母校・大阪府立今宮高等学校を訪ねました。高校第13期・八木芳昭。
5月13日、母校・大阪府立今宮高等学校を訪ねました。私は高校第13期(1961年=昭和36年卒業)ですから実に58年振りの母校訪問です。地下鉄大国町駅で地上に出たところ、周囲の風景が昔と大きく違っていたので、どちらの方向に向かったらよいか戸惑いました。道をゆく人に道を尋ねてようやく正門に到着。
正門前には、『2018年度 全国ダンスドリルショー ドリル部門1位 ベストプレゼンターション賞受賞』という大きな横幕が掛っているのに目を奪われました。そして正門直ぐの校舎には、『今宮総合学科 磨け知性・輝け個性』の垂れ幕も。
私が在籍時の普通科が総合学科に変わったことを改めて感じました。また、昔日の母校の姿を追憶し、新しく変わりつつある母校の姿を見て感慨を覚えました。
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今回、訪問したのは自著を寄贈させて頂くためで、前日電話で予め連絡した上での訪問です。教頭の島岡律子さんが迎えてくれました。寄贈させて頂いた本は写真にある次の三冊です。最初の2冊は人文科学的な本で、あとの一冊は経営関連の本です。いずれも高校生にもわかりやすく書かれており、私の拙い人生経験から得た諸々のことも記してあるので何らかのお役に立つものと思っています。将来を担う人たちに是非読んで頂きたいと思っています。
1)『貴ぶべきは、小さな社会と細やかな心~Small is Beautiful~』
“経済成長が全て”ではなく、皆が助け合う社会、支え合う社会を!!“物”でなく、“精神的なもの”を大切にする社会を!!の実現に願いを込めて書いた本です。読者として若い人たちを対象としています。
2)『伝えたい細やかな日本のモノづくりの心』
日本のモノづくりの精神的側面(日本人の心)について書いた本です。日本のモノづくりは、我が国独特の風土・歴史・文化と密接な関係があり、もののあわれや詫び寂びを理解する心が、製品の細かさや精緻さに繫がっている・・・このようなモノづくりの形を伝承していってほしいという願いを込めて書いた本です。
3)『伸びる会社はここが違う!~元気企業に学ぶ7ヶ条』
小さくても必死に頑張っておられる中小企業の方々に、何とか元気を出してもらいたいと、という気持ちを込めて書いた本です。例として、社員を大切にし、世の中の役に立ちたいと願っている小さな企業を沢山取り上げています。
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教頭の島岡律子さんには、校内をご案内頂きました。私が在籍していた時とは校内のレイアウトが大きく変わり、校舎も建て替えられ昔の面影はありません。しかしまだ建物が新しいこともあり、当時よりも明るい雰囲気を感じました。今宮高校は当時、普通学科でしたが、今は総合学科に変わって、男女比率も変わり、女生徒の方が多くなっています。
授業風景、部活動室、実験室、図書館、休憩室・ロビー、自彊会会館(同窓会組織)などを見せて頂きました。最後に、校長の上野佳哉さんにもお会いさせて頂きました。
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特筆すべきことは、総合学科に変わったということも若干関係していると思いますが、最近ダンス部の活動が活発で、全国的に見ても、ダンスの強豪校になりました。今年3月23日には、米国テキサス州で開催のアメリカンダンスドリルに出場し総合優勝を飾りました。本大会6年連続の総合優勝ということです。また今年4月23日には、ダンス部がNHKの“うたコン”に出場したとのことです。(写真参照)
今宮高校 HP:http://www.osaka-c.ed.jp/imamiya/
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