万博記念公園・日本庭園にあるハス池
先日、留学生のYさんが蓮を見たいと以前から言っていたので、万博記念公園・日本庭園にあるハス池へ行って来ました。蓮の花は早朝に咲き昼には閉じるので朝の涼しいうちに出かけました。ここ当分日本列島は酷暑に見舞われていますが、一面に咲く淡いピンクの蓮の花を見ている限りは涼しさを感じました。
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「蓮は泥より出でて泥に染まらず」という中国の成句にあるように、何時みても清らかさと聖性を感じます。仏教では泥水の中から生じ清浄な美しい花を咲かせる姿が仏の智慧や慈悲の象徴とされ、如来像の台座は蓮華をかたどった蓮華座であり、また死後に極楽浄土に往生し、同じ蓮花の上に生まれ変わって身を託すという思想があります。「一蓮托生」という言葉の語源になっているのが肯けます。
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