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2018年6月13日 (水)

是枝監督「万引き家族」受賞に思う

第71回カンヌ国際映画祭で、是枝監督の「万引き家族」が最高賞「パルムドール」を受賞しましたが、日本政府からの祝意はありませんでした。今回の受賞を巡っては、仏紙「フィガロ」が安倍首相から祝意が伝えられないことを「是枝監督が政治を批判してきたからだ」と報じていますが、それは当を得たものだと思われます。

  注:フィガロはフランス最古の代表的保守系紙ですが、ナチスドイツに抵抗した歴史が
     あり、中道右派の立ち位置で、良心的保守と言えます。
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安倍政権の下、我が国は一層、弱者に寄り添わない国になろうとしています。このような中、「万引き家族」のように社会の矛盾を描いた映画を、安倍政権が快く思うはずがありません。自分には都合の悪いものには目をつぶりたいという態度が見え見えです。

羽生結弦君のような、自分には楯突かないような人には積極的に国民栄誉賞をあげ、政権の失点を覆い隠すようことをするのは感心しません。多くの国民もそのように思っていると想像されます。羽生君には悪いけれど、受賞を辞退していればもっと彼の人間的価値が上がったものと思われます。
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そして、この度、林芳正文部科学相が文科省に招いて祝意を伝える考えを示したところ、是枝監督が自身のホームページに「公権力とは潔く距離を保つ」と記して辞退を表明。自治体などからの受賞を顕彰したいとの申し出を全て断っていると明かした上で「映画がかつて『国益』や『国策』と一体化し、大きな不幸を招いた過去の反省に立つならば、公権力とは潔く距離を保つというのが正しい振る舞いなのではないか」と述べています。

大層立派な態度だと感じました。特に安倍政権のような右翼国家主義的色彩の強い政治家からの顕彰を受けることに対しての態度としては。

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