1.経営

2009年12月 6日 (日)

“ぐるなび”における事業躍進の背景

飲食店の情報検索サイト“ぐるなび”は、現在、加盟店数6万店を超え新年会や忘年会などの会場探しに便利で重宝がられている。私も先月、同窓会の幹事として、場所を探すのに利用させてもらった。地域、料理の好み、人数やカラオケを必要とするかに至るまで、入力すると何の苦労もなく希望の店を選んでくれる。

ぐるなびに加盟すると飲食店は自店のホームページを与えられ、ホームページ作成のためのコンテンツ作成指導も受けられ、自社の好みに合わせたホームページを作成できる。独力でホームページを持ちことがむつかしい飲食店にとっては大変ありがたい話だ。

これが大きな販売促進ツールとなるとともに、ネットを通じて、全国に自店が周知されることの効果は大きい。また、飲食店は立地条件に大きく商売が左右される業種であるが、ネットを通じた販促効果で、裏通りとか、メイン通りから外れたところでも、それほどハンディキャップを感じなく営業ができるというのも良い。しかもそのような場所では家賃も安いし、一挙両得だ。

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”ぐるなび”の事業は成功したが、ここに至るまでの過程は大変であったという。1996年、駅などに見られる看板広告の会社としてスタートしたが、経営状態は困難を極めた。しかし、広告業も将来はITとネットワークによって大きく変化する時代が来るだろうと読んだ同社の滝会長はそれに備えて、様々の面での調査・情報収集に努めたという。そして、インターネットの登場と、的を飲食店に絞ることにより、一挙に事業は花開いたという。

同社の成功事例から学ぶことは、日頃の絶え間ない情報収集とアイデア発想の大切さ、そして事業化のためのマーケティング志向の大切さである。滝会長は、「インターネットの出現はまさに幸運そのものであった。しかし、それまでの地道な勉強を続けていなければこのような幸運を手にすることができなかった」と言われているが、まさにその通りだと思う。

飲食店を選んだというのも、地道な調査により、飲食業界におけるロングテール現象を上手く捉え、的を絞ったということである。

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2009年12月 5日 (土)

我が国における高い不確実性回避文化

先日、NPO法人プラスチック人材アタッセ主催で経営セミナーが開催され、講師の一人として講演した。タイトルは「QC的モノの見方・考え方(現状と将来)」。この中で我が国の品質管理が直面する問題について、次のようなことに言及させて頂いた。

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オランダのG.ホフステードは、その著「多文化世界」の中で、国の文化と経営について次の様に述べている。

①いくらグローバル化が進展し、インターネット等の新技術が出現しても、国の文化はなかなか収斂するものでない。②企業経営に関する多くの理論や手法は、それが考案された国の文化のもとで有効であっても、異なる文化特性を持つ国では、有効であり得ないことが多い。③従って、優良企業への道は、決して一つでない。

上記は含蓄のある言葉であり、欧米からの様々な経営手法が我が国に導入されたが、我が国に根付いて定着したものは、それらの中の極めて僅かなものであったことからも、なるほどと頷ける。

そして、ホフステードは次のような文化の4次元を提唱している。
①権力格差:部下の上司への依存の度合い、②個人主義対集団主義:個人主義の集団主義に対する相対的強さ、 ③男らしさ対女らしさ:男女の役割が明確かあるいは重なり合っているか、④不確実性回避:曖昧さに対してどれだけか寛容か、逆に脅威、不安を感じる程度、

我が国は、世界の国々との比較において、権力格差、個人主義は中位で、男らしさ、不確実性回避は強い。特に不確実性回避の文化は首位を占めている。圓川隆夫氏はその著「我が国文化と品質」の中で、この高不確実性文化が日本の産業に大きな影響を与えていると指摘している。

この高不確実性回避を特徴づけるものの1つとして、精密さと規則正しさが自然に身に
つくという特徴が挙げられる。精密さや規則正しさを阻害する“あいまいさ”を嫌う文化である。これが我が国の高品質や高信頼性及び納期厳守などの組織的改善努力が生み出された源泉である。

一方で、ホフステードは、この特徴をもつものは、あいまいさに寛容であることが要求される経営戦略上の問題解決が不得意であると指摘している。また、この特徴をもつ国の消費者は、総じてCS値(顧客満足度)が低いと指摘している。

従ってこの高不確実性回避文化には良い面と好ましくない面がある。良い面は、細やかな改善を継続的にやってきた結果として、不良ゼロや納期短縮などを達成してきたということである。好ましくない面は、食に代表されるように、我が国だけだと思われる過剰ともいえる安全・安心への対応である。これにより高品質・高信頼性の副作用ともいえる現象や高コスト体制を招いて来たといえる。

また携帯電話がその典型であるが、要求が厳しい我が国消費者が支えた高品質・高機能を日本の中だけで進化させ、競争を激化させている一方で、世界では“そこそこ”の機能で低価格がスタンダード化し、我が国企業は世界の競争から取り残されてしまったということである。また、我が国は総じて急激な経営環境の変化に対するマネジメント力が弱いということである。

上記の好ましくない面を是正するためには、
費用対効果を追求した実質安全という考え方で、国、メーカー、消費者のコンセンサスに基づくモノづくりを検討する、携帯電話に代表されるような高品質・高機能の行き過ぎに対しては、今後広く世界的な製品に変えていくために、グローバルな市場性を把握したマーケティング戦略を検討する、また、強い現場だけに依存するだけでなく、企業全般を見据えての戦略的な思考を行うようにする、等が必要となる。

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最近の民主党政権について想う

民主党政権が発足してから2ヶ月ばかり経ったが、今、幾つかの難題を前にして世間では賛否両論が入り乱れている。民主党政権を厳しく批判する向きもあるが、まだ政権獲得後、間もない時期であり、前政権が残した負の遺産の整理をすることが最初の仕事であり、この政権なりの、我が国を導いて行こうとするビジョンを明確にする作業は、これが済んだ後でなされるであろうことを期待したいと思う。

来年度予算の編成に当たって、前政権が惰性的に、ビジョンもなく族議員との癒着の上で行って来た行政のムダを省くための事業仕分けは、政治の闇の中で行われてきた予算を巡っての攻防を国民の前で公正にやるということに大変意義深いものであった。

勿論短時間でこのような作業でなされたことへの反論もあろう。行政刷新会議では、今後、予算の削減や見直しを求めた事業について、再度第2幕の事業仕分けを行うということだが、ノーベル賞受賞者や五輪メダリストから出された大きな声だけに惑わされないで、発言力が弱い者の小さい声も見逃さずに公正に取り入れて欲しいものだ。

米軍普天間飛行場の移設問題がアメリカ側との交渉で難航していることが伝えられて
いる。沖縄基地問題は、沖縄の人々にとって生活に影響を及ぼす切実な問題であり、橋下知事などは、沖縄の痛みを全国で分かち合うべきである、というようなことも発言している。

しかし将来的には、グアムなど国外へ移設してもらうことで、忍耐強く、アメリカ側と交渉すべきである。理解できないのは、最近のオバマ米大統領の態度である。核兵器廃絶への発言とかベルリンでの平和宣言をされていることを考えると、沖縄県民の気持ちを無視しているかのように、全く沖縄県民の気持ちを思いやるような言動が見られないことは理解できない。多分本人は、良識ある人物なので、充分それについて考えているように思うが、軍部などの反対があり、自分の意見を述べていないのであろう。

日本側としては、安易な妥協は禁物である。アメリカとの友好関係は必要だが、アメリカの機嫌をとるをせず、独立国家として、言うべきことは言い、忍耐強く交渉すべきである。

もうひとつ、鳩山氏の政治資金問題で、鳩山氏の母親からの資金提供がとりざたされている。鳩山氏は、このような大金の管理を秘書に任していたので自分は知らなかったと弁明している。このこと自体は管理責任を放棄するようで容認できることではないが、鳩山氏の人柄、今までの言動から判断して、知らなかったというのは事実であろう。しかも不正な金でなく、身内の金なので、とかくあまり大きくとりあげ、騒ぎ立てる問題ではなさそうである。

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2009年11月28日 (土)

奥丹波での野菜収穫体験

奥丹波で、11月23日の勤労感謝の日に、秋の野菜収穫体験ができるイベントがあるという話を知人から聞き、家内と一緒に出かけました。

場所は、篠山市より少し北側の丹波市市島町にある「農園奥たんば」である。11時頃到着し、早速、農作業。経営者の青木千代江さんの指導で、大根、白菜、かぶら、にんじんなどをSimg_2351生まれて始めて収穫。好天にも恵まれ、紅葉に覆われた山々の麓にある農園での快い汗をかきながらの作業は楽しかった。

昼食は青木さんの手作りで、コシヒカリのおにぎり、野菜たっぷりの豚汁と丹波小豆のおぜんざいと、都会では味わえない新鮮な味覚を味わった。

帰りにはお米と、もち米のお餅で作ったおはぎを頂く。

帰途、奥丹波の地酒「山名酒造」を見学し帰路についた。

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2009年11月21日 (土)

伊賀の里・モクモク手作りファーム

三重県・伊賀の里に「モクモク手作りファーム」という少し珍しい名前の農事組合法人がある。先日、農工商連携のセミナーの一環として、同法人を見学する会合があり、受講者の一人として参加した。私としてはこのような農業関係の企業を訪問することは少ないので、大変新鮮で興味深く感じた。

Simg_2346現在、同法人は、農業・牧畜全般にわたって広く事業を行っている。1987年、伊賀の養豚農家19名でハム工房を始めたのがビジネスの起点だという。しかしハムを作ろうにも売れず、物を売るだけでは駄目だと痛感。転機となったのは、手作りウイナー教室を開いてからだという。この教室の評判が良かったこともあり、同社の名前は口コミで伝わった。その後、来客の増加もあって、食事をサービスする必要性もあり、レストランを開設するなど、事業の範囲を拡大した。1995年には現在の姿であるファクトリーファーム「モクモク手作りファーム」をオープンした。

現在は農場全般にわたっての事業を手がけている。自社保有の農場や近隣農家との連携により、そこで生産された米、野菜、ハム、ビール、ワイン、ジャージー牛乳などを販売すると共に、農産物を使った直営レストランの経営、宿泊ロッジの運営、農学舎の運営、などを行っている。お話をお聞きしたM理事さんは、同社の事業はあくまでもモノづくりであり、観光事業ではないと言い放っておられる。1996年には通信販売も開始した。

設立当初からそうであるが、営業的には口コミが頼りで、またこれで十分だというところが興味深い。事業にはつきもののクレームは殆どなく、顧客から愛される存在であるらしい。顧客からの手紙(感謝の手紙が多いという)が格好の従業員の教育材料となっているというところも面白い。

そこで働いている方の平均年齢は32歳と若さに溢れている。社内結婚も多い。学歴不要で誰でも応募でき、霞ヶ関に勤めていた元官僚の若者もいるという。事業の性格上、給料は高いといえないが、皆働き甲斐を感じているという。実際、彼等の様子を見ているとそのように感じた。

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野菜の
直売場

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2009年11月12日 (木)

セキスイハイムにおける顧客満足経営

我が家はセキスイハイムにお世話になった。阪神淡路大地震の時、住んでいる箕面市はそんなに被害を被ったわけではないが、我が家は少々老朽化していたこともあって、この時をきっかけに建替えすることにして、セキスイハイムを選んだ。

セキスイハイムを選んだのは、地震に対し強い構造であったこと、建替え時間が短いという2点が大きな理由であった。特に後者は、その時の我が家族の種々の事情を考えると必須条件であった。

建替えてから感心したことは、セキスイハイムの顧客サービスの良さである。定期的な無料点検サービスがあり、悪くいえばひつこいくらいの“御用聞き”サービスがあった。セキスイハイムを選んだ他の人からも、同社のサービスの良さを幾度となく耳にした。悪い評判は聞いたことがない。

このようなセキスイハイムの工場を一度見てみたいと思っていたので、先日、営業担当の方にその旨、問合せしたところ、1年に一度、「お客様感謝祭」というイベントを行っているという。私が問合せするまでもなく、それまでもそのようなイベントが行われていることは、営業の方より我が家に何度も話があったのであろう。しかし多忙であったので、そのようなことを聞いても聞き流したいたものと思われる。

そこで、先日の日曜日、始めてセキスイハイム近畿が主催する大感謝祭に参加し、同社の奈良県にある工場まで行って来た。近くの営業所まで行くと、そこからはバスツアーのような雰囲気である。お弁当付きで、バスで送り迎えしてくれ、現地では工場見学、色んな景品が当たる抽選会や福引、リフォーム相談会、太陽光発電セミナー、リフォーム税制セミナー、また、地震体験コーナーでの地震体験、ユニット落下実験見学、奈良特産品販売コーナーでの野菜や果物の廉価販売、等々、子供さん連れの方も来ていたが、子供さんを連れて来ても充分楽しめる一日であった。

このイベントは2日間にわたり行われ、1日約800名もの人が、来場したという。バスも一日20数台もチャーターし、営業・技術人員も多数動員していた。これを顧客満足経営の点からみると、新規顧客のみならず、既存の顧客も大切にし、顧客のフォローを充分に行っている同社の顧客戦略が窺い知れるというものだ。マーケティング用語でいえばリレーションシップ・マーケティングのモデルを見ているように思われた。

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工場見学

及び

リフォーム
事例展示
見学

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各地より
観光バス
で到着する
参加者

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2009年11月10日 (火)

酒田市からの講演依頼・酒田市に関する余談話

10月末、山形県酒田市商工観光部から講演依頼のメールを頂いた。ホームページなどを見て、私が適任だろうということで講演依頼のメールをお送り頂いたとのこと。早速、こちらからお電話を差し上げ、内容とか日程とかについて確認後、講演の企画書をお送りしてあったが、先日、開催が決定しましたとの連絡を頂いた。

日程は1月末、講演内容は『非製造業・製造業ともに役立つ「ものづくりにおけるマーケティングと新製品開発について考える」 ~売れるものをつくるには、今後、マーケティングを重視する考え方が大切だ~ 』ということに決まった。

酒田市にも中小企業が多く、それぞれ悩みを抱えておられるということであるので、少しでも地域の活性化のお役に立つことができればと思っている。今から、講演の準備だ。このような機会を頂いた酒田市に感謝。

余談であるが、酒田市といえば、日本三大急流のひとつ最上川が日本海に注ぐところだ。天下に聞こえた庄内米と紅花の集散地で、江戸時代から、海路、京大阪とを結ぶ北前船による貿易で栄えた。このあたりの様子は司馬遼太郎作の「菜の花の沖」にも描かれている。

また、偶然にも最近観た映画「おくりびと」のロケが行われた地である。映画での酒田市の情景が思い起こされた。

Okuri04_2 この映画は、2008年アカデミー賞外国語映画賞を始めとして数々の賞を受賞した。監督は津田洋二郎。本木雅弘、広末涼子、山崎努、余貴美子、吉行和子さん等の素晴らしい演技力が強く印象に残る映画であった。

元々は青木新門著「納棺夫日記」が原案であったが、本木さんと著者との話し合いの中で、原作とは別名の「おくりびと」で映画化されることとなり、ロケ地も原作の富山県から、ロケにより好適であるとのことで、山形県の酒田市が選ばれたとのことである。


更には、これも最近朝日新聞に掲載されていた岸洋子さんのことについても触れずにはいられない。それによると、彼女は酒田市生まれだそうだ。17年前にお亡くなりになったので若い方には知らない人も多いと思うが、東京オリンピックの頃、彼女の歌「夜明けのうた」が流行った。この歌はレコード大賞歌唱賞を受賞。一躍彼女の名が知られるようになった。今でも私の好きな歌だ。

・・・・・夜明けのうたよ あたしの心の きのうの悲しみ 伝えておくれ・・・・・・

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その後も「恋心」「希望」などの歌を世に出した。朝日新聞の記事によると、彼女は、故郷の自然を抜きに、私は存在しない、と述べ、心臓神経症?という難病を抱えながら、歌に生涯をかけ、求道者のように歌ったと、コメントされているが、今から思えばそのような歌い方だったなあ、と思い出される。





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2009年11月 6日 (金)

事業化交流マッチング総合展2009に参加して

今年も例年通り、11月初めの11月5日・6日、事業化交流マッチング総合展2009が行われた。この総合展は、経済産業省から認定を受けた企業(地域資源活用、農工商連携、新連携関連、等)を含む中堅・中小企業が新製品・新技術・新サービス等を一同に会し展示することにより、販路や取引先の拡大、連携先の発掘、人脈拡大などを促進し、ビジネスマッチングの成果に繋げることを目的としている。

今年の総合展は、副題として、「商売を創りこむ多彩なネタ・ジョイントコーディネーターが仕掛け人」というフレーズがついている。ジョイントコーディネーターとは、ビジネスマッチングの仲介をする役目をする者のことである。今回、私はその一人として、また出展者(事業化交流マッチングコーディネーター有志グループ)の一人として参加した。

コーディネーターとして参加していて思うのだが、毎年新しい発想を基にして、時の流れをうまく捉え、ニーズを敏感に察知した新しいビジネスの芽が生まれて来るのを見ていると新鮮な感じにさせられる。

今回、そのようなビジネスの芽と思われるものを展示している企業を探してみると、

1)健康志向という点では、オーラルケア用品、自然化粧品、消臭ソックス、抗カビ靴下、を製作する企業、 2)癒し志向という点では、インテリア掛軸、信楽焼と照明を合体させた屋外用照明、壁面緑化タイル、レーザー加工による装飾用ランプ、を製作する企業、ロハスなホテルを運営する企業、

3)多様なニーズに応えるという点では、種々の塗装に迅速に応える試作塗装ドットコムを運営する企業、市場リサーチなど販促支援ソフトを提供する企業、4)消費者のニーズを先取りするという点では、超極細筆、滑り止め塗料、等を製造する企業、5)その他、遊休農地を利用し、地域の活性化を図るため村民募集を行っている企業、などがあった。

これらの製品を見ていると、不況の中でも新規な製品を開発するために創意工夫している中小企業があるのだということを実感させられ、日本の将来もまだまだ大丈夫だという感じがする。

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事業化交流マッチング
コーディネーター有志
グループのブース

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事業化交流マッチング
総合展の風景

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2009年10月28日 (水)

大阪販売士協会での講演

先週、大阪販売士協会が主催する「販売士塾」で、講演する機会があった。同協会では、販売士の資質向上・メンバー間の交流並びに会員の拡充を図るため、“販売士塾”と称した講演会を年に数回開催している。販売士に限らず、一般の方も参加できるが、今回、約40名と多くの参加者を得て、マイドーム大阪の研修室での講演はやりがいがあった。

因みに申し上げると、販売士というのは、商工会議所認定の販売・マーケティングの専門家資格である。

今回、私が行った講演は、『非製造業の方にも役立つ ものづくりにおけるマーケティングについて考える』で、多くの事例を挙げて説明した。

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そもそも私が、このようなマーケティング関連の講演を始めたのはごく最近で、その理由は、一般的に見て製造業の方は、ものをつくるのに顧客とか市場とかを意識されることが少なく、つくれば売れるだろうと考えておられる傾向がある、また、ものづくりには自信があるが、販売とかマーケチングは弱い、と自己分析されているからである。

そこで、マーケティングの基本を知って頂き、ものを売るためのしくみを理解してもらおうというわけである。
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講演後の交流会・名刺交換会で、聴講された方と懇談させて頂いたが、皆さん少々は満足されている様子が窺えたので安堵している。

今回のような、「ものづくりにおけるマーケティング」に関連した講演を、今後も実施して行きたいと考えていたところ、来年早々、東北地方の某都市の商工会から講師の依頼があったので、同様な講演を行うことを考えている。

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2009年10月22日 (木)

大阪市中央卸売市場 本場で見た光景

先日、中小企業庁主催で実施されている農商工連携支援人材の研修会の一貫として、大阪市中央卸売市場本場(ほんじょう)の見学会に参加。果物卸売場、野菜卸売場のせり、水産、果物、野菜仲卸売場を見学。

せりは、水産物は午前4時頃から、果物・野菜は午前5時頃から行われており、当日は果物せりの現場を見ることができた。卸売会社(売り方)が全国各地から出荷された果物をスーパーや小売店から注文を受けた仲卸業者(買い方)に、せりによって販売している様子を見た。売り方は、せり人、記帳者、品物の紹介者の3人1組で行われ、一番高いところに落ちる。せり人はアーとかウーと掛け声を出して買う人の手(値段)を見ている。(写真1)

近年、せりの量が、果物生産者の高齢化により次第に減少して来ているとのことで、かってはせりに参加する人がもっと多く活況を呈していたという。更にこの状態が続けばどうなるのだろうと思うと淋しくなる。農業行政の行方に期待したい。

果物仲卸売場の中に、徳島県・上勝町からの出荷品だと思われる「木の葉」を見かけた。これは、日本料理の「つまもの(飾り)」として使われるもので、上勝町が町の活性化につなげた商品である。(写真2)  →以前のブログ参照。

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(写真1)
果物のせり

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(写真2)
果物仲卸売場で
見かけた
「木の葉」

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