なぜこの時期にカジノ法案?
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先日、留学生のYさんが蓮を見たいと以前から言っていたので、万博記念公園・日本庭園にあるハス池へ行って来ました。蓮の花は早朝に咲き昼には閉じるので朝の涼しいうちに出かけました。ここ当分日本列島は酷暑に見舞われていますが、一面に咲く淡いピンクの蓮の花を見ている限りは涼しさを感じました。
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「蓮は泥より出でて泥に染まらず」という中国の成句にあるように、何時みても清らかさと聖性を感じます。仏教では泥水の中から生じ清浄な美しい花を咲かせる姿が仏の智慧や慈悲の象徴とされ、如来像の台座は蓮華をかたどった蓮華座であり、また死後に極楽浄土に往生し、同じ蓮花の上に生まれ変わって身を託すという思想があります。「一蓮托生」という言葉の語源になっているのが肯けます。
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俳優の加藤剛(かとう・ごう)さんが6月に亡くなられた。享年80歳。私には人生の大先輩であり、大好きな、人間性あふれる人格者だった。「人間の条件」でデビュー。代表作は70年から99年まで続いた「大岡越前」。江戸時代という封建社会の中では異色の人間的な奉行・大岡越前の温かい名奉行ぶりを演じた。加藤さんにはうってつけの役であった。
加藤剛さんは、戦争を知る世代として、俳優の仕事を通して平和への思いを伝え続けられた。7人兄弟の6番目として生まれ、静岡の生家の上空をB-29爆撃機が飛んでいく中で少年時代を過ごし、一番上の姉の夫は戦死、優しい2番目の姉は戦後の食糧難の中、結核で亡くした。
「生き残った人間は死んだ人間を決して裏切ってはいけない」という気持ちをもって俳優人生を歩んだという。「今の憲法は、いわば戦争で人生を絶たれた人たちの夢の形見。だから憲法を守り抜くことは、生きている人の使命だと思うのです」とも語っている。
戦争を憎み、平和を運ぶという作品、たとえば「人間の条件」「この子を残して」などに、多く出演した。「この子をのこして」では、長崎で原爆により被爆した放射線医学の永井隆博士を演じた。
安倍政権に対しては直接的な表現を用いて痛罵された。「今の政権は、憲法違反の政権です。アメリカの戦争に協力するため、勝手に憲法の解釈を変えて戦争法を通してしまった」と。
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