大阪都構想と「日本維新の会」の危険性!!
「大阪都構想」の是非を問う住民投票が11月1日に予定されている。一度は否認された「大阪都構想」だが、今回、「日本維新の会(維新の会)」は、吉村知事人気に乗じて、このコロナ禍騒動のなか、公明党の協力(衆議院選挙目当ての不可解な維新への協力)と菅政権の暗黙の支持の下、住民投票の実施を決めた。維新の会は二重行政の弊害を掲げ、都構想を推進しようとしている。一方、自民党、立憲民主党、共産党は、“住民サービスの低下”になるとして都構想に反対している。
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私が懸念するのは、この都構想が、“まともな政党”によって進められるのであれば全く問題ないのであるが、これが「維新の会」という、右翼国家主義的色彩の強い政党によって、実施されようとしていることだ。この「維新の会」は、今は政界から引退した橋下徹という右翼国家主義的な思想をもった人物によって作られた政党である。
そして今、大阪府民は、吉村大阪府知事という、“そのような国家主義的な色彩をあまり見せない人物”に騙されて、熱狂的に「維新の党」を支持しているのだ。非常に危険だ!!「維新の会」が、大阪都構想の勝利により国政レベルで勢力を拡大することになれば日本はどのようななるのだろうと考えると恐ろしくなる!!
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因みに「維新の会」がこれまでに行ってきた好ましくない、危険な事実の一部を次に挙げる。
・君が代斉唱・国家掲揚時に、教職員に起立を義務付け、教職員を監視。右翼国家主義的な愛国心を鼓舞。
・侵略戦争を肯定し、自虐史観的な教科書と彼らがいう”正当な教科書”に代わり、育鵬社という国家主義的色彩の強い出版社のものを採用。→(ただし、最近、安倍政権の終焉により、最近は育鵬社の採用は激減しているようである。良いことだ。)
・共謀罪法や特定秘密保護法案などの制定で安倍政治を補完。
・青少年を蝕むカジノ誘致を推進しようとしている。
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・人物を見ても、最近、「女性はいくらでも嘘をつく」発言で物議を醸している杉田水脈は元維新の会、北方領土問題で「戦争をしないで領土を取り戻せない」発言の丸山穂高も元維新の会、頻繁に他者を誹謗する発言で有名な足立康史もいる。
維新の会には問題人物が多いのだ。
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