に立ったもので、弱者切捨ての法案ではないでしようか。

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2014年10月19日 (日)

成果主義を第一に採用する企業はいずれは市場から消えていくだろう

最近、年功序列の割合を少なくして、成果主義を取り入れようとする企業が増えて来ているという。先程日立製作所も、年功序列制度を廃止して、成果主義に切り替えるという報道があった。

グローバル化の波を受けて、企業が成長するためには止むを得ないと判断したのであろうが、我が国の企業が育んで来た、社員の将来を考えた温もりのある給与体系が失われつつあることは淋しいことだ。 やはり成果主義一辺倒でなく、年功序列制度も残した制度が我が国の国民性にあった制度であり、適切なものではないだろうか。

成果主義だけだと、お互いに助け合って仕事をするという雰囲気が職場から次第になくなって、自分だけが良ければ良いということになり、企業は凍結状態になる。少なくとも我が国においては、このような企業は衰退していく運命を辿るだろう。何でも無批判にグローバル化に順応する必要はないのに。

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2014年10月11日 (土)

ノーベル平和賞と憲法9条

今年度のノーベル平和賞はパキスタン出身の女性教育活動家・マララさん(17歳)とインドの児童保護活動家・サティヤルさん(60歳)に決まった。パキスタンとインドという宗教的に対立することもある両国の人物が同時に選ばれた意味は大きい。マララさんが選ばれたことは、平和活動というのは男性よりも女性が果たす役割が大きいと思うが、そういう意味で意義のある受章であったと思う。

ノーベル平和賞受賞者の中には、過去に受賞に値しない人物が幾人かいたが、今回のお二人の受賞は十分にそれに値するものだと思った。

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今回、我が国の憲法9条がノミネートされ、受賞の有力候補として取沙汰された。憲法9条が授賞するとは思っていなかったが(期待はしたが)、憲法9条の精神が世界を舞台に取り上げられたことだけでも、率直に言って嬉しく思う。

憲法9条の主な内容は、日本が「国権の発動たる戦争、武力による威嚇、武力の行使」を放棄するというものだ。ワシントン・ポスト紙は、「戦争の絶えない今の世界において、平和は非常に貴重なもの。ノルウェーのオスロ国際平和研究所のハルプビケン所長も憲法9条の受賞を支持している」と報じ、ハルプビケン所長の言葉として「日本国民の多くはこの非侵略の誓いが、1946年以来、戦争を避けることができた大きな理由だとみている」と伝えた。

  憲法9条にノーベル平和賞をとのアイデアは、日本の主婦・鷹巣直美さんが思いついたもので、ネットでの署名集めなどを通じ、ノミネートにこぎつけたもので、9日夜の時点でノーベル賞選考委員会には、世界から41万を超える署名が寄せられているという。発起人の一人・岡田さんは、「日本政府に、憲法を守ろうとする市民の力を感じて欲しい。より多くの人に平和憲法を守って欲しい」と述べている。
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今回、憲法9条の存在が世界に周知され、有力受賞候補と見做されたことは、集団的自衛権の行使容認を決議し、改憲を行ない、戦争を積極的に容認しようとしている安部自民党政権への、世界からの暗黙の圧力として作用することに今後期待したい。受賞しなかったとは云え、今後憲法9条がより広く世界の良識ある、平和を愛する人々に認識されたならば、受賞も現実のものとなるかも知れない。

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2014年10月10日 (金)

地元のFM放送に出演

先日、9月27日(土)、地元のFM放送・タッキー816みのおエフエムに、箕面観光ボランティガイドとして出演?しました。その時の放送局の記事を本日見つけたので写真に貼付します。

話題として、箕面アンテナショップ箕瀧案のブログを担当していることで、店のPR,観光ボランティアガイドとして箕面滝道を訪れた有名人の話、役行者や行基、空海、織田信長、芭蕉、かしまし娘などの話をさせて頂きました。

http://fm.minoh.net/blog/?p=3095

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言論統制の危険性

最近、朝日新聞の慰安婦問題に関する誤報ニュースを捉えて、読売新聞、産経新聞などの政権寄りの新聞や雑誌による朝日新聞バッシングが酷い様相を呈している。

あたかも、河野談話にもある戦時中の軍や官憲の関与を認めた内容を全く否定するかのようだ。また日本による過去の中国や韓国への侵略行為を全く否定するかのようだ。
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メディアが他のメディアの問題を報じることは結構だが、メディア同士の批判は慎重であるべきである。ジャーナリズムの役割は政治、経済、議会などと読者の関心との間にある隙間を埋めるため、正確に報道する独立した機関であることであり、権力を監視することにも大きな存在意義がある。...
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それなのに、これらの一部の新聞、雑誌には「売国」「国賊」「反日」という極端な表現の大見出しが躍り、国民の不安を煽っている様に見える。あらん限りの罵詈雑言。まるで戦前・戦中の言論統制、太平洋戦争に突き進んだ時の大政翼賛会が思い出される。右傾化した安部政権下で起きている必然的な様相といえないだろうか。

最近の情勢は、世界における我が国の信用を落としかねない。心配である。

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小学校の同窓会

3年振りの小学校・クラス同窓会(堺市立浜寺小学校)が先日の土曜日に行われた。同窓会幹事として多くの方の出席を期待していたが、嬉しいことに22名もの方が出席してくれて感動。我々、小学校6年生のクラスは全員で56名であった。そのうち住所が判明しているのが41名なので、約半数が参加してくれたことになる。今回は女性陣が男性陣を上回り、大層賑やかであった。

同窓会の会場は、南海線堺駅から徒歩5分の所にある南海グリル本店・天兆閣。ザビエル公園が道路を挟んで向かい側にあった。ザビエルとは彼の有名なフランシスコ・ザビエルに因んだ公園である。会場は広く、大きなテーブルを囲んでの椅子席でなかなかいいところだった。
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当日、全員がそれぞれ近況を述べ、家族のことや子供のこと、孫のこと、現在の健康状態、活動状況、などなど、様々なことを話した。出席者の中には、癌を克服して療養中の人も幾人かいた。また、まだ現役で働いている方(タイ国で単身赴任で働いている人も)もかなりいて、皆さんまだまだ若さが残っているという印象を受けた。

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今回は小学校卒業後、始めて出席してくれた方(いずれも東京在住)がお二人いて、その二人を中心として話が盛り上がった。お二人とも60年近い年月を経た再会であるので、まるで浦島太郎になった気分であると言っていた。

二次会は、出席者のお一人の方が奥さんと一緒に経営しておられる近くのスナックに行って、談笑とカラオケを楽しんだ。私も久し振りに歌わせて頂いた。

後で聞いたことだが、女性陣の有志が6人ほど、翌日も会って懐かしい思い出話に花を咲かせたそうである。また、2年先の再会が楽しみである。

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2014年10月 4日 (土)

岩谷時子さん・時を超えて生きていく歌

昨日、岩谷時子さんを偲ぶ番組を観た。
岩谷さんは、1916年(大正5年)生まれで、昨年亡くなられた。作詞家であり詩人。越路吹雪さんのマネージャーもされていたことで知られている。

多くの後世に残る素晴らしい歌を遺してくれた。我々日本人の心に浸みる、繊細で、寂しげながらも希望を与えてくれる数々の歌を。...

写真の様に、まさに、時を超えて生きていく歌であった。
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加山雄三:君といつまでも、妹よ、旅人よ、
園 まり:逢いたくて、逢いたくて、
今陽子:恋の季節、
ザ・ピーナッツ:ウナ・セラ・ディ東京、恋のバカンス、

などなど
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加山雄三氏は、岩谷さんとの出逢いがなければ、今日の自分はなかったと話していたが、多くの歌手にとっては恩人ともいえる存在であったのだ。
私にとっても、これらの歌は私の青春時代と共にあった。よく聞き、よく口ずさんだ。番組を観ながら感慨に耽った。

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2014年10月 3日 (金)

香港・自由を求めて立ち上がった人たち

ごく限られた権力者が、多数の民衆を抑圧して国を支配する。このような不条理な体制はいつまでも続くわけがない。香港においても然りである。

中国共産党という独裁者集団が、普通選挙という言葉を隠れ蓑にして、共産党が予め選んだ立候補者を選ばせようとする、このような卑怯な態度に、常識ある人々がおとなしくしているわけがない。

25年前の天安門事件を思い出す。この時共産党政権は、武力をもって民主化運動を抑え込んだ。もっともこの時は、ソ連のゴルバチョフさんのように、政権側にも胡耀邦さん、趙紫陽さんという民主化運動に理解のある者がいたが、多数派の反対に会い失脚した。

今回はどうだろう。中国当局が武力をもって介入すれば、世界は、中国共産党政権を封じ込める経済制裁なども考えなければならない。西欧諸国は、ウクライナ問題でロシアを牽制している。しかし、いやしくも一応は選挙を通じて選ばれたロシア政府に対して経済制裁を課すのなら、私はむしろウイグルやチベット民族を弾圧し、香港にも触手を伸ばそうとしている、民衆が選んだ政権でない中国共産党政権に制裁を課すべきだと思う。

彼らは共産主義という名の下で、富を独占している、実質は特権的な富裕階級なのである。アメリカへ子女を留学させ、資産を海外に持ち出し安泰を図っている、習近平などの共産党幹部。何たる矛盾!

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