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2020年4月 5日 (日)

コロナウイルス禍に対応する安倍政権の非情さ

今回のコロナウイルス禍に対応する安倍政権の“頼りなさ、非情さ”には目に余るものがある。

中小・零細企業者や自営業者の倒産が相次ぎ、シングルマザーの人たちの生活難も時々刻々と深刻さを増しているのに、何ら具体的政策を打ち出さず、挙句に出てきたのは“アベマスク”だ。これには海外メディアも大々的に伝えており、世界から失笑を買っている

外国の例を見ると、イギリスやドイツ、フランスなどの西欧民主主義国家の政治家と比べると、やはり日本の安倍首相は格が一段と低いと言わざるを得ない。はっきりいって、何も考えることができない、あるいは人を思いやる資質が欠けていると言った方が正しいのかも知れない。
たとえばイギリスでは、企業の大小を問わず、休業せざるをえない従業員の賃金の8割を補償。上限は月33万円で、フリーランスも同じだ。

安倍政権は自主休業を要請するだけで、何ら補償は考えていない。イージス艦のような無駄な軍事費や、桜の会などの安倍首相の私欲を満たすようなものには金を惜しまないのに、国民の命を守るものに対しては金を出すのを渋っている。こんな人間は早急に辞めてもらうべきである。
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ところで、今回のコロナウイルス禍の発生によって露呈したのは、一つには、独裁政治家による事態の隠蔽だ。政権の維持・延命のために事態の重大さを隠蔽し、コロナウイルス感染拡大を招いたことだ。中国の習近平主席が、武漢でのコロナウイルス発生拡大に際し、警告を発した医師を処罰し、感染拡大防止の初動を怠ったことは周知の事実である(後に、この医師は世論を気にした習近平が処罰を撤回している)が、日本でも安倍首相が習近平に忖度し、中国武漢からの観光客の来日を抑えず、日本での感染拡大を招いた。

もう一つは、世界への新自由主義拡大による医療制度の不備だ。これにより貧者が犠牲となっている。アメリカではトランプ政権によるオバマケア切り捨てなどにより、貧者が医療の世話に預からず、驚愕的な死者の発生を招いている。イタリアも同様だ。
このような結果に到ったことに、世界の良識ある人々が立ち上がって、独裁主義や新自由主義などの好ましくないシステムが是正されることになって欲しいものだ。

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