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2019年1月

2019年1月30日 (水)

神奈川県・逗子市で蕎麦屋「石臼そば」を営むバングラデシュ出身・ムハンマド・チョウドリさん⇒ 拙著「尊ぶべきは、小さな社会と細やかな心~Small is Beautiful~」で紹介!

拙著「尊ぶべきは、小さな社会と細やかな心~Small is Beautiful~」、https://amzn.to/2PtlpUZ(アマゾンで発売中)の第7章で、「日本の細やかで精緻な文化に魅せれた外国人」として、4人の外国人の方を紹介していますが、今回は、その中の一人、ムハンマド・チョウドリさん(バングラデシュ)(face-bookでは、Rezaul Karim さんという名前で出ています)を紹介します。
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彼は、日本在住歴23年、神奈川県逗子市で蕎麦屋「石臼そば」を営む“蕎麦職人”兼“店主”です。この店は地元では大変な人気店です。家族は同郷の奥さんと娘さん二人で、一緒に逗子に住み、日本の生活にはすっかり馴染んでいます。流暢な日本語は日本人と間違えそうなほどです。

彼は来日後、日本の大学で経済学を学んでいました。大学の先生に連れられて、時々日本文化の勉強のために各地を訪問していましたが、ある時、たまたま入った蕎麦屋さんで初めて蕎麦を知り、蕎麦の持つ奥深さを知り、蕎麦という日本文化に惹かれました。そして「蕎麦に人生を...賭けよう」と決意したそうです。
“彼の蕎麦づくりのこだわり”は相当なもので、常連客によると「日本人がつくったものよりよっぽど美味しい」という評判です。
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彼の好きな文字は「心」だそうです。彼は逗子の人々に愛され、日本社会にうまく溶け込んでいます。異国の地でここまでやって来られたのは、言葉の壁を乗り越えられる逗子の人々の「心」を感じたからだといいます。私は、彼とはまだメールと電話での連絡だけですが、その内、状況の節は是非とも逗子を訪れ、彼のつくった蕎麦を食べたいと思っています(私も若い時代、逗子に住んでいました)。
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2019年1月26日 (土)

新潟県・関川村で日本人の夫と共に農業を営む、川崎パトリシアさん⇒拙著「尊ぶべきは、小さな社会と細やかな心~Small is Beautiful~」で、「日本の細やかで精緻な文化に魅せれた外国人」として、4人の外国人の方を紹介しています。

拙著「尊ぶべきは、小さな社会と細やかな心~Small is Beautiful~」、https://amzn.to/2PtlpUZ(アマゾンで発売中)の第7章で、「日本の細やかで精緻な文化に魅せれた外国人」として、4人の外国人の方を紹介していますが、今回、その中の一人、川崎パトリシアさん(アメリカ)について紹介します。
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彼女は今、新潟県関川村で日本人の夫と共に、人生の棲家として日本を選び、農薬や機械に頼らない農業を営みながら、日本人の夫と子供たちに囲まれた生活を送っています。日本を選ぶきっかけとなったのは、漫画家 高橋留美子さんの独創性あふれた漫画だそうです。そして、京都精華大学マンガ学部でマンガを学んで後、帰国する予定でしたが、“自然との繋がりを大切にしている日本の良さ”に共鳴し、夫が農業を目指したことから、彼女も農業の道を選びました。

彼女の好きな文字は、「素=Simple」。四季に応じた自然との繋がりを大切にする、シンプルな暮らし、いわば、“侘び寂び”が感じられるような生活をしたいと考えています。そして今、農...業に親しんだ暮らしをしながら、小さな関川村の魅力、更には日本の魅力を海外に紹介したいと考え、下記の『Sparkle』という冊子を、編集者として発行しています。

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出版後、彼女から次のような便りを頂きましたので、書き添えておきます。

「素敵な本、無事に届きました。そのテーマが、私たち一家が最近よく頭を巡らせているテーマとぴったり一致するもので、多方面からそのテーマに迫る読みやすい文面が素晴らしい一冊となっています。八木様の本に私などのことを載せていただいて、光栄です。」

 
What a Wonderful Place  こんなに、いいとこだから。 はじめまして。川﨑 Pattyです。 新潟の県北にある雪深い農村、関川村に住んで8年になります。私の地元のツーソン市(米国、アリゾナ州)と正反対の環境ですが、この村が....

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2019年1月21日 (月)

日本が売られる とんでもないこと!

今、読んでいます!

政治・経済の分野で、国民の一人一人が、独裁的で知性に欠ける政治家に委ねることの危険性を悟り、真剣に自分で考えなければならない時が来ているように思います。

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アメリカ民主党 Bernie Sanders(サンダース)上院議員、トランプ大統領によるメキシコとの国境の壁を、racist border wall と非難!

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2019年1月 8日 (火)

京都・高台寺利生堂で催された“早苗ネネさんの『和歌うた』コンサート”

京都・高台寺利生堂で催された“早苗ネネさんの『和歌うた』コンサート”へ今年も行ってきました。ご存じの方も多いと思いますが、早苗ネネさんは、1968年から1972年にかけて、“じゅん&ネネ”のポップデュオで活躍されたグループのお一人の方です。そのネネさんが『和歌うた』という新分野を切り拓かれ活躍されています。『和歌うた 小倉百人一首』などの作品があります。

I went to a Waka-Uta (和歌うた) concert by Sanae-nene-san(早苗ネネ), which was held at Kodaiji-temple in Kyoto. Waka(和歌) is a 31-syllable Japanese poem.  

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さて、今年もネネさんの美しく、のびやかで、澄みきった歌声に、“百人一首の句”を重ね併せ聞いて酔い痴れました。日本古来の美しい和歌文化を若い人たちに伝えてゆきたいというネネさんの心意気が強く感じられます。ところで、利生堂は、小さいながらも、内部には釈迦の涅槃図や満月の美しい絵が描かれ、仏教世界の極楽浄土を感じるような雰囲気があります。そのような雰囲気の中でのネネさんの歌声は私を神秘的な境地に向わさせてくれました。

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今年は、ゲストとして、歌手の歌枕直美さん、弾き語り奏者の阿武野逢世さん、オカリナ奏者の鈴江先子さん、シンガーの山口真衣花さんが出演され、和歌を中心とした多様な音楽を観賞できました。歌枕直美さんは、万葉集を中心として歌われ、海外でも公演されている方です。阿武野さん、鈴江さん、山口さん、による坂本龍馬、お龍さんの和歌歌も大変珍しく、興味深いものがありました。コンサートの終盤、ネネさんと歌枕さんとの万葉集歌共演は圧巻でした!最後は、peace peace peace の合唱で締め括られ、素晴らしいコンサートでした。

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今回のコンサートには、オーストラリアの日本文化研究家であるJannさんをお誘いしました。11月出版の拙著『尊ぶべきは、小さな社会と細やかな心』に登場頂いた方です。最後の写真は、コンサート前に、家内共々Jannさんと食事をした明保野亭(坂本龍馬ゆかりの店)です。尚、Jannさんは感想として、Music is a universal language. であるので、大変勉強になり、楽しかったと、述べて頂きました。そうです!音楽に国境はありません(Music has no borders.)。

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2019年1月 1日 (火)

2019年1月1日 明けましておめでとうございます。

2019年1月1日

明けましておめでとうございます。

本年も皆様のご多幸とご繁栄を心からお祈り申し上げます。

Happy New Year,

I wish all of you a happy, prosperous New Year for 2019.

I hope it turns out to be your best year ever!

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毎年 元旦になると、「万葉集」の最後を飾る大伴家持の歌が思い浮かびます。

「新しき 年の初めの 初春の

   今日降る雪の いやしけ吉事(よごと)」(巻204516

(新しい年の初めの初春の今日、めでたくも降る雪のように、良いことが重なってほしい)

左遷され、因幡守(鳥取県知事に相当)となり、都から離れて淋しく暮らす大伴家持が、795年 正月元旦、何か良い転機が訪れることを期待して歌ったものと言われています。昔、正月に降る雪は、その年が、豊年になる前兆だと言われていました。

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今、国内外を問わず、反知性的な政治家によって、国民の意思を無視した無責任な政治が横行している感があります。国民の望まないことが次から次へとなされ、不安を感じます。しかし、この歌のように、希望を失わず、人類が英知を取り戻し、よりよい世界になることを願っています。

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