1月15日、西江寺/阿比太神社 どんど焼き
今日、1月15日は、「どんど焼き」の日でした。
私の近所にも「どんど焼き」が行われるところが2カ所あります。一つは箕面滝道にある聖天宮西江寺。ここは修験道の開祖・役行者が創建した寺ですが、聖天宮という名も付いていますように、神仏習合の歴史が色濃く残る寺兼神社です。もう一つは、阿比太神社です。これは、れっきとした神社です。
今日はまず、しめ縄を持って西江寺へ行き、燃やしてもらい無病息災をお祈りしました。次に阿比太神社の様子も見て来ました。どちらも近所の方々が次々に、しめ縄などをもって訪れ、賑わっていました。...
阿比太神社では、小さな子供さんを抱いた若いお母さんが、“だるま”を持って来て、焼いてもらっていました。多分、出産という願いが叶い、今後の家内安全、無病息災を祈るためでしよう。ほほえましく思いました。
下記は、「どんど焼き」について調べた内容です。ご参考まで。
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「どんど焼き」は、小正月である1月15日に行われることが多いのですが、地域によって違いがあるそうです。お正月に飾った門松や注連縄(しめなわ)飾り、書初めなどを、松の内(関東地方では、1月1日~6日、関西地方では14日までとしている地域もある)が明けてから持ち寄って焼きます。「どんど焼き」は通常、神社で行われますが、町内会などでも行われる場合もあります。またお守りやお札、だるまも、神社によっては燃やしていいところがあります。
なぜ「どんど焼き」をするのかといいますと、民俗学的な見地からは、門松や注連飾りによって出迎えたその年の歳神を、それらを焼くことによって炎と共に見送る意味があるとされ、一年の家内安全、無病息災や五穀豊穣を願うものです。お盆にも火を燃やす習俗がありますが、こちらは先祖の霊を迎え、その後送り出す民間習俗が仏教と混合したものと考えられています。どんど焼きの起源は諸説ありますが、平安時代の宮中行事に求めるものもあります。
ところで、その火で焼いた餅を食べる、また、注連飾りなどの灰を持ち帰り自宅の周囲に撒くとその年の病を除くと言われています。また、書き初めを焼いた時に炎が高く上がると字が上達すると言われています。「どんど焼き」の呼び方ですが、門松の中の竹が燃えて割れる音が「どんど」と聞こえることから命名されたそうです。地方によって呼び方が異なり、とんど、とんど焼き、どんど、どんど焼き、左義長(さぎちょう)など様々です。
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