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2018年1月

2018年1月25日 (木)

マザーハウス・なんばパークス店訪問

先日、“マザーハウス”なんばパークス店を訪れました。大阪地下鉄・御堂筋線なんば駅から歩いて少しのなんばパークス三階にあります。
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マザーハウス社は、発展途上国の援助において、模範的な役割を演じられている大変立派な企業です。同社は、2006年3月、バングラデシュを生産拠点として、山口絵理子さんによって起業されました。“マザーハウス”という社名は、彼女が尊敬するマザー・テレサの「マザー」と、みんな(そこで働いている人たち)が帰れるような温かい「家」のようなブランドになりたいから、「ハウス」を付けて名付けたられたそうです。
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同社は、「発展途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念の下、途上国にある素材・人材の可能性に光を当てて、モノづくりを続け、バッグなどのアパレル製品や雑貨を生産し、先進国において販売している。その挑戦はバングラデシュだけでなく、ネパールやインドネシアなどにも活動範囲を拡げ、販売国も日本だけでなく、台湾、香港へも広がりを見せている。作ってい...るのは、バングラデシュでは、ジュート製のバッグ、ネパールでは現地のシルクを使ったストール、インドネシアでは、現地に残る伝統の線細工・フィリグリーを使ったジュエリーである。
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写真のなんばパークス店では、ご担当の方からこれらの商品について説明頂きましたが、いずれの商品にも真心を込めて作られたという雰囲気を感じました。

今、書いている本で、マザーハウスを紹介させて頂く予定です。
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2018年1月18日 (木)

「ペンの力」 浅田次郎氏が、言論の自由の危機に際して警鐘!

このような本が目に入りました。
    今の時代を考えさせてくれる本です!!

・「ペンの力」...

  浅田次郎氏が、言論の自由の危機に際して警鐘!
            他人事のように考えてはならない!

・「Yhe 独裁者~国難を呼ぶ男 安倍晋三」&「追及力」
 
  望月衣塑子 氏、森ゆうこ 氏、古賀茂明氏

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2018年1月11日 (木)

早苗ネネさんの 新年 ”和歌うた” コンサート

今年も、京都・高台寺で開催された早苗ネネさんの「“和歌うたコンサート”~愛と平和の祈り~」を家内と一緒に聴いてきました。当日1月8日の京都は、あいにく雨模様でしたが、それほど寒くもなく、ネネさんの清らかで、のびやかな明るい声を聴き、明るく楽しい一年の始めをスタートできたという思いです。

ところで、ネネさんの高台寺でのコンサートは昨年より始まりましたが、このコンサートのことを知ったのは、フェイスブックのお友達である森本紀美さんを通じてです。当日初めて森本さんにもお会いでき嬉しく思いました。...
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会場の高台寺・利生堂は一昨年末完成した八角形の建物で、小さいながらも、内部には釈迦の涅槃図や満月の美しい絵が飾られ、仏教世界の極楽浄土を感じるような雰囲気があります。そのような雰囲気の中で、万葉集の歌詞に合わせて、ネネさんが自らリズムを付けて創られた歌にうっとりとさせられました。

涅槃像を背景としたスクリーンに映し出される、万葉時代を思わせるような草花などの郷愁に満ちた映像が、万葉集の歌詞とうまく調和して、これまた素晴らしいものがありました。日本古来の美しい和歌文化を若い人たちに伝えてゆきたいというネネさんの心意気が強く感じられました。コンサートが終わってからも暫くその余韻に浸ることができました。

  伴奏のピアノやバイオリン、ギター、共演者の “かとうかなこ” さんの、アコーディオンの演奏はネネさんの歌と上手く融合し素晴らしいものがありました。かとうさんのアコーディオンは、クロマチック・アコーディオンというもので、鍵盤でなくボタンを押して弾くもので、フランスの留学で学んだとの由、素晴らしい演奏でした。
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最後に、早苗ネネさんのことについて少し触れておきます。
早苗ネネさんと云えば、1968年から1972年にかけて、“じゅん&ネネ”のポップデュオで活躍されたグループのお一人の方です。「愛するってこわい」「みず色の世界」などのヒットが知られています。なお、このデュオは一旦解散しましたが、2003年に活動を再開しています。

ネネさんは今、お一人でも、すなわちソロでも、“和歌うた”という分野で活躍されています。そして一昨年12月には、「和歌うた 小倉百人一首」をリリースされ、そのCDが発売されました。和歌に興味がある私も早速手に入れました。これは百人一首を美しいメロディにのせて歌うアルバムをアナログ録音したものです。百人一首の全てを、風ものがたり、花のいろは、人の恋しさ、など15のジャンルに分けて取り込んだものです。

ところで、ソロの早苗ネネさんは、“和歌うた”などの活動を、沢山の人の助けを得て、草の根活動を通じてされているそうです。そもそもこのような活動を始めたのは、八丈島の定時制高校在学中、古文の授業で和歌に出会い、その後留学したハワイ大学で、自由表現の試験で和歌を即興で歌ったところ教授より絶賛されたことから、校内のピアノの前に座って、百人一首の数首にメロディをつけ始めたことから始まったそうです。その背景にはネネさんの様々な人生経験も影響しているようです。
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これからもライフワークとして、“いにしへ”の歌人の歌を現代のメロディにのせて歌ってゆきたいと言われています。全国の小中学校にも、この“和歌うた”のアルバムを進呈されているそうです。

ネネさんは歌を通じて、自然保護、エコロジー、戦争のない世界を希求し、講演やエッセイなどの著述もされています。

今回も、高台寺の演奏後、若者たちが乗る、ピースボートに乗って、オーストラリアまでの旅路を水先案内されると言っていました。

(三番目の写真は昨年のものです。今年もコンサートの最初に、高台寺の住職さんが挨拶されました)
    

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2018年1月 2日 (火)

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

昨年は、国内外で予期せぬことが次々と起こった年でした。アメリカにおいては、自国本位の利益のために向う見ずな政治を行うトランプ政権の誕生、我が国においては、安倍政権下での政治を私物化するような腐敗政治の進行と三権分立の形骸化の進行などが進みました。このため、長年にわたって築き上げられてきた道徳観や人間の尊厳が失われていくのではないかと危惧された一年でした。

 

限りない“経済成長”の幻想にとりつかれた人々の下、相変わらず“金”が人生の全てだとされ、人間のもつ崇高な精神性を大切にしようという気運が廃れていくように感じた年でもありました。ガンジーが、かつて「大地は一人ひとりの必要性を満たすだけのものは与えてくれるが、貪欲は満たしてくれない」と説きましたが。この崇高な考えをあざ笑う如くです。

 

また、小さな声が、多数派に飲みこまれ、集団なって人々が不寛容な方向へ転じていくような傾向に場合があるので注意が必要です。「人々が自分で物事を考えずに、物事を人任せにしてしまうところから全体主義が生まれ、独裁者が登場する」と哲学者・ハンナ・アーレントが述べました。このため、1人一人が自分自身の考えをもって、他人が言っているからといってこれに煽られずに、自分というものをしっかりともって対応していくことが必要なことだと改めて感じました。

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現在は、残念ながら反知性的な人々がこの世界をリードしているようですが、このような事態は長続きしないはずです。最後に正義を勝ち取るのは知性です。一人ひとりのしっかりとした意見の確立が求められます。

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