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2016年10月

2016年10月31日 (月)

渡辺謙さんも絶叫:日本が、世界の声を無視して核兵器禁止条約に反対

渡辺謙さんも怒りの声。
世界唯一の被爆国である日本が、世界の声を無視して核兵器禁止条約に反対とは!
理念なき政治を行う安部政権に日本の政治を任しておいて大丈夫なのでしようか?

渡辺謙さんの記事

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2016年10月28日 (金)

狭山池:日本最古の灌漑用ため池

10月中旬、“日本最古の”灌漑用ため池である狭山池を訪れました。その広さと背後に生駒山を望む風光明媚な風景に魅了されました。このため池の築造は7世紀前半で、『古事記』や『日本書紀』にも登場します。風光明媚な池としても知られ、『枕草子』には、「さ山の池」という記述が見え多くの歌や絵の題材にもなって来ました。

訪れたのは日曜日ということもあって、堤を散歩する人、ジョギングする人、家族でピクニックに来ている人など、人々の憩いの場所となっていることが窺えました。場所は南海電鉄高野線の大阪狭山市から西へ700mの所にあります。

因みにため池と云えば、香川県仲多度郡にある空海が改修したと伝えられる満濃池が有名ですが、こちらは“日本最大の”灌漑用ため池です。

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狭山池は、飛鳥時代に誕生したため池で、その改修には、奈良時代の行基、鎌倉時代の重源、江戸時代の片桐且元など歴史上の有名な人物がたずさわっています。1400年の歴史を重えた堤、水を取り出す樋、堤の滑りを防ぐ木製枠工などの文化遺産には、各時代の知恵と工夫が活かされています。そして昭和61年から16年の歳月をかけ平成13年には「平成の改修」と呼ばれる工事が行われ、それまで主に灌漑用のため池として利用されていた狭山池が、洪水を調節する機能を持った治水ダムに生まれ変わりました。

因みにこの狭山池は、1704年の大和川の付け替えまでは、現在の大阪市域に至る地域まで灌漑していました。

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近くにある狭山池博物館(入館料は無料)では、このような貴重な文化遺産を未来に継承し、古代からの人々の暮らしに深くかかわってきた「治水」、「かんがい」と土地開発の歴史を、現地から移築した文化遺産を中心に、映像や模型などを使い、わかりやすく紹介されています。圧巻は、改修工事の際に切り出した堤体の実物断面です。歴史を感じさせます。大人にも子供にも大変勉強になるところです。
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2016年10月27日 (木)

原発再稼働と民進党のとるべき道

台湾の蔡英文政権が、2025年までに「原発ゼロ」を実現すると宣言しました。原発災害の当事国である我が国に先駆けてのこの英断に敬意を表したいと思います

一方我が国は、安倍政権の下で、この危険な原発に対するビジョンを持たず、ただ目先の経済的安定のために原発再稼働を進め、民意を無視した行動を取り続けています。


 
しかし、鹿児島県知事選挙や先日の新潟県知事選挙でも明らかなように、反原発の動きは高まっています。このような時、民進党の最大の支持基盤といわれる連合は、電力労連を傘下に有することもありこの動きに反対のようです。

新潟知事選挙では、民進党の蓮舫代表が選挙戦終盤で野田幹事長の制止を振り切って現地応援に入り民進党としては何とか面目を保ちました。これに対して連合の神津会長は怒りを露わにしているそうです。

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民進党は高野氏が言っておられるように、連合との関係を見直し、場合によっては連合依存から脱却すべきだと思います。国民無視で国家主義的政策を推し進める安倍政治の流れを阻止する、市民連合・野党連携以外に民進党再生の道はありません。
 
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連合は、民間大企業の正規社員を中心としていることもあり、自分らの特権的地位を守り賃上げを実現することに夢中で、格差・貧困問題など社会が抱える深刻な問題で闘いの先頭に立つことになど何ら関心がありません。そして実際に組合員の意識調査をすれば、一番多いのは自民党支持で、一般的な世論調査と何ら変わりないそうです。そうであるならば、民進党は一層、連合との関係を絶って新しい時代に合致した支持層を獲得すべきだと思います。

高野孟 氏 の記事

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2016年10月24日 (月)

関ヶ原を訪れ、レストラン「花伊吹」で大変お世話になりました!

先週、朝日旅行のツアー(15名程度の少人数でした)で関ケ原を訪れました。関ケ原へは仕事で来たことがあるのですが、関ヶ原合戦がどのようなところで行われたのかを見るためにやってきたのは初めてです。

関ケ原合戦の舞台となったところは、JR関ケ原駅近辺の、東西南北約4km?のごく狭い場所なのですね。最初に向った笹尾山は西軍を率いる石田光成が陣を置いたところです。そこからの眺めは絶景?でした。家康が陣を置いた桃配山、小西行長の陣、宇喜多秀家の陣、大谷吉継の陣、そして小早川秀秋の陣があった松尾山、等がどこにあったのか等、を見て、昔の出来事に思いを馳せました。

ところで、関ヶ原合戦において、最初は西軍が優勢でしたが、最後は小早川秀秋の裏切りにより戦況が一変し、陣が乱れ、西軍は総崩れとなり敗れ去ったことは皆様ご存じの通りです。今の関ヶ原には、当時の烈しい戦いがなかったかのように長閑な田園風景が広がっていました。

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さて、最後に、昼食を戴いた「花伊吹」というお店で大変お世話になったことを記しておきたいと思います。実は家内が最初に行った笹尾山から下りて、「花伊吹」に着いた時、体調を崩しました。当日は季節外れの暑さも手伝ってか汗をひどくかき、お腹が痛いというのです。熱中症のようでしたが、「花伊吹」の店の方(T・Dさん、T・Aさん)が別室で、毛布や水などを持って来て、親切に介護頂きました。お蔭様で窮地を脱しました。またこの後、博愛病院へ行きましたが、その時もお店のO・Tさんには大変お世話になりました。

このような形で花伊吹さんのようなお店でお世話になったのは初めての経験ですが、誠に心温まる気遣いを頂いたことは旅の思い出として記憶に残したいと思います。

花伊吹→http://www.sekigahara-hanaibuki.com/

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2016年10月19日 (水)

秋の一日

秋の気配がゆっくりと進んでいるのが感じられます。といってもここ数日間は暖かい日が続いていますが。この暖かさの所為か我が家の金木犀も近所の金木犀の開花に遅れてようやく今日、満開となりました。それもいつもより少しばかり遅かったので今年は若しかして咲かないのではないかと心配していましたが良かったです。

1週間前、長女の下の孫娘が通っている幼稚園の運動会がありました。写真は孫娘姉妹で、姉はこの幼稚園の卒業生で今は小学校2年生です。妹も来年は卒業ですのでこの幼稚園の運動会を見るのも今年が最後です。少し淋しい気持ちがしますね。運動会が終わったある日、妹の方の孫娘を連れて箕面の滝へ行って来ました。完走できるかどうか少しばかり不安でしたが、難なく約6kmの行程をこなすことができました。姉の方は今年夏に完走していまので、それに続いての姉妹揃っての完走です。

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新潟知事選 米山氏当選 おめでとうございます。

新潟知事選。原発再稼動反対の米山氏が自民党推薦候補をやぶって当選。この上なく嬉しい。民意を無視し、国家主義的な政治を進める安倍政権の危険で恐ろしい政治に皆が気付き始めたのだろう。自民党支持者の中にも、米山氏に投票した人が多いようだ。

民進党は、自民党推薦候補を応援するという”あるまじき行為”をした連合新潟(電力労連を傘下に持つ)に気兼ねして米山氏推薦を渋ったが、最後には蓮舫さんも米山氏応援に駆けつけ面目を保った。今後、連合新潟のように自己の利益のために反対候補を利する行為は慎むべきである。
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2016年10月11日 (火)

今城塚古代歴史館(継体天皇の陵墓にある歴史館)

昨日の体育の日、高槻市にある今城塚古墳と今城塚古代歴史館へ行って来ました。今城塚古墳は第26代天皇である継体天皇(聖徳太子の直系の曾祖父)の陵墓だと言われています。6世紀前半に築かれた、二重の壕を備える前方後円墳です。

当日は好天に恵まれ、古墳公園は子供たちを伴った家族連れで溢れていました。緑の木々で覆われた中央の墳丘の周りには水壕や埴輪で飾られた堤が取り囲み、美しい景色が広がっていました。

この古墳の発掘は平成9年から10年間にわたり行われたもので、そんなに昔のことではありません。また今城古代歴史館も平成23年に開設したばかりで、古墳づくりの様々な工夫を実大のジオラマ模型や映像を駆使して解説しており、また実物の埴輪や豊富な出土品が沢山陳されていて、大人にも子供にも古墳の歴史を学ぶには絶好の場所だと思いました。このようなスケールが大きく素晴らしいところは今まで見たことがありません。
尚、今城塚古墳へは、阪急富田駅で下車し、女瀬川沿いの遊歩道、約45分程度のウォーキングを楽しみました。
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継体天皇は、近江国髙嶋郡で生まれましたが、父が早く亡くなったため母の故郷である越国(福井県坂井市)で育てられました。そして後継者のいない武烈大王の死によって、王統の断絶という事態に直面した大和王権は、大伴金村大連らが中心となって、応神天皇の五世の孫である継体天皇を擁立しました。
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2016年10月 5日 (水)

「スモールイズビューティフル~人間中心の経済学~」(著者:シューマッハー)について

今、「スモールイズビューティフル~人間中心の経済学~」(著者:シューマッハー)という本を読んでいます。この本は1973年の初版なので、今から40年程前の著作です。著者はこの本で、近代文明が追求して来た「遠く、早く、大きく」に疑問を呈し、このような文明が続くと人間性が損なわれることが多いと述べています。

原子力についても次のように述べていますが、我々日本の原子力の現状についても考えさせられます。人類の未来を考えず、ただ現在の短期的な経済性(電力会社の)のために原発再稼働を進める人たちは何を考えているのでしようか。
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・・・誰もが原子力はよい時期に出現したものと考えたが、原子力の本質について探求する努力はほとんど払われなかった。・・・・経済学という“宗教”は、急激な変化を賛美するものであって、確実によい変化かどうかがはっきりしないものはむやみに歓迎すべきではないという、基本的真理を無視している。・・・・政府も国民も原子力の「採算性」にしか目を向けていない。・・・人類は、廃棄物処理には解決策がないと気づくよりも先...に、原子力に運命を委ねてしまったのではないかという懸念が強い。・・・・
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日本でも女性トップの出現に期待感

近年、海外において、イギリス、北欧、ミョンマー、韓国などで、首相や大統領に就く女性トップが増えて来ている。アメリカでもクリントン大統領の出現が予想される。

日本はどうであろうか。少し後れをとっているようであるが、我が国でも卑弥呼に始まり、推古、皇極、持統、元明、元正、考謙という女帝の時代があった。

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近代では、平塚らいてう(らいちょう)のような優れた女性解放運動家もいた。彼女は『元始、女性は実に太陽であった。真心の人であった。今、女性は月である。他によって生き、他の光によって輝き、病人のような蒼白い顔の月である』という永く人々の記憶に残るような言葉を残し、強いインパクトを社会に与えた。

ごく最近では、小池百合子さん、蓮舫さんのような方が現われ始めた。建て前優先の男性一辺倒の政治の世界にも、本音で政治を語る女性が進出し、議論を交わし、この閉塞感に満ちた日本を改善して頂くことを期待してもいいのかも知れません。
 (備考:写真は「平塚らいてう」)

このような期待感を持つに至ったのは、
             次のようなことからである。
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近年、男女の一般的な性格の違いとして周知されているものに、
1)女性は直観力や感性に優れていて、相手の顔の表情から感情を読み取ることを容易に行うが、男性はこの能力が劣り、時には読み外すことが多い。
2)女性は多弁で、隣人や地域の人とのコミュニケーションを気楽に行う。すなわち女性は誰とでも何でも気楽に話をするが、男性は見知らぬ人との会話にはより慎重である(これに加えて日本人には本音とか建て前とかにこだわり慎重となる性向がある)。・・・等々がある。

この違いは、人類の長い先史時代(縄文時代における狩猟生活の時代)に、男は狩りに出るが孤独で単独で行動し、女は留守をしながら皆でいわゆる“井戸端会議”をしながらお互いに情報を交わし合って生活していたことから生まれた習性を、DNAとして引継いでいるためだと言われている。
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この2)を裏付ける話として、最近BS番組「英雄たちの選択」に、心理学専門家という立場でよく出演されている脳科学者・中野信子さんが次のように述べている;

「女性は脳の「言語野」の容積が男性より大きく、言語能力が高い。男性が一日あたり7千の単語を話すのに対して、女性は2万を超えるという研究結果があります。女性は言語的存在であり、言葉を使って大衆を束ねるリーダーに向いていると言えます。ただ過去の指導者には言葉よりも戦での能力が求められる傾向がありました。その点では男性が有利でした。今後女性の得意な言語能力がより求められるようになると、日本にも女性トップが現れる可能性があります・・・」
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