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2019年5月 4日 (土)

平成から令和へ:ファシズムを牽制することに大きな役目を担われた上皇・上皇后陛下

上皇陛下、上皇后陛下は、平成という変化に満ちた世の中で、国民統合の象徴としての役目を十分に果たしてくれました。特に平成の後半、右傾化が進み、戦前の状態に戻りつつあるとも懸念される中、社会の分断を回避し、国民を統合する方向に、何となく国民を向かわせてくれました。勿論、立場上明確な言葉では表されませんでしたが、暗に、戦前のように天皇を政治利用し、戦争に肯定的な右翼国家主義者の動きを牽制して頂いたように思えます。このことは様々な点から指摘することができますが、紙面の都合で割愛しますが、両陛下の民主主義を遵守する姿勢は、象徴天皇と民主主義とは両立するものであることを明白にしてくれました。

また、言うまでもなく、上皇陛下は憲法9条の擁護者でした。
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「平成が何とか無事に過ぎたのは 平和求める陛下のお蔭」
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新天皇陛下、皇后陛下も、上皇陛下、上皇后陛下の路線を踏襲してやって頂きたいと思います。新天皇も「憲法にのっとり」という言葉を使われているので、安堵しているところです。右翼政治家に対して厳しい態度で対応して頂くことを願っています。
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ところで、我が国の憲法は国民主権を高らかに唱っています。そして憲法は権力者の恣意的な行為を縛るために存在します。だから安倍首相のように権力者自らの思い入れで、上から旗を振る改憲は許すべからざることで、絶対にあってはならないことです。首相の胸には、「自分は国民の支持で首相になったのだから、私がすべてを決めて何が悪いのか」という思いがあるようです。それは間違った国民主権です。

あの人類史上あってはならない罪を犯したヒトラー(ファシスト=右翼国家主義者)がワイマール憲法という民主的なシステムの中で、次第に権力を把握していった際の論理と同じです。あの冷静で賢明なドイツ国民が、「まさか、ヒトラーだってそんなことはしないだろう」とのんびりと、高をくくっている内に、ある日当然、ファシズムの世の中に放り出されました。我が国も同時期、大政翼賛会の下、秘密警察の下、国民の自由が奪われ、満州事変、日中戦争、太平洋戦争と若者は戦地に追いやられました。
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心配なのは、安倍政治に疑問を持たない人々が多いことです。もう少し、日本会議(国家神道=似非神道を信奉する集団)に支持された安倍政治の本質=右翼国家主義 を人々に、特に戦争の悲惨さを知らない若者に伝えていくことが必要ではないかと思うこの頃です。国家主義は右であろうと左であろうと同じです。一旦国民がこれに全権を委ねるともう取り返しがつかないのです。ヒトラーのドイツや、旧ソ連でなされたこと、中国や北朝鮮で今なされている自由なき悲惨な状態を直視することが必要です。

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