エイトワン・異色の若者経営者・大藪崇さん
<エイトワン・異色の若者経営者>
カンブリア宮殿で紹介されていた、「エイトワン」という会社の社長・大籔崇さんには驚かされた。まさに異色の若い経営者(36歳)である。
愛媛大学在学中は、パチンコに明け暮れ、留年も経験。卒業後は、いわゆるニートだった。その時、税理士を目指し、専門学校に進学。その際に投資に目覚め、株で15億円を儲けた。
普通ならば、人にもよるが、これだけのお金があれば、ぐうたらに暮らし、仕事もせず、無為に人生を過ごす者が多いのであろうか。
しかし、彼は違った。その後、ほしい物を一通り手にいれた後は、自問するようになる。経済的な安心は手に入れたが、幸せ感がない。何が本当の幸せだろうか?と。
そこで、人の役に立つこと、世の中を良くすることが自分の使命ではないかと悟る。そして、稼いだ15億円を元に、現在の会社「エイトワン」を設立した。因みに愛媛で会社を起こした理由は、幼い頃に両親と旅行に来て非常に好きになったからだという。
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大藪さんは今、愛媛県で、経営不振の旅館を再建したり、地元の今治タオルや愛媛特産ミカンの生産者など、先行きに不安を感じている人たちと一緒になって、販路拡大のための事業を幅広く展開している。
そして、自分自身はアイデアを出す役目に徹し、実行する人を決め、細かなことはそれぞれの責任者に任すスタイルを実行している。更に最近は、商品が売れず、苦しんでいる他県の地場産業を支援することも始めた。東香川市の「手袋」産業などへの支援もその一つだ。
大藪さんは、まさに地元に元気をもたらしてくれる救世主なのだ。
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このような若者がまだ日本に存在していることは嬉しいことだ。
http://www.eightone.jp/
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