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2014年10月11日 (土)

ノーベル平和賞と憲法9条

今年度のノーベル平和賞はパキスタン出身の女性教育活動家・マララさん(17歳)とインドの児童保護活動家・サティヤルさん(60歳)に決まった。パキスタンとインドという宗教的に対立することもある両国の人物が同時に選ばれた意味は大きい。マララさんが選ばれたことは、平和活動というのは男性よりも女性が果たす役割が大きいと思うが、そういう意味で意義のある受章であったと思う。

ノーベル平和賞受賞者の中には、過去に受賞に値しない人物が幾人かいたが、今回のお二人の受賞は十分にそれに値するものだと思った。

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今回、我が国の憲法9条がノミネートされ、受賞の有力候補として取沙汰された。憲法9条が授賞するとは思っていなかったが(期待はしたが)、憲法9条の精神が世界を舞台に取り上げられたことだけでも、率直に言って嬉しく思う。

憲法9条の主な内容は、日本が「国権の発動たる戦争、武力による威嚇、武力の行使」を放棄するというものだ。ワシントン・ポスト紙は、「戦争の絶えない今の世界において、平和は非常に貴重なもの。ノルウェーのオスロ国際平和研究所のハルプビケン所長も憲法9条の受賞を支持している」と報じ、ハルプビケン所長の言葉として「日本国民の多くはこの非侵略の誓いが、1946年以来、戦争を避けることができた大きな理由だとみている」と伝えた。

  憲法9条にノーベル平和賞をとのアイデアは、日本の主婦・鷹巣直美さんが思いついたもので、ネットでの署名集めなどを通じ、ノミネートにこぎつけたもので、9日夜の時点でノーベル賞選考委員会には、世界から41万を超える署名が寄せられているという。発起人の一人・岡田さんは、「日本政府に、憲法を守ろうとする市民の力を感じて欲しい。より多くの人に平和憲法を守って欲しい」と述べている。
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今回、憲法9条の存在が世界に周知され、有力受賞候補と見做されたことは、集団的自衛権の行使容認を決議し、改憲を行ない、戦争を積極的に容認しようとしている安部自民党政権への、世界からの暗黙の圧力として作用することに今後期待したい。受賞しなかったとは云え、今後憲法9条がより広く世界の良識ある、平和を愛する人々に認識されたならば、受賞も現実のものとなるかも知れない。

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