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2015年11月17日 (火)

専守防衛・平和主義

また痛ましい事件がパリで起こりました。このようなことが起こらない世界になって欲しいと思うのは誰もの願いであると思います。

武力対武力の戦い、力対力の戦いには際限がありません。武力あるいは力によって被害を受けた人たちは、加害者に対して憎悪を感じるでありましよう。加害者の被害意識は容易に消え去るものではありません。このような事態を失くすには、その根源である原因をなくすことが大切なのに世界の指導者たちは、必ずしもそのような行動を取っていません。

そもそもこの根源である原因は、貧困や差別、虐待などに起因するものです。積極的平和主義というのは、日本では安倍政権によって、集団的自衛権という武力を伴うものとして、誤って解釈されていますが、元々の「積極的平和」という言葉の提唱者であるノルウェーの平和学者ヨハン・ガルトゥング氏は、これを、貧困や差別といった構造的な暴力のない状態であると提唱しました。

なぜISという組織が出現したのか。これは複雑な要因が絡み合っていますが、遠因は十字軍、そしてその後の、西欧諸国による中東支配時の政策、特にイギリス、フランスの間で結ばれたサイコス・ピコ協定というオスマントルコを解体し、民族を分断する強引な国境線の設定にありました。その後、旧ソ連によるアフガン侵攻、ブッシュ政権によるイラク攻撃等々が続きました。これらによってイスラム世界に混乱がもたらされ、これが貧困につながり、更に憎悪に変わっていったものです。

結論を急ぎますが、このような時、日本は何をすべきでしようか。日本は、西欧ともイスラム諸国とも異なる多神教の国として、武力はほどほどにして、専守防衛に徹し、貧困や差別、圧政などを失くする意味での積極的平和主義を唱え、このような政策をもって欧米諸国に意見を申す国になって欲しいと考えます。

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