“リヤカーを引き徒歩で日本一周の旅人・鈴木康吉さん” のその後の状況(西日本前半編)
リヤカーを引き徒歩で日本一周の旅をされている鈴木康吉さんと久し振りに芦屋市の芦屋公園でお会いしました。
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愛知県大府市にお住いの鈴木康吉さんが、リヤカーを引き徒歩で東日本を完走されたことは昨年10月27日の記事で述べた通りです。
鈴木さんとの出逢いは全くの奇縁で、昨年の4月17日、娘夫婦と、とある旅行から車で娘夫婦の横浜の自宅へ車で帰る途中、立ち寄った神奈川県大磯の旧吉田邸でお会いしました。吉田邸とは言うまでもなく、戦後の我が国の政界に君臨した故・吉田茂氏が住んでおられたところです。
その時のことをブログにしたためた直後、「このブログを見ました」と、鈴木さんの中学生時代の友人の「U・Kさん」という女性の方から連絡を頂きました。その時から「U・Kさん」とのメールでのお付き合いが始まりました。それ以後、「U・Kさん」から鈴木さんの現況レポートをお送り頂き、9回にわたってブログとフェイスブックに投稿して来ました。
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今年のことですが、鈴木さんは出発に当たって、フェイスブックを始められ、ご自分で歩行記録を発信されることになったので、私からはブログ、フェイスブックでの発信をしていません。
さて残りの西日本の旅についての話に移りますが、都合により今年と来年の2回に分けて歩かれるということで、今年は、3月20日に地元愛知県を出発。敦賀を経て、鳥取、島根、山口、福岡、佐賀、熊本、鹿児島、宮崎、山口、広島、岡山、兵庫、大阪という順序で歩き続けて来ましたが、先日8月26日に芦屋に到着された訳です。それで急遽この連絡を受けて、鈴木さんにお会いするために阪神芦屋駅の直ぐ南にある芦屋公園へ向かいました。
鈴木さんは、添付の写真に示すように、長旅にもかかわらず大変お元気な様子でした。すっかり日焼けし健康そのものでした。旅の苦労話や楽しかった話など、話しが尽きませんでした。途中、公園に散歩に来ておられた二人の女性の方とも一緒になって話が弾みました。鈴木さんの話しを聞いていると、苦労話よりも楽しかったという話の方が多かったように思います。
鈴木さんを見かけ興味をもって話し掛けてくれる人や、食べものを差し入れてくれる人がいたこと、警察から職務質問を受けたが、怪しくない者だとわかった後は身の安全を案じてくれとこと、また北海道では熊に襲われないようにと、皆が安全な寝場所を教えてくれたこと、等々。
ところで全行程を通じて、野宿が殆どで、ホテルでの宿泊はたまにしかしなかったこと、洗濯は小まめにしたこと、コンビニなどで氷を手に入れ冷蔵庫モドキのようものを作り食物を保管したこと、一日を終えて冷えたビールを飲むのは至極の楽しみであったこと、などについても話されていました。
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この後、鈴木さんは間もなく大阪に着き、ひとまず西日本前半の旅を終えます。そして来年の3月から、いよいよ最後の西日本後半の旅、四国と南紀の旅に出掛けられます。
(これまでの東日本の旅の記事はここをご覧ください)
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