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2019年2月

2019年2月26日 (火)

沖縄県民投票。辺野古埋め立て、反対72%。自民党支持層19%に激減!

沖縄県民投票で、辺野古埋め立て反対が72%(賛成は19%)と圧倒的な大差をつけ、安倍政権が進める政策にNOが突き付けられた。投票率は約53%に達した。

すべての年代層で、反対が圧倒的多数を占め、自民党支持層でさえ約半数の45%が反対した。また今回の県民投票で、自民党支持層は、昨年9月の県知事選の33%から19%に激減した。

このような結果が出たのにもかかわらず安倍政権は、埋め立て工事を続行させている。安倍首相の「真摯に沖縄の人々に寄り添う」という聞き馴れた偽りの言葉が空しく聞こえる。そこには、国家の施策を優先し、個人の自由・尊厳を軽視する冷酷な右翼国家主義者の顔が垣間見える。
 
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自民党の人々が安倍首相のような冷淡な人物ばかりというわけではない。沖縄問題も含め、日本の政治がおかしくなったのは、岸信介元首相の信条を頑迷に貫く安倍首相になってからである。これは、自民党傍流(亜流)と言える。

これに対して自民党には、吉田首相、池田首相、石橋首相などを源流とし、憲法観、安保政策、歴史認識などにおいて、反国家主義的政策を掲げ、戦後の長い間、日本を牽引して来た自民党主流がある。この流派は、憲法9条擁護、過去の侵略戦争批判、小国主義といったところに特徴がある。橋本龍太郎首相も、この自民党主流の流れにある人であった。クリントン大統領と向き合い普天間返還の対米交渉に心血を注いだ。この後を継いだ小渕首相も同様である。その後、安倍政権が登場してから急におかしくなった。

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この先、沖縄問題に明るい望みを持てるとすれば、自民党が、本来の自民党主流の流れを取り戻した時だろう。そしてアメリカと粘り強く沖縄の人々の民意に沿った対米交渉をすることだろう。安倍政権が続く限り、期待感は全くない。何事も同じだが、組織というものはトップが変らない限り何も変わらない。

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2019年2月22日 (金)

1967年(昭和42年)頃の ”まほうびんの花柄ブーム”のこと

2月初め、大阪販売士協会の皆様と一緒に、天満近くにある“まほう びん記念館”を訪れた時、その一角に、「1967年(昭和42年)“まほう びんに花を咲かせる”」というコーナーがありました。
案内して頂いた方の説明を聞いていると、昭和42年頃、魔法瓶の花柄ブームがあって各社とも花柄の卓上用魔法瓶を競って出品したとのこと。因みにこの花柄のデザインは、結婚適齢期の若い女性によるものだとの説明がありました。
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その時私は、これは私の亡き姉がデザインしたものであることを思い出しました。姉が、これらの花柄のデザインの全てを考えたのか、一部を考えたのかは定かではありませんが、当時、我が家にも魔法瓶がありましたが、これは自分がデザインしたのだと、言っていたことを思い出しました。この時分、姉はある企業にアパレル関係のデザイナーとして勤めているか、あるいはその後独立して大阪・本町でデザイン事務所を開設していました。
私は6人兄弟の一番下で、この姉は一番上で長女、私より14才上、私が子どもの時は、母親のような存在でした。姉は絵が好きで、近くの...小学校の絵画教室(画家・平通武男氏主催)に通っていましたが、私も一緒に連れられて通っていました。
最後の写真は姉の著作です。

懐かしい思い出です!

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バイマーヤンジン(Bema Yangjan)さん(チベット民謡歌手)のこと

先ず申し上げたいのは、先日、2月9日(土)、大阪府千里中央にあるウィステリア千里中央で開催されたコンサートに参加して、バイマーヤンジンさんが、日本でただ一人のチベット歌手で、様々な場で活躍されている方であることを初めて知りました。このコンサートには、新聞広告に織り込まれていたチラシ(3番目の写真)を見て応募しました。コンサートは、彼女とピアニスト・高瀬佳子さんとの共演でした。演奏中の、お二人の言葉のやり取りには、”仲良しさ” が漂い、楽しく感じられました!

The other day, I went to hear a concert by Bema Yangjan, Tibetan singer and Takase Yoshiko, pianist. I was captivated by her beautiful, vigorous, fresh voice and her humorous talk. ...
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彼女は、1994年に来日し、以降25年間、大阪府吹田市南千里で、日本人の夫の家族と一緒に暮らしておられます。息子さんも立派に育ち、今主婦として、歌手として、講演講師として多忙な毎日を送られています。

さて、歌にトークを交えた彼女のコンサートは素晴らしいものでした。歌の方は、チベットの民謡に日本の懐かしい歌を交えたものでした。厳しいチベットの大自然の中で育まれた、美しく、力強く、しかもみずみずしい彼女の歌声に魅了されました。日本の歌では、「浜辺の歌」や「春」などを唄ってくれました。トークの方は(勿論日本語ですが)、これまたお上手で、ユーモア溢れた語り振りは、聴衆をひと時も飽きさせない素晴らしいものでした。
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バイマーヤンジンさんは、チベットの片田舎で、貧しい遊牧民の子として生まれました。兄弟姉妹は11人で彼女はその9番目でした。貧しい中、いじめにも遭いました。しかし家族の支えを得て、何とか高等教育を受けることができ、その後、四川音楽大学を卒業しました。この頃、現在の日本人の夫と出会い、結婚し来日しました。

日本に来てからも大変でした。日本語という言語の難解さ、日本語表現の多様性には苦労しました。しかし今は、そのように苦労したお蔭で、日本の文化の繊細さを知るいい機会となったと語っています。日本での夫の家族との生活も最初は文化の違いで大変苦労しました。「おしん」や「岸壁の母」などの映画を見て日本文化を理解しようと努めました。
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今の自分があるのは、貧しい中、教育を受けさせてくれた両親や社会のお蔭だといいます。そのため、故郷チベットに「教育という恩返しをしたい!」「チベットに学校を!」という思いから、1997年から学校建設のため、近所のロッテリアでのアルバイトなどで貯めたお金を故郷に寄付し、今まで、小学校9校、中学校1校を建設しました。

そして本業の歌手活動では、チベットの音楽や文化を紹介するため、日本国内の各地やアメリカなどで、コンサートを開催しています。特に2011年の東日本大震災後、「今までチベットのためにご支援頂いた日本の皆様への恩返し」として、被災地での支援活動、支援のためのチャリティコンサート等々、精力的に活動されています。
また、彼女は、自分の半生を綴った、「幸せへの近道~チベットの嫁から見た日本と故郷」という本も出版しています。
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今、我が国においては残念ながら、富の追求には熱心だが、他者への敬意と思いやりが若干欠けているような雰囲気があるように感じられます。そのような中、バイマーヤンジンさんのような生き方を知って、日本人はもっと原点に還って、自省しなければならないのではないかという思いに駆られました。

最後に、彼女のことを知っていれば、拙著「尊ぶべきは、小さな社会と細やかな心~Small is Beautiful」https://amzn.to/2PtlpUZ にご登場頂きかったと思う次第です。

 
画像に含まれている可能性があるもの:バイマー ヤンジンさん、スマイル、立ってる
画像に含まれている可能性があるもの:1人、スマイル
画像に含まれている可能性があるもの:9人、バイマー ヤンジンさんを含む、、スマイル

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フェイスブックの友人 阿部恒雄さん(一般社団法人 リベラ 代表理事・エディター)が、私の著作を紹介してくれました!

フェイスブックの友人 阿部恒雄さん(一般社団法人 リベラ 代表理事・エディター)が、私の著作を紹介してくれました!

写真の説明はありません。
阿部 恒雄

おはようございます。

 経済成長一辺倒や自己本位の社会から、共助の精神で小さくとも細やかな社会や組織への回帰。今こそそうした考えが最も必要なのではないでしょうか−。
 FBFで関西に住む社会活動・文筆家の八木芳昭さんは本来の社会のコミュニケーションのあり方を問い、「物でなく、精神的なものを大切にする社会を一緒に考えてみ...ませんか」と呼びかけています。
 そうした考えを取材活動でまとめた著書『尊ぶべきは、小さな社会と細やかな心』(Book Trip)をこのほど上梓しました。
 限りなく経済成長を志向した人間社会が辿ってきた道。その結果、生まれた貧富の差の拡大。本来の人間的な生き方への回帰を、地方や地域の事例、グローバル時代の世界にあっても存在感を感じる小国の取り組み、輝く組織・集団・個人、日本の細やかで精緻な文化に魅せられた外国人の生き方などを通して問うています。
 八木さんが志向するSmall Beautiful。いったい何のために生まれてきたのか。私にとって「生き方」を見直すきっかけとなる指針の本でした。

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川崎パトリシアさんが、私の著作について、下記のような感想を書いて頂いたので、改めて彼女を紹介させて頂きます!

川崎パトリシアさん(アメリカ出身)については、1月26日に書いた記事で紹介しました。今回彼女に、私の著作について、下記のような感想を書いて頂いたので、この機会を借りて、改めて簡単に彼女を紹介させて頂きます!
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川崎パトリシアさんのことは、BS番組「ワタシが日本に住む理由」で知りました。丁度その番組を見ていた時、この本の構想中で、外国の方に登場して頂き、日本についてどのような思いを抱かれているか、語って頂こうと考えていました。それで、彼女に取材を申し込んだわけです。原稿は、私がたたき台を作成し、彼女の思いも取り入れて、出来上がりました。いわば共同作業のような形でした。
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  日本のマンガに興味を抱いて来日した彼女は今、新潟県関川村で日本人の夫と共に、人生の棲家として日本を選び、農薬や機械に頼らない農業を営みながら、日本人の夫と子供たちに囲まれた生活を送っています。...
彼女の好きな文字は、「素=Simple」。彼女は、四季に応じた自然との繋がりを大切にする、日本的なシンプルな暮らし、いわば、“侘び寂び”が感じられるような生活をしたいと考えており、それを実現しています。そして、農業に親しんだ暮らしをしながら、小さな関川村の魅力、更には日本の魅力を海外に紹介したいと考え、『Sparkle』という冊子を、編集者として発行しています。

川崎 パティさんは八木 芳昭さんと一緒にいます。
世界が抱えている問題の心髄はどこにあるのか。
誰1人にも、指さしで責任を負わせるようなことをしないで、
その心髄をわかりやすく、優しく伝える素晴らしい本に、
私も登場させていただきました。光栄です。
私はただでもらちゃったけど、...
皆さんは買ってね。ナンチャッテ。
amazon.co.jp
 
「尊ぶべきは、小さな社会と細やかな心 ~Small is Beautiful 今、小さな、細やかな、社会・組織への回帰が叫ばれている!~」(ブックトリップ)

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池江璃花子さんの病気療養について感じたこと。

競泳女子のエース、池江璃花子さんが白血病を患い、今後、病気療養に専念すると、自身のツイッターで発表しました。残念なことです!日本国民なら誰しもそのように思うでしよう。
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しかしその受けとめ方は人によって異なるようです。

「オリンピックなどは気にしないで、あるいは忘れて、治療に専念して欲しい」とねぎらう人、それとは逆に「がっかりした。オリンピックにおける日本選手団の力の低下が心配だ」というような、国力高揚の面から発言する人など、様々です。...

後者のような発言をする人には、人間の自由・尊厳を軽んずる国家主義的、独裁的な政治家が多いように思います。

池江璃花子さんには、オリンピックのことはひとまず忘れて、ストレスから解放され、自身の療養に励んでほしいものです。彼女なら水泳の指導者としての生き方などいくらでもあるはずです。

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私の著作について記事を書いて頂いた“布田えみ”さんを紹介させて頂きます

私の著作について記事を書いて頂いた“布田えみ”さんを改めて紹介させて頂きます。

布田さんとはSNSを通じての長いお付き合いです。本の構想を考え始め、事例にご登場頂く方をどなたにしようかと考えていた時、布田さんのことが思い浮かびました。市会議員として、主婦として、母親として、忙しく社会のために活動されている姿に尊敬の念を感じていたからです。早速、お電話やメールで、拙著への掲載を申し込んだところ、快諾頂きました。
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彼女は、議員活動(無所属)を始める前、子育ての傍ら、町づくりや男女共同参画社会に関しての勉強を重ねる中で、自分が暮らす地域社会には、女性の声を届ける立場の人、女性の声を代弁する人が少ないのではないか、と感じたそうです。
そこで、女性の声を届けるには、やはり男性を通してではなく、女性自身の声を直接届ける必要があるのではないかと考え始めました。そして最後には、「自分が議員になって女性の声を行政に届けたい」という気持ちに至りました。
議員になられてからは、“女性のエンパワーメント”への取り組みや“男女が共に支え合う社会”を目指しての活動など、様々な方面で、忙しくされています。
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拙著「尊ぶべきは、小さな社会と細やかな心~Small is Beautiful~」(アマゾンで発売中)の第6章、「組織・集団・個人」で、紹介させて頂いています。

写真の説明はありません。

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昨年末に出版された八木芳昭さんの著作
【尊ぶべきは、小さな社会と細やかな心】
私の小さな活動も取り上げていただいております。

今日は高校時代の恩師N先生から読後の感想が届きました。...
直接お目にかかったのは、昭和の終わり頃ですから、かれこれ30年以上前になります。
退職なされて、創作活動に入られた頃、仙台にスケッチ旅行にいらした時だったと記憶しています。
以来、年賀状での交流や時折、お電話で近況や激励の声を寄せて下さいます。
有難いものですね!

教員だった父がよく言っていたのが、
「沢山の教え子の中で忘れられないのは、特段に優秀だった生徒と手がかかった生徒だ」
それに当てはめると、私は後者の方。
N先生はクラス担任ではありませんでしたが、芸術系の教科つながりもあり、進路や卒業後も気にかけて下さっているのです。

齢80を越えられた頃でしょうか。
北海道に住まいされているので、なかなかお目にかかる機会もありませんが、いつまでもお元気でいてほしいな、と願っています。

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2019年2月 7日 (木)

国境なき医師団・白川優子さん のこと・・・拙著「尊ぶべきは、小さな社会と細やかな心~Small is Beautiful~」 (アマゾンで発売中)の第6章 「組織・集団・個人」の中で紹介させて頂いています!

国境なき医師団・白川優子さん のこと。
国境なき医師団 日本  https://www.facebook.com/msf.japan/

白川優子さんについて、拙著「尊ぶべきは、小さな社会と細やかな心~Small is Beautiful~」、https://amzn.to/2PtlpUZ (アマゾンで発売中)の第6章 「組織・集団・個人」の中で紹介させて頂いています。
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彼女は、日本で7年間の看護師務めを経て、オーストラリアン・カソリック大学看護学部を卒業し、2010年、国境なき医師団に参加しました。今日に至るまで、イエメン、シリア、パキスタン、イラク、パレスチナ・ガザ地区、南スーダンなどの紛争地などに派遣されました。
彼女が国境なき医師団の存在を知ったのは7歳の小学生の時、たまたま観ていたテレビのドキュメンタリー番組の中だそうです。国境、人種、宗教、政治的信念、思想などに一切関係なく、同じ人間として医療を提供するという理念の素晴らしさに尊敬の念を抱いたそうです。
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彼女は、看護の力で患者を治すことができるのだ、という信念を持たれています。
また、医療の現場で見た非人道的な危機などについて、ジャーナリストと同じようにはいかないにしても、それをできるだけ多くの世の中の人々に伝えていくことも大切な任務と感じているようです。そのため取材に応じたり、講演で伝えたりする仕事もされています。看護師だからこそ伝えられることも沢山あるのだと、語っておられます。

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2019年2月 5日 (火)

You must never be fearful about what you are doing ...

アメリカ民主党  ペロシ(Pelosi)下院議長の
「Instagram」からの引用です。
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speakerpelosi
You must never be fearful about what you are doing ...
when it is right.
(あなたが行っていることが、正しい時、決して恐れてはいけません!)・・・・いい言葉ですね!!

トランプ政権下のアメリカ、安倍政権下の日本で、国民に求められていることです!
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ペロシさんは、サンフランシスコの5分の4を含むカリフォルニア州第8区から選出されている議員で、アメリカ合衆国史上最初の女性下院議長であり、イタリア系アメリカ人としても最初の下院議長です。

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アメリカ民主党期待の新人の一人、コルテスさん です!

アメリカ民主党期待の新人の一人、コルテスさん です!

トランプ共和党政権下で進む民主主義の劣化に歯止めをかけて欲しいものですね。

Instagram Post by Alexandria Ocasio-Cortez • January 17, 2019 at 12:47AM JST
ソース: instagram.com

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