広島カープの躍進/8月6日、広島平和記念式典
広島へ原爆投下されてから74年になる8月6日は広島にとって特別な日。球場には核兵器のない平和な世界になるように祈る半旗が掲げられた。この日、広島カープは勝利し、首位巨人に1ゲーム差に迫った。私は広島ファンでもないが、一時は巨人に12ゲームも離されていて優勝は絶望的になった時でも、いずれ広島は盛り返して優勝争いをすることになると信じていたので、それが現実のものとなって嬉しい。
選手会長・会沢さんは、「僕も広島に来て13年目。年々、野球が出来る平和の喜びを感じています」と。市民球団として産声をあげた広島の選手には、気概が脈々と受け継がれているようだ。また、長年のファンで元広島平和記念資料館長の原田浩さん(80)は、「一発の爆弾により、命や暮らしは奪われた。どん底から生きる目標となったのがカープ」と言う。(以上、朝日新聞記事より)
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平和記念式典で松井市長は、「日本政府には唯一の戦争被爆国として、核兵器禁止条約への署名・批准を求める被爆者の思いをしっかりと受け止めて頂きたい。その上で、日本国憲法の平和主義を体現するためにも、核兵器のない世界の実現にも更に一歩踏み込んでリーダーシップを発揮して頂きたい」と求めたが、安倍首相は挨拶の中で、これを無視するかのように条約には触れなかった。信じられないことだ、普通の良識ある人間ならば、少しはそのことに言及するであろうが、冷酷な顔を覗かせた。
今、我が国は、上記の核兵器禁止条約の署名・批准を含めて諸々の問題で危機に瀕している。特に日韓関係の悪化は深刻だ。これは安倍首相が存在するからこそ生じた問題と言えるのではないか。韓国の方にも若干の問題があるにせよ、歴代の自民党首相ならば、こうも日韓関係は悪化しなかったであろう。歴史の事実を歪曲する歴史修正主義者としての安倍首相が存在することにより、もたらされたものと言える。
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