人生は本当に奇縁です・冒険家・鈴木康吉さんとの出逢い・リヤカーを引いて徒歩で日本一周・東日本を完歩!!
人生は本当に奇縁です。
今年の4月17日、娘夫婦との、とある旅行から車で娘夫婦の横浜の自宅へ車で帰る途中、立ち寄った神奈川県大磯の旧吉田邸。吉田邸とは言うまでもなく、戦後の我が国の政治に君臨した故・吉田茂氏が住んでおられ、天皇陛下やGHQの要人、白洲次郎など日本の要人も足を運んだところです。
そこでリヤカーを引いて日本一周を試みようとしている鈴木康吉さんに偶然にお会いしました。吉田邸の見学を終り、私と鈴木さんが、その吉田邸の出入り口でタイミングよく、偶然に出会ったわけです。
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その時、私は鈴木さんの少し奇異な姿に惹きつけられました。「伊能忠敬」「歩いて日本の海岸一回り」という文字が見える看板を掲げたリヤカーを引き、まさに出発しようとしていました。私は好奇心から、「今からどこへ行かれるのですか」と質問しますと、「自分は海岸沿いに日本一周を試みている者です」との返事。
リヤカーに生活用品を収納し、これを手で引き歩く。大体一日20kmの行程で7か月程かけて、北海道から日本海側へ出て名古屋に戻り、それから少し休息後、今度はあと半分の西日本への旅に出るとのこと。ちなみに費用を倹約するため、3日に一度は旅館に泊まり、あとは野宿とのこと。
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とんでもないこと(偉大なこと)をする冒険家に出会ったものだと思い、その時の様子を記事にしてブログにアップしておきました。
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すると、暫くして、5月19日、このブログを見たという、鈴木さんの中学生時代の友人だという「U・Kさん」という女性の方から思いがけない嬉しいメールを頂きました。
その時から「U・Kさん」とのメールでのお付き合いが始まりました。それ以後、「U・Kさん」からの現況レポートをお送り頂き、9回にわたってブログとフェイスブックに投稿してきたわけです。
そして、鈴木さんは、遂に10月24日、日本一周の前半(半分)・東日本 を無事完歩されました。
鈴木さんは、今後一旦休養され、来年の春、「日本沿岸一回り」の後半を再開される予定です。それまでは充分に休養され、日本一周を是非達成して頂きたいと思います。
参照ブログ→ここをクリック
最初の写真は、鈴木さんと出迎えの同級生の方々です。中央の、一段と真っ黒なのが鈴木康吉さんです。次の写真は、出発時点のお見送りの時の写真です(愛知県碧南市への橋・衣浦大橋にて)
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