巧言令色、鮮なし仁
ある人が言っていました。「人は少しでも寂しくならないと、考えるべきことを考えないものだから」と。
人間、時には集団から離れて静かな場所で、独りで考えてみることも必要ですね。集団やその時の雰囲気で、空気に流されないようにして。特に今は春なのに冷え冷えとしたことが次々と起こり、日本の行く末が案じられます。独りで考えてみたいものです。
論語の中に、「巧言令色(こうげんれいしょく)、鮮(すく)なし仁(じん)」という言葉があります。
口がうまくて、にこにこ笑ってお世辞がうまい人は、いい人のように見えるが、それは表面だけで、実際は人徳が殆どない人が多いものである、という意味です。勿論話し上手で仁徳の厚い人もいますが。
国会での政権党の政治家やその関係者の答弁を聴いていると、詭弁を弄し、話しをはぐらかしたりして、この論語の言葉がなるほど当たっているなあと思ってしまいます。
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