フランスのデモに学ぶ
髙﨑順子さんのレポートは、今回のフランスでのデモの核心をとらえていると思いました。
日本で伝えられているデモの様子とは非常に異なっています。まさに国民の正当な権利を行使しており、暴徒化しているのは極く一部の人間で、街の商店などへの破壊を望んでおらず、正当で整然としたデモについては、多くの国民は好意的な意見を投げかけているということです。フランス革命で得られた自由・平等・友愛の共和国理念の下に、議論と対話を重視し、話を聞かない相手に耳を傾けさせる手段の一つとして「デモ」を使用しているようです。そして政権側も、一方的にデモを抑圧するのではなく、譲歩の動きを示しているところに、日本との違い(特に安倍政権下の独裁政治との違い)を感じますね。
このフランスの民主的デモが、極右及び極左の国家主義者に利用されないことを祈っています!
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