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2017年4月19日 (水)

桜と ”もののあわれ”

<English follows Japanese>
今、日本は桜の季節の真っ只中にあります。満開のところもあれば、これから咲こうとしているところもあります。大阪・箕面の当地では、まだ満開に近い状態ですが、少し散り始めています。

桜の花の短い命に、我々日本人は「ものの哀れ」を感じますが、この「ものの哀れ」を外国の方に説明するのはむつかしいですね。今作成中の  “日本人の心”の中で、「ものの哀れ」を説明している一節です。
(桜が散っている写真はネットから借用しました。)...

<Pathos(哀愁=ものの哀れ:mono no aware)>
桜は初春、散る前のほんの数日間咲くだけである。この咲いてから散るまでの変遷に見る悲しい美が、「ものの哀れ」というものである。桜の花の短い命の悲しい美は、人間の短い人生の「ものの哀れ」に例えられる。平安時代に始まり、ものの哀れの多くの例を文学や美術に見ることができる。仏教の他力も、ものの哀れに影響を及ぼし、より宗教的な感情を与えた。ものの哀れは日本人の美感に深く染み込んだ感傷的な情緒の形といえる。

Cherry blossoms bloom for only a few days in early spring before being blown off the trees. The sad beauty seen in this transition is what is meant by (ものの哀れ).
As with the sad beauty of the brief life of the cherry blossoms, so it is with the (ものの哀れ) of the brief life of humans.
Starting in the Heian Period, one can see many examples of (ものの哀れ) in works of literature and art. The Buddhist concept of (他力)(other power) also came to influence (ものの哀れ), giving it a more religious feeling. (ものの哀れ) is a form of a sentimentalism deeply imbued in the Japanese sense of beauty.
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