ロンリネス(ひとりぼっちの寂しさ)とソリチュード(孤独)とは異なる」
「ロンリネス(loneliness)(ひとりぼっちの寂しさ)とソリチュード(solitude)(孤独)とは異なる」
人間は社会的な生き物ですから、一人では生きていけません。しかし時として、集団生活の枠から離れて、積極的に孤独を楽しみ、自分自身の思いが何であるかを考えてみることも大切だと思います。
次のような哲学者・鷲田清一さんの言葉が、このことをぴったりと述べてくれています。...
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「選んだ孤独はよい孤独(フランスの言い習わし)」
人々から見捨てられていると感じることと、世評を気にせず自己のうちに深く沈潜することとは異なる。ロンリネス(loneliness)(ひとりぼっちの寂しさ)とソリチュード(solitude)(孤独)とは全くの別物である。町中で人々と一緒に暮らしながら、ひっそりとした一人の時間を大事にする生き方にも、時として人は惹きつけられる。
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写真の花は、“スパティフィラム”という我が家にある観葉植物です。最近知人から頂きました。独特な花の形がエレガントで、真っ白い花は清楚で気品があります。つややかで鮮やかな葉のグリーンとのコントラストも美しいこの花は、部屋に置くと風水的にも良いとされています。
この花は、ひっそりと孤独を楽しんでいることを感じさせてくれるような花だと、私は感じました。
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