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2020年5月 8日 (金)

なかにし礼作詞『祭』

<なかにし礼作詞『まつり(祭)』/歌手:北島三郎>

コロナ禍がいつ終息するかも不透明で閉塞感が漂う毎日です。皆さん、どのようにお過ごしでしようか。こんな時、憂鬱な気分を発散したくもなりますが、歌の好きな私は、コロナ禍が始まった後、ひとつの歌の良さを再認識しました。北島三郎さんの歌う『まつり(祭)‼️』です。

この歌を口ずさむと少しは憂鬱な気持ちが晴れる‼️ような気がします。(笑)

添付のYouTubeを聴きながら歌って下さい‼️ 元気が出ますよ。歌詞では、“男は祭”とありますが、私は "女は祭"というのも、あってもいいのではないかと思います。祭りは男女に関係なく楽しむものですから。(笑)

歌詞では、五穀豊穣を願う豊年祭、子に受け継がれていく大漁祭が躍動感をもって描かれています。この歌は、紅白歌合戦で6回歌われており、その内5回北島さんがトリを務めました。このような偉業?を成し遂げたのは北島三郎が最初にして最後でしょう。
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作詞:なかにし礼 作曲:原譲二
男は祭りを そうさ/かついで 生きてきた/山の神 海の神/今年も本当にありがとう/白い褌 ひきしめた/裸若衆に雪が舞う/祭りだ 祭だ 祭だ 豊年祭/土の匂いのしみこんだ/倅その手が宝物/
・・・2番目省略(海の幸を歌っている)
燃えろよ 涙と汗こそ 男のロマン/俺もどんとまた 生きてやる/これが日本の祭りだよ
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作詞家・なかにし礼さんは、述べています:「日本の歌謡曲を作る上でカギとなるのは、『日本的霊性』です。日本的霊性とは、土なんです。一所懸命に土を耕し、農民と交わる武士の時代が来て、土に目覚めた。現代の日本人も、そうしたことをもっと意識してもいいと思う・・・『土の匂いのしみこんだ倅(せがれ)、その手が宝物』という一節が肝心‼️でした。日本の祭とは土の匂いのするものではないかと言いたかったのです」と。

祭は、昔から人々の信仰と結びついた存在であり、豊作を祈る、安寧を祈るなどと共に、祇園祭などのように感染病(伝染病)を鎮めるための祭もありました。今まさにコロナ禍の最中にあるのでタイムリー‼️な歌です。
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ところで、なかにし礼さんは、満州からの引揚者である。家族と共に幾度も命の危険に遭遇、この体験は以後の活動に大きな影響を与えた。最初はシャンソンの訳詞をして生計を立てていたが、偶然に面識を得た石原裕次郎‼️から、「なぜ、日本の歌を書かないんだ?」と言われたことがきっかけとなり、歌謡曲の作詞を始めた。裕次郎最後のシングル『わが人生に悔いなし』は同氏の作詞である。

なかにし礼さんには、戦争体験を基にしたものが多い。体験そのままでは歌にならないから、自分なりに化粧を施し、“恋の歌”に仕立てた。複雑な感情や物語を理解してもらうのは難しいが、何度も恋愛に置き換えて表現すると明快になるものです、と語っている。そのような歌に、黛ジュン『恋のハレルヤ』、弘田三枝子『人形の家』、北原ミレイ『石狩挽歌』、アン・ルイス『グッド・バイ・マイ・ラブ』など多数。
「僕の書く歌は昭和という時代に対する恨みの歌であり、恋しさの歌であり、満州への望郷の歌でもあった」とも語っている。

なかにし礼さんは、直木賞を受賞された小説家でもあり、戦争体験に基づき、平和の尊さや核兵器や戦争への反対‼️を訴えられています。

youtube.com

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