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2019年6月

2019年6月24日 (月)

"Encounters with Kyoto (京都との出逢い) という会合: "writers in Kyoto" 主催:に参加しました。

6月22日(土)、京都駅の直ぐ近くの梅小路公園の中にある“緑の館”で、“Encounters with Kyoto (京都との出逢い) ”という会合があり、フェイスブック友だちのJann-san のお誘いを受けて家内共々参加しました。

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The Writers in Kyoto Anthology "Encounters with Kyoto" launch. (June 22)

Our Australian friend Jann-san was the organizer for the book launch and kindly invited me to this event to celebrate the publication of the Third "Writers in Kyoto" Anthology.

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この会合は、“Encounters with Kyoto Writers in Kyoto Anthology 3 ” という京都と係わりのある作家が書いた作品集(3冊目) の出版を記念して行われました。この会合をアレンジしたのは友人のJannさんで、会合は、Writers in Kyoto代表・John Dougill さんの司会で進められました。

発表者は、京都に長らく住む様々な外国人(一部日本人)で、京都に限らず日本について感じた想いを、歴史・文化・習慣・言語等、色々な観点から、随想や詩歌の形で発表されました。全て英語での発表なので、早く話される場合は理解できないところがありましたが、日本に魅力を感じて来日し、日本に長らく住み感じたこと(殆どは好意的)を述べて頂き、改めて外国人がどのように日本を見ているかがよく理解できました。会場は、池の周りに豊かな木々を配置した回遊式庭園を見下ろす2階の和室で行われました。このような素晴らしいところがあるとは思いませんでした。
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改めて述べますがJannさんは日本の古い文化の研究者で、度々日本に来られています。現在、二条城付近にある「神泉苑」(空海の雨乞いで有名)近くの宿を拠点に全国へ取材のための旅をされています。そのためもあって日本の知人も多いです。今回の会合には、ガラス造形作家や修験道の若者、英語俳句をされている女性の方など、日本人の方も聴衆として参加されていて、それらの方と新たに友人関係を結ぶことができて良かったです。外国人では、京都ジャーナルの編集をされているKen RodgersさんというJannさんと同郷の方を紹介頂きました。

会合の後で行われた京都駅前の二次会にも多数の方が参加して、有意義で楽しいひと時でした。

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2019年6月14日 (金)

香港の「民主の女神」周庭(アグネス・チョウ)さんの日本人への訴え

香港の「民主の女神」と称えられた周庭(アグネス・チョウ)さんが、

中国共産党独裁政権による香港民主化運動弾圧に、日本人はもっと関心を寄せて欲しいと、我々日本国民に訴えています。周さんはあの香港での"雨傘運動"で活躍され、「民主の女神」と称えられた方です。
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彼女が言っているように、例えば、日本人が香港に旅行に行って、あらぬ疑いをかけられ逮捕され、中国政府に引き渡されるというような危険が、近日中に現実のものとなるかも知れません。.

全体主義(左右の国家主義)の恐ろしさは今、世界を覆っています!(日本も現政権が続くと右翼国家主義が強まる恐れがあります)
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民主の女神」現役大学生が訴える“香港103万人デモ”のリアル「日本も無関係じゃない」

もっと見る
twitter.com
“「逃亡犯条例の改正案は日本と無関係ではありません。香港には在留日本人、企業、観光客、ビジネスマンなどたくさんいます。改正案が可決されたら、香港に住んでいる、また、香港に来る日本人の人権も影響を受けま...

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2019年6月11日 (火)

ひらめき(思いつき) について

何かを考えているような時、直ぐにでもその答が欲しいと思うが、なかなかその答が出て来ない。そのような時、考えることを一旦やめて、全く他の作業をすると、その答えが出てくることもある。

例えば、散歩に出たり、旅に出たり、あるいはもっと手短にできることでは、ソファに横たわって少しお酒を飲んだりして、ぼーっとしている時、突然いい考えがひらめく時がある。そのようなわけで、私は文章を作ったり、趣味の短歌をつくったりする時などで、行き詰った時に、作業を一旦停止することにしている。

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ドイツの社会学者、マックス・ウエーバー(『職業としての学問の著者』)という人も、そのようなこと、「ずっと没頭してきた思考のその枠組みが、ふっとほどける瞬間に、突然のひらめきが訪れる」と、言っていたと記憶している。

写真は、よく散歩に出かける自宅近くにある六個山(395m)です。

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2019年6月10日 (月)

中国共産党独裁政権が香港民主化へ干渉。香港市民が危機感。大規模なデモ!!

中国共産党独裁政権が香港民主化へ干渉。香港市民が危機感。大規模なデモ

Hong Kong (CNN) — More than 1 million protesters took to the streets of Hong Kong Sunday, organizers said, to oppose a controversial extradition bill that would enable China to extradite fugitives from the city.
The mass of protesters would be the largest demonstration since the city was handed back to China in 1997. Civil Human Rights Front, the group that organized the protests, said 1.03 million people marched -- a figure that accounts for almost one in seven of the city's 7.48 million-strong population.
Hong Kong Police estimated the number of protesters closer to 240,000.

このウェブサイトについて
cnn.com
More than 1 million protesters took to the streets of Hong Kong Sunday, organizers said, to oppose a controversial extradition bill that would enable China to extradite fugitives from the city.

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メルケル首相のハーバード大学での演説に学生から絶賛の拍手。

メルケル首相のハーバード大学での演説に学生から絶賛の拍手。トランプ、アメリカ大統領によるメキシコとの国境壁建設を暗に非難。

知性に満ちた格調高い演説だ!我が国の安倍首相とは格が違う。

-----In parting, Merkel advised graduates to go out into the world and “tear down walls of ignorance and narrow-mindedness, for nothing has to stay as it is.” ----

メルケルさんのような素晴らしい政治家が首相の座から降りようとしているのは不可解なことだ。このような良き政治家をさておいて、傲慢な、独裁的な政治家が、アメリカでも、日本でも、ある程度の支持を得て?居座っているいるのはおかしい国民はこのような不正に目覚めなければならない。

このウェブサイトについて
news.harvard.edu
German Chancellor Angela Merkel, Harvard’s 2019 Commencement speaker, advises the new graduates to “break down the walls” that may hem them in.

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Hillary Clinton gives inspiring commencement speech at Hunter Collegge.

Hillary Clinton gives inspiring commencement speech at Hunter College. ''It's not whether you get knocked down, it's whether you get back up and keep going.'' https://gma.abc/2K14ypi

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2019年6月 5日 (水)

中国の民主化

豊かになれば民主化が進むだろうと思われた中国だが、全くそんな気配はない。否むしろ著しく後退した。特に習近平体制になってからが酷い。今の中国は国民監視社会へ突き進んでいる。昨日のBSTBS報道1930を見てもよくわかった。監視カメラの設置は6億台にも達し、犯罪は減ったものの、監視カメラそのものが、中国共産党の意向に沿わない人たちの摘発にある以上、そういった人たち、漢民族は言うまでもなく、ウイグルやチベットなどの自主独立を求める人たちの摘発が進んでいる。

今後、中国の民主化はどうなるのだろうかということだが、これはなかなか難しい。皮肉なことに、IT技術の進歩による国民監視社会の進展が、人々の恐怖心を煽り、そのような自由を求める動きを封じるので、人々が民主主義を求める動きを起こすことは難しい。
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私は中国に民主主義化の動きが起こるとすれば、権力者側にいる良心的な人物が、体制内で変革を起こすことしかないのではないかと思う(北朝鮮についても同じことが言える)。たとえば、ペレストロイカを初め、ソ連の崩壊を導いたゴルバチョフ元ソ連大統領、東欧チェコスロバキアの民主化に着手し“プラハの春”と言われたと当時のチェコのドプチェク第一書記長(ソ連の介入を招き、一時的には失敗に終わったが、チェコ国民に勇気を与えた)、そして中国では、胡耀邦元総書記とそれに続く趙紫陽元総書記である。1989415日、中国共産党の改革派指導者胡耀邦氏の死去に伴い、同氏を追悼する多数の学生が民主化を求めた動きを起こしたが、当局によって弾圧された(天安門事件)。この運動が上手く行っていれば中国は今とは違って、国際社会の中で立派な存在感を示していたであろう。

中国は天安門事件で、民主化運動を弾圧したから、今の中国の発展があると主張している。とんでもないことだ、中国の発展は、その後の、抑え続けられているとはいえ、民衆の努力と諸外国からの支援があったからだ。
個人の尊厳が失われた社会、言論の自由や結社の自由のない社会には、一時的には経済発展はありうるが、長期的には、いずれ、一人ひとりがものを考える能力が失せ、社会は後退に向かうだろう。そのような事態になって初めて、中国政府の権力層の中に、経済成長だけでは何も人間社会の諸々の問題は解決されず、個人の尊厳を大切にする世の中こそが、人間社会の文化を発展させるのだということに目覚めるのだろう。その時まで待つしかないが、今、中国国民は海外旅行などで、自国の政府の言っていることと、海外で見聞きすることが違っていることに気付き始めている。そのような世代が権力の中枢を占めるようになる時、事態は意外と急激に変化するのかも知れない。

中国の歴史家・袁偉時氏(87)も語っている。「言論統制強まれど口塞ぐことはできぬ」

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中国は国家主義(左の全体主義=共産主義)の国だが、共産党員が権力と富を独占し、とてもマルクスが唱えた貧富の差がない共産主義国とは言えない。そしてお金を儲けることに対しては全く自由で何も言われないが、政治的発言の自由については許されない。これは右の全体主義=ファシズムについても同じことが言える。

日本国民も、安倍政治のような右翼国家主義的政治を、このまま許しておけば、中国のように国民を監視する社会になってしまうかも知れないという危惧をもつことが必要だ。

国家主義は左であろうと、右であろうと個人の尊厳を無視する。

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