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2015年7月13日 (月)

蘆山寺

先日訪れた蘆山寺。紫式部が源氏物語を執筆したところです。
この寺は、京都御所の直ぐ東隣、鴨川との間に挟まれた寺町通りの静かな佇まいの中にありました。
丁度、紫式部をあやかって植えられたという紫の桔梗が、枯山水風な簡素な庭とうまく調和して美しく感じました。
平日であったかも知れませんが、観光客も少なく、ゆっくりと紫式部ゆかりの絵画などを見ながら過ごすことができました。

ここは、紫式部の曾祖父の中納言藤原兼輔から伯父の為頼、父の為時へと伝えられた邸宅でした。紫式部はこの邸宅で一生の大部分を過ごし、ここで結婚生活を送り、一人娘の賢子(かたこ)を育てながら源氏物語を書きました。因みに紫式部は石山寺でも時々過ごし、物語の構想を練ったと言われています。
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蘆山寺は、天台系圓浄宗の大本山で、蘆山寺天台講寺という。比叡山第18世座主・元三大師良源(慈恵大師)が開いた興願金剛院に始まる寺である。天正元年(1573年)に、紫式部邸宅址に移転した。

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