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2015年6月 3日 (水)

三元ラセン管工業(株)を訪問させて頂きました

昨日、フェイスブックで“お近付き”にさせて頂いた三元ラセン管工業(株)社長の高嶋さんを訪問させて頂きました。取材のためです。高嶋さんには、初めてお会いしたのですが、フェイスブックで存じ上げていますので、もう何回もお会いしているように感じました。同社は放出駅から少しばかり歩いた住宅地の中にありました。同社の近辺は往時、町工場がもっと沢山あったそうです。

さて、三元ラセン管工業さんがつくっておられるのは、一般の人が普段目にしないもので、ベローズという伸縮可能な蛇腹状の部品で、真空機器、半導体、更には宇宙関連施設などで使われています。もうひとつは金属製の伸縮可能なフレキシブルチューブで水道やガス菅などで使われています。全て受注生産で、一個からでも受注し、納期最優先でお客さん満足を目指されています。それには、同社が開発した、今までの金型のストックを組み合わせた独自の製法が寄与しています。主な顧客には、他で断られるような特殊な型を求める企業や、新しい製品やシステムを開発する大学関係や研究所が多いそうです。

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髙嶋さんから様々なお話をお聴きしました。経営難も経験し、それを克服するために、当時中小企業が取得するのが困難だったISO9001を社員全員で、独力でつくり上げたこと、多くの改善活動やその他、新入社員の採用なども、社員の自主性に任せていること、残業ゼロを徹底し社員の生活を重視していること、65歳までは同じ給料で働けること、等々。社員を大切にする企業文化が満ちているのを感じました。

このような企業風土があるからこそ、2005年には、大阪市がテクノマスターとして認定した19名の一人として、同社の方が選ばれたり、2009年には、デル社のスモールビジネス賞の受賞をしたり、その他にも数々の賞を受賞することができたのだと思いました。 最後に、工場見学をさせて頂きましたが、工場全体に爽やかが満ちているのが感じられました。

三元ラセン工業(株)

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