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2020年4月

2020年4月13日 (月)

コロナウイルス禍に際しての政治家の言葉

コロナウイルス禍が深刻な局面を迎えている現在、各国首脳の発する言葉は注目を浴びる。その言葉には人格とか、人間性が滲み出るものだ。==============
ドイツのメルケル首相の言葉が胸を突いた。国民に新型コロナウイルス対策を語った先月の演説である。「普段あまり感謝されない人々に感謝の言葉を贈らせてください」と。スーパーのレジ係や棚に商品を補充する人への言葉。今、最も困難な仕事の一つを担って私たちの生活を維持してくれ、ありがとう、と。生活者の視点を失わず、社会の隅々に目配りしているからこそ出る言葉だろう。医療現場で奮闘する人々への謝意ももちろん表した。・・・高齢者と不必要な接触を避けることなど、一人一人に貢献を求めた。「不要な人などいません。全員の力が必要です」「私たちは民主主義社会です。強制ではなく知識の共有と協力によって生きています」。やさしい語りで連帯を呼び掛けた。

首相の苦悩を察して国民も共感したようだ。コロナ対策が評価され、支持率は上昇している。


その他、イギリスのジョンソン首相や、2019年に41歳の若さで就任した女性首相、デンマークのフレデリクセンさん、ニューヨーク州のクオモ知事なども、説得力ある言葉と行動力で存在感を示した。

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他方、アメリカのトランプ大統領や我が国の安倍首相、中国の習近平主席などは、大げさな心の籠らない、美辞麗句を並びたてただけの演説に終始している。この三人に共通するのは独裁者ということだ。安倍晋三首相は2月末以来、緊急事態宣言まで幾度か会見を重ねてきた。右に左に顔を向け、よどみなく言葉を連ね、記者に語り掛けるかのようだが、実はプロンプターに浮かぶ官僚がつくった原稿の字を追うだけである。威勢がいいだけの、美辞麗句を並べただけの言葉はむなしく響き、不評を招いている。(参考文献:中國新聞社記事)

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ところで、安倍首相のことだが、このような危機状態にあって、昨日はのんきな星野源さんとの『動画コラボ』(前回の私の記事参照)を投稿したりして、これまた世間の怒りを買っている。このような人物にはできるだけ早く辞めてもらうほうがいい。
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我が国の歴史の中に、「義賊」という、弱者に加勢し、善人でありながら「悪」と見なされる人たちがいた。大塩平八郎などもそのような部類に属する人であろう。時の権力にこびる者が「善」とされ、権力に服従しない者は「悪」とされた。治世に庶民の不満が高まると、権力者をきりきり舞いさせる無法者がもてはやされた。鼻を明かしてくれるからである。

今や日本は、安倍政治という不可解な政治の下で、国民は苦労を強いられている。コロナウイルス渦中の今こそ、国民は全員が「義賊」となって立ち上がるべき時ではないかと思うこの頃である。

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2020年4月 5日 (日)

コロナウイルス禍に対応する安倍政権の非情さ

今回のコロナウイルス禍に対応する安倍政権の“頼りなさ、非情さ”には目に余るものがある。

中小・零細企業者や自営業者の倒産が相次ぎ、シングルマザーの人たちの生活難も時々刻々と深刻さを増しているのに、何ら具体的政策を打ち出さず、挙句に出てきたのは“アベマスク”だ。これには海外メディアも大々的に伝えており、世界から失笑を買っている

外国の例を見ると、イギリスやドイツ、フランスなどの西欧民主主義国家の政治家と比べると、やはり日本の安倍首相は格が一段と低いと言わざるを得ない。はっきりいって、何も考えることができない、あるいは人を思いやる資質が欠けていると言った方が正しいのかも知れない。
たとえばイギリスでは、企業の大小を問わず、休業せざるをえない従業員の賃金の8割を補償。上限は月33万円で、フリーランスも同じだ。

安倍政権は自主休業を要請するだけで、何ら補償は考えていない。イージス艦のような無駄な軍事費や、桜の会などの安倍首相の私欲を満たすようなものには金を惜しまないのに、国民の命を守るものに対しては金を出すのを渋っている。こんな人間は早急に辞めてもらうべきである。
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ところで、今回のコロナウイルス禍の発生によって露呈したのは、一つには、独裁政治家による事態の隠蔽だ。政権の維持・延命のために事態の重大さを隠蔽し、コロナウイルス感染拡大を招いたことだ。中国の習近平主席が、武漢でのコロナウイルス発生拡大に際し、警告を発した医師を処罰し、感染拡大防止の初動を怠ったことは周知の事実である(後に、この医師は世論を気にした習近平が処罰を撤回している)が、日本でも安倍首相が習近平に忖度し、中国武漢からの観光客の来日を抑えず、日本での感染拡大を招いた。

もう一つは、世界への新自由主義拡大による医療制度の不備だ。これにより貧者が犠牲となっている。アメリカではトランプ政権によるオバマケア切り捨てなどにより、貧者が医療の世話に預からず、驚愕的な死者の発生を招いている。イタリアも同様だ。
このような結果に到ったことに、世界の良識ある人々が立ち上がって、独裁主義や新自由主義などの好ましくないシステムが是正されることになって欲しいものだ。

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2020年4月 2日 (木)

コロナウイルス 同窓会延期

新型コロナウイルス感染拡大が深刻な事態になってきました。

4月末に予定していた小学校の同窓会を、少し早めの3月11日、延期に決めたのは正解でした。1月末に同窓会開催案内を出したのですが、その頃からコロナウイルス感染拡大が始まり、いつ終息するかわからなかったので、少し早いかと思いましたが、今年は中止と決め、来年に延期としました。
さて、コロナの影響で、会合などの予定は軒並み中止となりました。

最近は人混みを避け、近所を散歩することで、気を紛らしています。今日も、散歩すると近くの山裾にヤマザクラ(山桜)がぽつんぽつんと咲いていました。仏像の蓮華座を思わせるのでこの名がついたホトケノザ(仏の座)も今が盛りです。枝垂れ源平桃も咲き始めています。

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