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2014年10月19日 (日)

成果主義を第一に採用する企業はいずれは市場から消えていくだろう

最近、年功序列の割合を少なくして、成果主義を取り入れようとする企業が増えて来ているという。先程日立製作所も、年功序列制度を廃止して、成果主義に切り替えるという報道があった。

グローバル化の波を受けて、企業が成長するためには止むを得ないと判断したのであろうが、我が国の企業が育んで来た、社員の将来を考えた温もりのある給与体系が失われつつあることは淋しいことだ。 やはり成果主義一辺倒でなく、年功序列制度も残した制度が我が国の国民性にあった制度であり、適切なものではないだろうか。

成果主義だけだと、お互いに助け合って仕事をするという雰囲気が職場から次第になくなって、自分だけが良ければ良いということになり、企業は凍結状態になる。少なくとも我が国においては、このような企業は衰退していく運命を辿るだろう。何でも無批判にグローバル化に順応する必要はないのに。

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