« 2020年5月 | トップページ | 2020年7月 »

2020年6月

2020年6月24日 (水)

今月の短歌・川柳

「移りゆく色の変化に癒される 梅雨の季節に映(は)える紫陽花(あじさい)

梅雨空のなかでアジサイを眺めていると心が癒されます。同じ時期、橙色の花を咲かせる凌霄花(ノウゼンカズラ)は梅雨の合間の青空に美しく映えています。
================
「子の無事を祈り続けて横田さん 生涯終へり無念なるかな」

横田滋さん、安倍政治に利用され、翻弄された半生でした。天国でめぐみさんの無事を祈り、無念に思っておられることでしよう。

================

「守護神を失くした人は逃げ惑う」
「日米の似た者同士は我儘児(わがままじ)」

日米の困った二人。人格者とは程遠く、品格に欠け、私欲を追求し、保身のためには司法を私物化する。間もなく二人は退陣することが期待?されているが、本当にそうなって欲しいものです。

アメリカについては、このままいけば、バイデン氏が大統領になるだろう。日本では、野党の誰かに望みをかけたいところだが、少し無理として、せめて石破氏に代わって欲しいと思う。トランプ氏は稀代の悪しき大統領だ。歴代のアメリカ大統領は、人種や民族による分断を抑え、その溝を埋める努力をして来たのに、逆に分断を煽っている。とんでもない人物だ。

ボルトン氏の暴露本は、事実を記していると思う。やはりトランプ氏は、大統領にしてはいけない、とんでもない人物だったのだ。金が全てで、民主主義とか、自由、人権とかいう概念は彼にはないのだ。香港の自由が損なわれようとしているこの時、こんなアメリカ大統領では、独裁者・習近平に立ち向かうことは難しいのでないか。香港の人には気の毒だ。
Dsc_7929

711uodpwwxl

20200619_125446

| | コメント (0)

2020年6月14日 (日)

闇の中に、少し光が見え始めた!!



今、世界は尋常であるとはとても思えない、世界も香港も日本も。民主主義が壊れようとしている。かつてのファシズムの元祖・ヒトラーは、次のようなことを述べている。
==============
混乱・混沌とした社会状態(特に経済的に)においては、民衆は騙(だま)しやすい。彼らを嘘によって扇動すればよいだけである。混乱した状態では、民衆は強いリーダーを切望する


民衆には理性で訴えてはならない(民衆の理性的な思考を停止させて)、嘘によって感情に訴えるのだ。嘘も繰り返せば人々は信じるようになる。また、いかなる間違いや失敗も認めてはならない。正直は一般人には美徳だが、政治家には美徳ではないのだ。
============
ファシズムの脅威は「ある日突然ではなく、気が付くとそうなっている」という、ある著名な劇作家が言っておられたことが思い出される。
================
上記の政治的姿勢は、我が国の安倍首相やアメリカ、トランプ大統領、中国の習近平主席にも、ある程度当てはまるものだ。全体主義(ファシズム、中国共産党独裁体制などの独裁政治)の特徴である。
=================
しかしながら、今闇の中に、わずかながら光が見え始めている。

日本では、モリカケ桜、検察庁問題、コロナ対策などで、私利私欲を追求する安倍政治の実態が世間に晒され、内閣支持率が激減している。

またアメリカにおいても、これも私利私欲を追求し、金が全ての政治家、歴代アメリカ大統領としては最悪のトランプ大統領が、黒人男性ジョージ・フロイド氏が白人警官による暴行で死亡した事件を契機に、警官による暴力を容認したような態度を取ったことにより、共和党内の身内からも、パウエル元国防長官やマティス元国防長官など、トランプを非難する人たちが増えつつあり、支持率が落ち、大統領選で、アメリカ民主党バイデン候補にかなりのリードを許している。

日米とも、これらの動きが更に加速して欲しいものだ。

安倍政治の終焉、アメリカ、バイデン大統領の実現を切望している。

香港については、今トランプという民主主義とは少しスタンスが違う者が大統領にいることで、中国に対して強い態度を示すことができないのではないかと懸念されるので、心配だ。
Most Japanese people strongly desire Joe Biden to be elected as President of the United States, defeating Donald Trump. Under Donald Trump administration with America First Policy, freedom and human rights that is indispensable for democracy are ignored and the world peace is going to be lost. Meanwhile in Japan, under Abe Shinzo, prime minister who is a right-wing ultra-nationalist and is indifferent to the socially disadvantaged people, freedom and human rights for democracy are downplayed and make people uneasy. Trump and Abe are alike in a liar and a deceiver.



| | コメント (0)

日本語について

日本語のことだが、日本には最初独自の文字がなく、仏教とともにやってきた漢字に頼り、まず日本語の「音」をそれに近い音読みの漢字に当てて表す「万葉仮名」を用いて、万葉集に見られる和歌などを記していた。

次第に手馴れてくると「くずし字」で書くようになり、やがて漢字の骨格だけとか部分だけを強調して書き始め、ついには今日のような、「仮名文字」を創り出していった。

これによって、漢文では到底表せない、「もののあはれ」というような日本人が持つ独特の感覚を表現できるようになったという。もしも、仮名文字が発明されていなかったら、紫式部の「源氏物語」や清少納言の「枕草子」などが生まれていなかったのだろう。不思議な思いがする。

また、日本語には、ひとつの現象を表わす言葉にも沢山の表現がある。これも仮名文字が発明されたために、もたらされたものであろう。もうすぐ梅雨の季節になるが、たとえば、雨を言い表す言葉は、400あるいはそれ以上あると言われている。比較的よく使われるものを挙げても、

大雨、豪雨、篠の突く雨、土砂降り、雷雨、小雨、細雨、霧雨、小糠雨、時雨、驟雨、長雨、俄雨、氷雨、村雨、夕立、秋雨、梅雨、五月雨、桜雨、菜種梅雨、涙雨、などがある。

梅雨の季節には、紫陽花(アジサイ)が映える

日本語学者・金田一秀穂氏は、多くの語彙、複雑な言葉があるからこそ、日本人の思考力や感受性が育てられてきたと述べ、難しい言葉を敬遠し、ただ「やさしい」だけの日本語を目指すと文化が廃れていくと言われている。まったく同感だ。

133933535352813120555_img_3047

| | コメント (0)

アメリカ、警察官もデモに連帯の意志示す!!

警察官もデモに連帯の意思示す!!
さすが民主主義国家アメリカだ!!
ーーーーーーーー
トランプはとんでもない大統領だ。
Trump is an outrageous person to control a demonstration by force....
大統領選挙に勝とうと、アメリカ国民の分断を煽っている。トランプは弱者に冷淡な新自由主義者であり、また人種差別主義者でもある。

デモ隊の大部分は平和的に抗議。
これに呼応して警察官の中にもデモ隊の抗議に連帯を示す人たちが出てきた。さすが民主主義国家アメリカだ。

香港や日本の警察官にもこのように、個人の良心に従って行動する人々が現れて欲しい。
ーーーーーーーーーー
アメリカ大統領選挙。トランプを破り、バイデン氏の勝利を切望しています!!日本においては安倍首相の早期の退陣を願っています!!トランプと安倍首相は極似した政治家だ

| | コメント (0)

日本人はお上から命令されなくても、”勝手に” 工夫してやってきた

<日本人はお上から命令されなくても、 “勝手に” 工夫してうまくやってきた>

コロナが終息の気配を見せています。ある人が書いた新聞記事が目に留まりました。
「政府が無能なのに、コロナ対策がなぜかうまくいっている」という意見に対して、「いや、無能なのに、じゃなくて、無能だからこそ、うまくいっているんだ!!と。日本人は放っておけば、勝手に努力して、勝手にせっせと働いて、勝手にあれこれ工夫する、と。
================...
これを読んで、その通りだと思いました。
今回のコロナでも、日本人は清潔好きな上に、規律や秩序を重んじる国民性の故に、皆が一緒になって工夫して(完全とはいわないが)、何とかコロナに対処したのだ。

日本人は「お上」なんか当てにしないで、上から命令されなくても、規則で規制されなくても、自分たちで適当に助け合って何とか生きてきたのだ。論語を著した孔子のような人物が出てきて民衆を説諭するようなことは、日本人には古来より必要なかったのだ。
=================
この記事を書く前に散歩してきました。梅雨の季節が間もなく始まりそうです。紫陽花の花の中には色づき始めたものもあります。近くの畑の傍で野菜を “無人で” 玉ねぎ、そら豆、キュウリ、ニンニクを販売していました(お金を入れるポスト付きで)。上手く工夫しています。

画像に含まれている可能性があるもの:植物、花、屋外、自然
画像に含まれている可能性があるもの:木、屋外

| | コメント (0)

香港の独立を断固支持します

香港民主化リーダー・周庭(Agnes Chow Ting) さんのツイートにリツイートしました。
ーーーーーーーー
香港の独立を断固支持します。
習近平 中国共産党独裁政権を世界の人々の力で倒しましょう!!
I definitely support the independance of Hong kong. We shall overthrow the autocratic regime led by Xi Jinping of Chinese communist party by the people over the world.

“香港の独立を断固支持します‼️ 中国共産党独裁政権を世界の人々の力で倒しましょう‼️ I definitely support the independance of Hong kong. We shall overthrow the autocratic regime of Chinese communist party by the people over the world. https://t.co/TNrEm3cYp...
twitter.com
“香港の独立を断固支持します‼️ 中国共産党独裁政権を世界の人々の力で倒しましょう‼️ I definitely support the independance of Hong kong. We shall overthrow the autocratic regime of Chinese communist party by the people over the world. https://t.co/TNrEm3cYp...
“香港の独立を

| | コメント (0)

「サヘル・ローズ(Sahel Rosa)」さんのこと

先日、NHK「こころの時代~宗教・人生~ 砂漠に咲くバラのように」に、タレントで女優のサヘル・ローズさん(34歳)が紹介されていた。番組を観て、彼女の波乱に満ちた人生に感動するとともに、涙を誘われた。

================

彼女はイラン西部の小さい町で生まれる。イラン・イラク戦争の最中、イラクとの国境近くにあったこの町は空爆により壊滅、13人の大家族の中で生き残ったのは奇跡的に末っ子の彼女だけだった。この時、救護隊ボランティアとしてテヘラン大学から駆けつけていた、後に養母となるフローラ・ジャスミンさんに救出され、孤児院で暮らす。養母は伝(つて)を頼って、彼女を伴い来日。彼女が8歳の時だった。その後間もなく、頼っていた伝との縁が切れ、養母とサヘル・ローズさんは公園でのホームレス同然の生活を強いられる。いじめも受けた。見かねた給食係の女性が二人を自宅に招いて何とか苦境を脱する。また小学校の校長先生は親切に彼女に日本語を教えてくれた。世の中には、いじめる人もいれば、優しく助けてくれる人もいるのだ。


養母のジャスミンさんが、イランを離れる時から肌身離さずに持っていたのは「コーラン」であった。苦しい時はこれを読み耐えた。やがて、サヘル・ローズさんは、園芸高校に進み、ここでは良き友と先生に恵まれた。そして、イランでも放送されていた『おしん』を観たのがきっかけで、憧れていた女優になりたいと、ある機会を得て、芸能界入りする。その後の彼女の活躍は説明するまでもない。


特筆すべきは、彼女が、子どもの時、親切にしてくれた人たちのことが頭から離れず、自分も大きくなれば、恵まれない世界の子どもたちを支援する活動をしたいと、現にアジア、アフリカへ赴いて活動されていることだ。シリア、バングラデシュ、等々(写真参照)。2011年の東日本大震災の時には被災者支援のため現地に赴いておられる。

1_20200614161701

2_20200614161701

3_20200614161701

4_20200614161701

5_20200614161701

6_20200614161801

 

 

 

| | コメント (0)

« 2020年5月 | トップページ | 2020年7月 »