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2017年12月20日 (水)

知性に導かれる世界を!:ホセ・ムヒカ元大統領

今執筆中の本の中で「ウルグアイ:“世界で一番貧しい大統領”ホセ・ムヒカを生み出した南米の小さな国」の原稿を書いていて感じたことです。

世界には、ホセ・ムヒカさんのような、私心がなく国民のために働いている素晴らしい人もいるのだと安堵を感じました。政治家には、ある程度の国民の模範たる発言や行動が求められます。

.私見ですが今、各国の大統領や首相級の人で、そのような模範たる人物に値するのは、ドイツのメルケル首相など、僅かです。

たとえば、我が国の安倍首相を見ていても、森友、加計疑惑、詩織さん事件、慰安婦問題などを巡る議論の答弁で、軽率な発言、暴言、嘘、まやかし、はぐらかし、に終始しています。このような、知性に欠け、政治を私物化する姿勢に国民が疑問をもっていることは、自民党の支持率が高くても安倍首相には疑問を呈している世論調査の結果にも表れています。

米のトランプ大統領も、類似した人物です。平和よりも武器商人としての役割を演じたり、一方的にイスラエルの首都移転を宣言したりして、人間の普遍的価値、尊厳、過去の歴史に学び人類が築き、共有してきたものを、無視するような政治家です。

なぜこのような、倫理・正義・道徳などの観点から見て、失格に値するような
人物が選挙で選ばれるのでしようか? 人間の英知や知性はどうなったのでしようか? 一時的なその時の雰囲気や感情で、政治家を選んではいけませんね。選挙に当たっては、慎重に考えて、知性に満ちた政治家を徐々に増やしていく必要があります。

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