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2018年8月

2018年8月28日 (火)

短歌投稿

先日の日曜日、時々登っている近くの六個山までの散歩を楽しんできました。往復2時間のウォーキングです。汗を流しリフレッシュできました。下界はまだ暑いですが、山中は、爽やかな風も吹き、涼しく感じました。夏の終わりを告げる?ツツツクボウシが鳴いていました。
先週、西日本を縦断した台風20号の影響で、木々が幾本か倒れて道を塞いでいました。落下した小枝や葉が山道に散乱していました。中にはドングリの実をつけたクヌギの枝もありました。

散歩から帰って、地元の某同好会誌への短歌の投稿を終えました。
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「冷房が要らぬ昔が懐かしい酷暑もたらす地球の異変」

「 ”平和”  の語重さ異なる人により陛下最後のお言葉聞いて」
     (天皇陛下と安倍首相)

「カジノでの過ち直ぐに改めて精進結実桃田選手」
  (過ちては改むるに憚ること勿れ。某政治家との違い。)

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2018年8月24日 (金)

金足農の活躍

現在の日本には、政治の世界を初めとして、高潔性という言葉が失われつつありますが、今年の全国高校選手権大会を見ていて、その高潔性が若者の間に失われずに存在しているのを感じ安堵しました。

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全国高校選手権大会は、大阪桐蔭高校が史上初となる2度目の春夏連覇を遂げました。一方、秋田勢として103年ぶりに決勝進出した金足農の活躍には目を見張るものがありました。金足農高校はメンバー全員が地元出身です。本来はこうあるべきなのだろうと思いました。

農業教育を通じて身につけた粘り強さが身上である高校が、都会の強豪校と互角に戦ったことに大きな意義を感じました。地元の町内会長さんは「人口減に悩む秋田に元気を与えてくれた」と話しています。郷土の人々を元気づけた功績は大きい。

金足農校が弱者というわけではありませんが、世間も弱者が強者に立ち向かうという姿を思い浮かべ盛り上がったようです。今回、殆ど一人で投げ抜いた吉田輝星投手は、プロを目指し巨人に入りたいと語っていますが、巨人だけは行かないで頂きたいと思います。巨人では彼の本領を発揮できないでしよう。プロに入るならば、地方球団に入り活躍して欲しいものです。



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2018年8月13日 (月)

バドミントン・桃田賢斗選手の快挙の裏に「過ちては改むるに憚ること勿れ」あり!

<バドミントン・桃田賢斗選手の快挙の裏に「過ちては改むるに憚ること勿れ」あり!>
Momota Kento has achieved the outstanding feat of winning the world badminton championship. There is a proverb“It is never too late to correct a mistake.”This is just the word for him. 

バドミントンの桃田賢斗選手が素晴らしい!世界選手権で男子日本選手としては初めての王座に輝いた。桃田選手といえば、2016年4月、違法カジノに通っていたことが判明し、無期限の出場停止処分を受けた人である。そのため夏のリオジャネイロ五輪出場の権利は突如として剥奪された。しかしそのような逆境を越えて彼は、2年を経た今、素晴らしい快挙を果たしたのだ。
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「過ちては改むるに憚ること勿れ」(論語)という言葉がある。私は桃田選手の出場停止処分後の言動を見て、この言葉が直ぐに思い浮かんだ。彼が謙虚に過ちを改める態度に感動した。何故これほどまでに感動したのか? それは、安倍首相との対比に於いてである。スポーツ界と政治の世界という違いがあるにせよ、幾度も嘘を平気で言い、何ら改めるところのない安倍首相の傲慢な態度に対して、桃田選手に、純粋さ、謙虚さ、人間としての優しさを感じたからである。人間は本来、かくあるべきだと思った。一国の総理大臣と一介のスポーツ選手との対比を馬鹿げたことだという人がいるかも知れない。しかし人間としては同じである。地位の高い者が徳を兼ね備えているわけではないのだ。否、その逆であることが多いのだ。
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桃田選手が今日に至るまでを振り返ってみたい。(朝日新聞記事を参照)
香川県出身の桃田は親元を離れ、バドミントンの強化に力を入れていた中高一貫制の福島・富岡一中に入った。その当時の本多裕樹監督は「技術で僕が教えられることは殆どなかった」と述懐している。インドネシア人コーチは「この子が日本バドミントン界の歴史を変える」と言った。シャネルとネットの一番上に当て、相手コートに落とすような繊細なショットを身につける練習は誰よりも遅くまでやった。高校3年で世界ジュニア選手権を制し、NTT東日本へ。世界ランクは2位まで上がった。髪を金色に染め、派手なネックレスをつけた。「きらびやかな生活をしてバドミントン選手の地位を上げたい」とも言った。そして、カジノ通いによる出場停止という突然の破局。こんな場合、人は自暴自棄になることが多い。
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しかし彼は違った。彼が本来、謙虚というものを持ち合わせていたのだろう。それだからこそ周囲の人も彼を責めなかったのだ。失意の奈落に陥った時、家族は何も説教がましいことも言わなかったし、出勤停止明けに出社した時も、会った人は暖かく声を掛けてくれた。地元のバドミントン教室に参加した時も「どう迎えられるか、びくびくしていた」というが、予想に反して温かく迎えられた。トップ選手のプライドを捨て、練習の合間に落ちているシャトルを拾って回り、得点板を出す仕事も買って出た。長いラリーをしてわざと負け、会場を盛り上げるようなこともした。処分期間中、彼はひたすら走っていた。NTT東日本も須賀隆弘監督は「目標もないのに、よくここまでやるな」と思ったそうだ。彼は「バドミントンをやらせてもらえる環境があるだけで、幸せだった」と今までとは異なる姿勢を見せている。
そして、今年7月、復帰直後282位だった世界ランクは6位にまで上がった。
かつて華やかな生活を求めた彼は、「華やかな生活ではなく、プレーや立ち振る舞いで、教室で一緒にシャトルを打ち合ったジュニア選手たちの手本になりたい」と話す。
そして先日、彼の2年間にわたる精進が結実した。バドミントン世界選手権で日本男子史上初の優勝を飾った。嫌いだった筋力トレーニングで地道に下半身を鍛え、本来の技術にスピードが加わった。バドミントン界の歴史を変えると言われた逸材が、過ちとしっかりと向き合ってきたことに天も味方したのだ。心技体を兼ね備えたとも言える。
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今、安倍政権の下で実施されようとしているカジノ奨励法案。桃田選手には、このような悪を助長する法案には断固として反対意見を述べてもらいたいものだ。

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2018年8月 9日 (木)

翁長雄志沖縄県知事、ご逝去

翁長雄志沖縄県知事がお亡くなりになりました。

大変残念です。

沖縄の将来を真に考えておられた方でした。

心からご冥福をお祈り申し上げます。

オール沖縄の下、翁長雄志さんのご遺志を

引き継がれた方が弔い合戦に勝利して頂くことを

切に願っています。
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2018年8月 7日 (火)

ハリー・ベラフォンテ と、「We are The World」

“ハリー・ベラフォンテ”と言っても、若い方の中には知らない人が多いかも知れない。Day-o,day-ay-ay-0(ディ・オー・エイ・エイ・エイ・オー)と始まる「バナナ・ボート」(1956年発売)を唄っていた黒人歌手である。私はこのレコードを当時、買い求めたのでよく覚えている。この歌は日本では浜村美智子さんも唄っていたので、陽気な歌と勘違いされるかもしれないが、実は、バナナを積み出す港で荷役に従事していたジャマイカの人々の悲しい労働歌なのである。
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先日、アナザー・ストーリーズがテレビで放映されていたのを観て、この“ハリー・ベラフォンテ”さん(現在91歳で御健在)の呼びかけで、「We are The World」という曲が作られたことを恥ずかしながら初めて知りました。...

1985年、エチオピア大飢饉を救うため米国の一流歌手(スーパースター)が、ジャンル、性、政治的主張を乗り越えて集結して10時間にも及ぶレコーディングした結果、この歌が生まれました。

現在、国内外を問わず、人々がお互いに争い、人間としての尊厳が軽視されるような風潮が強い中で、かつてこのような優しい心温まる試みがあったことに感動しました!

参加したメンバーの中には、マイケル・ジャックソン、レイチャールズ、ボブディラン、ダイアナ・ロス、シーラ・E、プリンスなどがいる。マイケル・ジャックソンは、「僕の全身全霊をここに注ぎ込むことに決めた」と語っていたという。それぞれレコード会社に属していた彼らは全てノーギャラで、「銃声よりも歌を!」を掛け声に歌ったと言われている。ところでこの歌の立役者・ハリー・ベラフォンテさんは今、UNISEFの親善大使をされている。
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因みに「We are The World」の歌詞は次の通りです。

There comes a time when we hear a certain call
When the world must come together as one
There are people dying
And it’s time to lend a hand to life
The greatest gift of all

今こそ呼ぶ声を聴く時
世界が一つになるべき時
死にゆく人々がいるから
今こそ手を差し伸べる時なんだ
命という素晴らしい贈り物へ向けて

We can't go on pretending day by day
That someone, somewhere will soon make a change
We are all a part of Gods great big family
And the truth, you know,
Love is all we need.

知らないふりをして日々を送るのはもう終わりさ
誰かが、どこかで変えてくれるなんてのは
僕らはみな神の一部であり家族なのだから
それが真実なんだ、わかるだろ
愛こそが本当に僕らが必要としているものなんだ

[Chorus]
  We are the world, we are the children
  We are the ones who make a brighter day
  So let’s start giving
  There's a choice we're making
  We're saving our own lives
  It’s true we'll make a better day
  Just you and me

僕らは世界とひとつ、僕らは子供
僕らこそが 輝ける明日を作り出せるんだ
だから与えることを始めよう
僕らの選択が創りだす
それは自分たちの人生を救うことで
それこそが真に良い日々を作るんだ
君と僕からはじめよう

Send them your heart so they'll know that someone cares
And their lives will be stronger and free
As God has shown us by turning stones to bread
So we all must lend a helping hand

君の心を伝えるのさ そうすれば彼らは誰かが助けてくれることを知るだろう
そして彼らの生は強く自由になってゆく
神が石をパンに変えることで示してくれたように
僕らも救いの手を差し伸べる時なんだ

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