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2015年4月

2015年4月28日 (火)

柚子関連商品を紹介する英文・和文併記のパンフレット

箕面の滝道・アンテナショップ『箕瀧案』の柚子関連商品を紹介する英文・和文併記のパンフレットが完成しました。

最近、日本を訪れる外国人観光客が増えてきていますが、ここ箕面も例外ではありません。 柚子(ゆず)と言っても、レモンやオレンジと同じものと思っている外国人が多く、また店で、外国語で説明できる人がいないので、是非外国語バージョンのパンフレットが欲しいという要望があったものです。

そこで、私が中心となってとりあえず、英語バージョンのパンフレットを作った次第です。写真はパンフレットの表面、裏面です。これを3つに折畳みます。

タイ語、中国語、韓国語バージョンについては、私はわからないので、この英語バージョンを基に、留学生に頼んでつくってもらう予定です。 尚、箕面の柚子は、実生(みしょう)柚子といって、接木でなく、種から育てるので、結実まで18年もの長い年月を要しますが、大きくて、甘い香りが強い、品質が良い、などの特徴があります。

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2015年4月22日 (水)

旧吉田茂邸で出逢った、リヤカーを引き徒歩で日本一周の旅人

<旧吉田茂邸で出逢った、リヤカーを引き徒歩で日本一周の旅人>

先日、娘夫婦と箱根観光をした後、横浜にある彼らの自宅へ車で帰る途中、昔家族一緒に住んでいた保土ヶ谷にあるマンションに立ち寄りたいという望郷の念?が皆で共有されたので、海岸沿いの国道1号線の進路を選んだ。箱根駅伝のルートでもある。大磯町に入った時、旧吉田茂邸という標識が目に飛び込んだので、これは是非とも見ておきたいと思った。
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ここで、徒歩でリヤカーを引き、日本一周をされている方(Aさん)に出逢った。Aさんは私と同じような年頃だと思うが、名古屋から歩いて来られたという。どういうわけで歩いて来られたのかと聞くと、徒歩で海岸沿いの日本一周の旅をしているのだと言う。日本一周は長年の夢で、奥さんの反対もあり、なかなか実現しなかったが、この程ようやく奥さんを説得して旅立ちができたとのこと。

リヤカーに生活用品を収納し、これを手で引き歩く。大体一日20kmの行程で7か月程かけて、北海道から日本海側へ出て名古屋に戻るという行程。それから少し休息後、今度は西日本への旅に出るそうだ。因みに費用を倹約するため、3日に一度は旅館に泊まり、あとは野宿とのこと。

Aさんとは短い逢瀬であったが、Aさんの旅の安全と成功をお祈りして別れた。今はどの辺りを歩いておられるのだろうか。
滅多にないAさんのような冒険家との出逢いを幸せに感じた。Aさんに見習ってもっと元気を出さなければと、自分に言いきかせた。
写真はAさんとリヤカー。「伊能忠敬」「歩いて日本の海岸一回り」の文字が見える。
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ところで、吉田茂邸のことだが、言うまでもなく吉田茂は戦後の政治史に燦然と輝く政治家である。吉田茂は昭和19年頃から昭和42年までをここで過ごした。

戦後、GHQ・マッカーサーにずけずけとものを言える政治家として活躍。対GHQとの折衝策を相談するため白洲次郎などがよくこの吉田茂を訪れた。政界引退後も多くの政治家が「大磯参り」で訪れたことでも有名である。外国人要人、今上天皇などが招かれたこともある。

写真は兜門(サンフランシスコ講和条約締結を記念して建てられた)、日本庭園の写真である。数寄屋風の総檜造りの本亭は、平成21年3月22日焼失。現在大磯町が主導して再建中である。

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高浜原発の再稼働を禁じるという仮処分

人類が発明した原子力。発明した当初は人類に光明をもたらすものと期待されたのであろう。しかし、チェルノブイリ原発事故や東日本大震災での原発事故によって、原子力は、人類を破滅に陥れる最大の失敗であることが明白になった。

それにもかかわらず、原子力に代わる代替エネルギーへの意欲を削ぐ原発再稼働を推し進める一部の政治家が存在することは極めて残念なことである。
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先日、福井地裁が、住民の訴えを認め、高浜原発の再稼働を禁じるという仮処分を下した。新規制基準が緩やかに過ぎ、合理性を欠くという判断である。...
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とにかく、民主主義の根幹である、我が国の三権分立がまだ正常に機能し、司法が独立していることがわかって安堵感を覚えた。中国共産党独裁政権や北朝鮮、シリアなどの独裁国家でなくて良かった。

経済成長も大事だが、何よりも国土を原子力の汚染から守り、国民の命と安全を守ることが大切である。国民は、政治家が正しい政治を行なっているかを常に監視しつづける義務があることを忘れてはならないと思う。取返しがつかないことにならないように。

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2015年4月11日 (土)

天皇陛下から伝わってくる強い戦争への反省、一方安部自民党政権は・・・・

パラオ共和国に到着した天皇・皇后両陛下は、地元で熱烈な歓迎を受けられたようです。

4月8日行われたパラオ政府主催の晩餐会で天皇陛下は、戦後70年に当たる今年、パラオ共和国を訪問できたことに対する謝辞を述べられ、続いて先の太平洋戦争で、同国においても多くの人命が失われ、国土に多大な被害を与えたことを謝罪されました。

その上で、我が国が、このような多大な苦しみ、迷惑を与えたにもかかわらず、パラオの人々が戦後、日本人の慰霊碑や墓地の管理、清掃、遺骨の収集などに尽力してくれたことに対して謝意を評されました。...

天皇陛下の戦争に対する反省、もうこのような戦争が二度と起こって欲しくないという気持ちが伝わってきました。

ところで、自民党安部政権の過去の戦争への反省の気持ちは、本当はどのようなものでしようか。戦争の愚かさをきっぱりと切り捨てるのではなく、過去の戦争を肯定するような気配が感じられるのは悲しいことです。何故、天皇陛下と同じような気持ちになれないのでしようか?
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2015年4月 6日 (月)

「日本の大和言葉を美しく話す...

最近、読んでいる本です。愛読書のひとつに追加しました!!
いい本です。
日本という風土の中で生まれた心に響く言葉、心に染みる言葉が紹介されています。大和言葉をちょっと使ってみるだけで、豊かで、潤いのある文章にできそうです:こよなく、いみじくも、誼を結ぶ、得も言われぬおいしさ・・など、その一例です。
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「日本の大和言葉を美しく話す...
~こころが通じる和の表現~」(高橋こうじ著)

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繁華街にある桜の木

昨日の4月3日は、桜の見頃だった。好天と陽気な気分に誘われ、平日ではあるが桜見物に出かけた人が多かったに違いない。
最近、桜の木は、公園や街路など、至る所に植えられており、そんなに遠出しなくても、近場であまり苦労をせず桜を楽しむことができる。

昨日、友人と難波の高島屋前で待ち合わせし、どこに飲みに行こうかと、千日前、戎橋、心斎橋界隈を散策しながら歩いていて、千日前にある旧精華小学校跡地前を通りかかった時、いつも閉じられている門が開いており、その前に警備会社の人がお二人いて番をされていた。
「一体何をされているのですか」と聞くと、校庭にある桜を見たいという希望者が多いので、シーズン中、校内への立ち入りを許可しているのだという。

見ると、校庭の北端に3本の桜の木があり、綺麗に咲いていた。もっと沢山の桜の木があれば、もっと賑やかなのであろうが、いつも賑やかに桜が密集した姿を見慣れている私にとっては、少し淋しい感じもした。

しかし大都会の真ん中に位置し、この辺りの繁華街に住んでいる人々にとっては、この3本の桜の木は、数こそ少ないが、寒い冬が去り、待ちに待った春を感じる貴重な存在なのだろうと思った。

どなたかが発案されたのであろうが、地域住民の方々のために、このように校庭を開放することを考えつかれたことに対して、優しい気配りを感じた。因みにこの旧精華小学校跡地は、多くの地権者の意見がまとまらず、まだ将来計画の目途がついていないと聞いている。

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2015年4月 1日 (水)

日本はこのままでいいのだろうか?

日本は本当にこのままでいいのだろうか? 日本の将来について、何らビジョンもなく、ただひたすらに日本を強い国にしたいという一念の下に突き進む首相。これに意見を具申する人もなく、周りはイエスマンばかり。このまま放っておけば、まるで戦時中の大政翼賛会のような雰囲気になりかねない。

戦後、歴代の自民党の首相は、少なくとも憲法を勝手に解釈し、戦争を肯定するようなことは決して口にしなかったし、戦争を肯定するような意思をもっていなかったと思う。また、そのようなことをさせてはならないという国民の側の声も強かった。首相の心の奥には、A級戦犯の祖父の汚名を何とか払拭したいという気持ちがあるように思えてならない。

安倍政権の登場以降、事態は深刻な方向に向かっているように思う。憲法を恣意的に解釈し、戦後70年、戦争なき世界を何とか維持して欲しいという国民の声を無視し、また人類を破滅に導くことが必然の原発利用をやめようとしない態度。マスコミを牽制し、国民の自由な言論を封じようとしている様子。最近では沖縄の民意を無視した態度も気にかかるところだ。

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