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2018年10月 8日 (月)

“ノーベル平和賞には、このような人達こそ選ばれるべきだ”、と言うに相応しいお二人が2018年のノーベル平和賞に輝いた。

“ノーベル平和賞には、このような人達こそ選ばれるべきだ”、と言うに相応しいお二人が2018年のノーベル平和賞に輝いた。
アフリカ・コンゴ民主共和国(旧ザイール)の婦人科医デニ・ムクウェゲさん(63)と、過激派組織ISによる性暴力被害者で、被害者の救済を訴えるイラクの少数派ヤジディ教徒のナディア・ムラド・バセ・タハさん(25)だ。
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ムクウェゲさんは、内戦状態が続くコンゴ東部で武装勢力の戦闘員らによるレイプ被害を受けた女性らを救うため、数万人の被害女性らの合併症などを治療してきた。
ムラドさんは、ISに故郷の村が襲われ、6人の兄弟と母親を殺害されるとともに、拉致された。性奴隷として人身売買されるが、脱出し、その後人身売買の被害者らの尊厳を訴える国連親善大使に就任した。...
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ノーベル委員会は授賞の理由として、このような性暴力撲滅への行動を起こすための世界の意識向上を目指したという。受賞選考委員会のライスアンデシェン委員長は、「性暴力の被害者の苦しみを語ることで、一人の市民であっても平和に貢献する格段の努力ができることを示したかった」と語っている。

同氏は、旧日本軍の慰安婦問題にも触れ、「高齢になった韓国の女性たちが、勇気を出して何が起きたかを語った。彼女たちも性暴力の被害者だ」と述べた。最近、大阪市長が、慰安婦像の設置を巡って、サンフランシスコ市との姉妹都市契約を破棄しようとしていることは、過去の不都合を覆い隠したいという、右翼政治家に支配された日本政府の意図を背景としており、今回のノーベル平和賞の動きとは著しく異なり、嘆かわしいことである。

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