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2016年3月12日 (土)

東日本大震災:天皇陛下のお言葉

(天皇陛下のお言葉)

春が一段と近づいて来たようです。我が家のカンヒザクラも満開です。この桜は大体いつも梅が咲いた後、桜が咲くまでの期間に咲きます。釣り鐘状の花が特徴で、花が下向きに咲きます。沖縄では桜と言えば、このサクラを指すそうです。

 

さて東日本大震災から早くも5年の歳月が過ぎました。行方不明者は2万以上に上り、また約17万人の方が避難生活を余儀なくされています。先日の追悼式には、天皇、皇后両陛下が参列され、お言葉を述べられました。

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そのお言葉を読みますと、「・・このような津波に対してどのような避難の道が確保できるのか暗澹たる気持ちになったことが思い起こされます」「・・今なお、自らの家に帰還できないでいる人々を思うと心が痛みます」「・・被災地で、また避難先で、今日もなお多くの人が苦難の生活を続けています。特に、年々高齢化していく被災者を始めとし、私どもの関心の届かぬ所で、いまだ人知れず苦しんでいる人も多くいるのではないかと心に掛ります」「困難の中にいる人々一人ひとりが取り残されることなく・・・これからも国民が心を一つにして寄り添っていくことが大切と思います」

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天皇陛下のお言葉には、我々と同じ人間として、被災者の方々を思いやる温かい気持ちが込められているように感じました。一方、安倍首相の式辞は、他人がつくったようなものの様で、ありきたりで、政権の自画自賛的なものも混じっていて、心を打ちません。

 

大震災の復興は、一部には進んでいるところもあるようですが、全体としては遅々として進んでいません。安部自民党政権は「創造的復興」を掲げましたが、「創造」どころか「復旧」さえ見通せない状態であると多くの被災地の首長は言われています。

安部自民党政権は、オリンピックや特定秘密保護法案、安保法案(戦争法案)などには熱心ですが、肝心の国民に寄り添った思いやりのある政策には、冷淡なようです。最近の待機児童ゼロ対策などを見れば、それは明白です。
 
これは経済至上主義、国家主義という同党の性格からいって望むのが無理なことかもしれませんが・・・。政権が大震災の幕引きをしているのではないかという声さえも出ています。
 
驚くことに安倍自民党政権は、選挙を意識した政局的な思惑から、民主政権時の原発対応などを検証するというような、重要な復興政策を軽視して、とんでもないムダな作業も始めようとしています。国民は冷静に、高慢で驕りにみちた現政権の政策を監視しなければならないと思います。
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