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2016年10月27日 (木)

原発再稼働と民進党のとるべき道

台湾の蔡英文政権が、2025年までに「原発ゼロ」を実現すると宣言しました。原発災害の当事国である我が国に先駆けてのこの英断に敬意を表したいと思います

一方我が国は、安倍政権の下で、この危険な原発に対するビジョンを持たず、ただ目先の経済的安定のために原発再稼働を進め、民意を無視した行動を取り続けています。


 
しかし、鹿児島県知事選挙や先日の新潟県知事選挙でも明らかなように、反原発の動きは高まっています。このような時、民進党の最大の支持基盤といわれる連合は、電力労連を傘下に有することもありこの動きに反対のようです。

新潟知事選挙では、民進党の蓮舫代表が選挙戦終盤で野田幹事長の制止を振り切って現地応援に入り民進党としては何とか面目を保ちました。これに対して連合の神津会長は怒りを露わにしているそうです。

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民進党は高野氏が言っておられるように、連合との関係を見直し、場合によっては連合依存から脱却すべきだと思います。国民無視で国家主義的政策を推し進める安倍政治の流れを阻止する、市民連合・野党連携以外に民進党再生の道はありません。
 
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連合は、民間大企業の正規社員を中心としていることもあり、自分らの特権的地位を守り賃上げを実現することに夢中で、格差・貧困問題など社会が抱える深刻な問題で闘いの先頭に立つことになど何ら関心がありません。そして実際に組合員の意識調査をすれば、一番多いのは自民党支持で、一般的な世論調査と何ら変わりないそうです。そうであるならば、民進党は一層、連合との関係を絶って新しい時代に合致した支持層を獲得すべきだと思います。

高野孟 氏 の記事

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