2.日記・随想・歴史紀行・音楽

2020年12月 2日 (水)

短歌&川柳~11月を振りかえって

<短歌&川柳~11月を振りかえって>
京都・山科にある毘沙門堂の紅葉を静かな雰囲気の中で味わえました。

「秋半ば静けさ漂う山科の 紅葉色づく毘沙門伽藍」

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箕面市、北小学校の子どもたちの遠足に同行しました。楽しいひと時でした。

「北小の子どもたちとの滝道を 歩き語りしガイドの追思」
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アメリカ大統領選挙、バイデンさんが勝利しました。しかしまだトランプさんは未練がましく居座っています。トランプさんを支持した人たちには、良心を取り戻してほしいものです。

「負け戦(いくさ)子どものように駄々をこね」
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そもそもGoToキャンペーンは必要だったのでしようか。公助すべきことが沢山あるのに。弱者に冷淡な菅政権です。 

G0 Toは誰のためのキャンペーン?」

 

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2020年11月27日 (金)

言葉にテクスチャーがあると会話が円滑に進む

今年もあと1か月を残すばかりとなりました。近くの畑では、正月飾り用の葉ボタンの栽培が行われています。
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先日、新聞を見ると、言葉にテクスチャー(感触や質感)があると、会話が円滑に進むと、『折々のことば』を連載している鷲田清一さんが言っておられました。テクスチャーとは、言い換えれば「言葉の肌触り」といったものです。テクスチャーのある言葉は、何となく納得させられ(腑に落ちる)、人の心に沈殿することが多いということです。

テレビで見る政治家の記者会見や委員会答弁を聞いていると、人によってテクスチャーのある言葉を発する人と、そうでない人の差は歴然としています。特に嘘を並べてその場を逃げようとする政治家の言葉は無味乾燥で、テクスチャーが全くないと言ってもよく、論外です。

我々も相手との会話において、「せっかく話をしているのに、相手が話を聞いてくれていない」と不満に感じることがある。それは相手が意味を理解しても、我々の言葉にテクスチャーが欠けているからである、と反省しなければならないということですね。

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2020年11月 7日 (土)

日本人は虫の声を聞くことができる

皆さん、次のようなことをお聞きになったことがありますか?
虫の鳴き声を「声」として認識できるのは、世界で日本人とポリネシア人(以下「日本人型」と呼ぶ)だけだという。その他の人(西洋人は言うに及ばず中国人・韓国人など全ての民族、以下「西洋人型」と呼ぶ)には、雑音としか聴こえないのだとのこと。(東京医科歯科大学・角田忠信氏)。
人間の脳には、右脳と左脳があって、右脳は音楽脳とも呼ばれ、音楽や機械音、雑音の処理を、一方左脳は言語能とも呼ばれ、人間の話す声の理解など、論理的・知的な処理を受け持つ。ここまでは日本人型も西欧型も同じである。
ところが、虫の声を、彼らは、機械音や雑音と同様に音楽脳で処理するのに対し、日本人は言語脳で受けとめるというのだ。日本人は虫の鳴き声を「虫の声」として聴いているのだ。
更に興味深いことは、日本人でも外国語を母国語として育てられると西洋型となり、外国人でも日本語を母国語として育てられると日本人型になってしまうというのだ。血筋すなわち人種の違いによるものでなく、「日本語の脳」というべきものなのである。
 虫の鳴き声だけでなく、母音、泣き・笑い・嘆き、虫や動物の鳴き声、波、風、雨音、小川のせせらぎ、邦楽器音なども、日本人は言語と同様の左脳で聴き、西欧人は楽器や雑音と同じく右脳で聴いている。ありとあらゆる自然物に神が宿っているという、自然を愛(め)でてきた日本人の自然観に合致している。
「虫の声」という童謡(文部省唱歌)は、我々が子どもの頃から親しんできた歌である。日本には「虫の鳴き声に聴き入る文化」があることを物語っている。
「あれ松虫が、鳴いている/ちんちろ ちんちろ ちんちろりん/あれ鈴虫も、鳴きだした/りんりん りんりん りいんりん/秋の夜長を、鳴き通す/ああおもしろい、虫のこえ」
自然音を言語脳で受けとめるという日本人の生理的特徴と、擬声語・擬音語が高度に発達したという日本語の言語学的特徴と、更に自然物にはすべて神が宿っているという日本人の自然観とが、見事に我々日本人の中に揃っているのである。
日本人は‼️いままで何となく、西欧人が論理的であると言われてきたのに対し、情緒的である‼️と言われてきたが、それは、この「虫の鳴き声に聴き入る文化」との関係があるのではないか。」と思われるのである。
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2020年11月 3日 (火)

子どもたちの遠足に付き添い

1030日、箕面市立北小学校の全校児童を対象とした遠足に付き添い、箕面観光ボランティアガイドの皆さん24名と一緒に箕面滝道を歩いて来ました。今回、私は責任者でした。

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北小学校は、箕面市で最も児童数が少なく、1年生から6年生まで全員264名です。

例年は、先生たちだけが付き添っていたものを、今回は箕面観光ボランティアガイドにも加わってもらい、子どもたちに自然や史跡の説明をして頂きたいという依頼があったものです。高学年の児童のリーダーシップの下、グループで協力して完走することを目的とする学校行事です。12班に分かれ、それぞれの班は22名、無事完走しました。

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午前9時に学校を出発し、箕面の滝道を往復し、12時に学校へ戻ってきました。途中、予め先生と我々で作成した子どもたちへのクイズ(くすのきミッション)を意識しながら子どもたちに自然や史跡を説明しました。低学年から高学年に亘る子どもたちへの説明は案外難しいものです。孫のような子どもたちと行動を共にすると気持ちが若返るように感じます。クイズとして準備したのは、自然面では、赤トンボ、クズ、イロハモミジ、みずひき、史跡面では、 瀧安寺、唐人戻り岩でした。

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2020年10月18日 (日)

筒井京平さんを偲ぶ

筒井京平さん。また昭和の歌謡界を代表する偉大な作曲家がお亡くなりになった。寂しい限りである。享年80歳。50年にわたる活動の中で3000曲近くの曲を作られた。作曲作品の売り上げは、作曲家としては歴代1位だそうだ。

 

ブルーライト・ヨコハマ(いしだあゆみ)、また逢う日まで(尾崎紀世彦)、魅せられて(ジュディ・オング)、木綿のハンカチーフ(岩崎宏美)、雨がやんだら(朝丘雪路)、男の子女の子(郷ひろみ)、私の彼は左きき(麻丘めぐみ)などなど・・・・。

 

そして、アニメ番組「サザエさん」の主題歌も。

筒井京平作曲の範囲は広範囲に及んでいる。

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若い頃、これらの歌をよく聴き、歌ったものだ。しかしそれらが筒井京平さんの作曲によるものであることは知らなかった。・・・それはそうだろう。筒井さんは匿名性が比較的強い作曲家であると、あるところで紹介されていた。人前に出ることを好まず、私生活はベールに包まれていたという。メディアに登場することなく歌手の裏方に徹した。

歌謡曲は、万葉集、古今集など、和歌の「もののあわれの心」を引き継いで来た。「歌は世につれ、世は歌につれ」というが、戦後我々の心を捉えてきた筒井京平さんのような曲が、消え去らずに生き続けて欲しいものである。

 

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2020年10月13日 (火)

大阪都構想と「日本維新の会」の危険性!!

「大阪都構想」の是非を問う住民投票が111日に予定されている。一度は否認された「大阪都構想」だが、今回、「日本維新の会(維新の会)」は、吉村知事人気に乗じて、このコロナ禍騒動のなか、公明党の協力(衆議院選挙目当ての不可解な維新への協力)と菅政権の暗黙の支持の下、住民投票の実施を決めた。維新の会は二重行政の弊害を掲げ、都構想を推進しようとしている。一方、自民党、立憲民主党、共産党は、“住民サービスの低下”になるとして都構想に反対している。
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私が懸念するのは、この都構想が、“まともな政党”によって進められるのであれば全く問題ないのであるが、これが「維新の会」という、右翼国家主義的色彩の強い政党によって、実施されようとしていることだ。この「維新の会」は、今は政界から引退した橋下徹という右翼国家主義的な思想をもった人物によって作られた政党である。

そして今、大阪府民は、吉村大阪府知事という、“そのような国家主義的な色彩をあまり見せない人物”に騙されて、熱狂的に「維新の党」を支持しているのだ。非常に危険だ!!「維新の会」が、大阪都構想の勝利により国政レベルで勢力を拡大することになれば日本はどのようななるのだろうと考えると恐ろしくなる!!
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因みに「維新の会」がこれまでに行ってきた好ましくない、危険な事実の一部を次に挙げる。

・君が代斉唱・国家掲揚時に、教職員に起立を義務付け、教職員を監視。右翼国家主義的な愛国心を鼓舞
・侵略戦争を肯定し、自虐史観的な教科書と彼らがいう”正当な教科書”に代わり、育鵬社という国家主義的色彩の強い出版社のものを採用。→(ただし、最近、安倍政権の終焉により、最近は育鵬社の採用は激減しているようである。良いことだ。)
・共謀罪法や特定秘密保護法案などの制定で安倍政治を補完。
・青少年を蝕むカジノ誘致を推進しようとしている。
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・人物を見ても、最近、「女性はいくらでも嘘をつく」発言で物議を醸している杉田水脈は元維新の会、北方領土問題で「戦争をしないで領土を取り戻せない」発言の丸山穂高も元維新の会、頻繁に他者を誹謗する発言で有名な足立康史もいる。

維新の会には問題人物が多いのだ。

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2020年9月27日 (日)

今月の短歌、川柳


「年初よりコロナ猛暑に明け暮れて 
気付いて見ればこおろぎ鳴くも」

今年は年初から、コロナと長雨、猛暑に明け暮れた一年でした。時間の経つのが早く感じられました。いつの間にか蝉の声に代わって蟋蟀の声が。稲穂も頭を垂れ、間もなく収穫の時が、コスモス(秋桜)も咲き誇っています。
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「結末はみんな挙って勝ち馬へ」(石破潰し)
「大事なのはマスクに込めたメッセージ」(大坂なおみ)


安倍政治を踏襲するというアベスガ政権、これからの日本の進路について、ビジョンを語らず、チマチマしたことで国民の歓心を買うことに専念。安倍政治の負の遺産の解明には消極的。どこまで持ちこたえられるか。

伊藤詩織さん、大坂なおみ さん、TIME誌「世界で最も影響力のある100人」に選ばれる!! 大変嬉しい!!

1)伊藤詩織さんの紹介を上野千鶴子さんが執筆。
「彼女は性被害を勇敢にも告発することで、日本人女性たちに変化をもたらしました」と評価。「彼女は日本の女性たちにも#MeToo運動に加わることを後押しし、全国の女性たちが花を持って集まり、性被害の経験について語ることで、性暴力に抗議するフラワーデモにも火をつけました」とつづった。

伊藤さんの訴えにもかかわらず、事件のもみ消しを図ったのは安倍政権だ。これも安倍政治の負の遺産として正さなければならない。

2)大坂なおみ さん・・・前回の記事で紹介済み。
彼女は、警察などの暴力により命を落とした7人の黒人の名前を記したマスクを試合ごとに替え出場。試合後のインタービューで、マスクに込めたメッセージは何かと問われ、
「あなたがどんなメッセージを受け取ったのか。それの方が大事です」と答えた。

社会の不正に対して、「皆さん、ぼんやりしないで行動を起こして欲しい」という彼女の願いだ。人種差別に対して肯定的な態度を取り続けるトランプ大統領への、間接的だが、辛辣な抗議の意味が込められている。

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2020年9月19日 (土)

大坂なおみ さんの勇気ある行動

先日の全米オープンで優勝した“大坂なおみ”さんの勇気ある行為とスピーチに感動した。
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彼女は、警察などの暴力により命を落とした7人の黒人の名前を記したマスクを試合ごとに替え出場。試合後のインタービューで、マスクに込めたメッセージは何かと問われ、

「あなたがどんなメッセージを受け取ったのか。それの方が大事です」と答えた。

何と素晴らしい、哲学的な答えなのだろう!!

社会の不正に対して、「皆さん、ぼんやりしないで行動を起こして欲しい」という彼女の願いだ。人種差別に対して肯定的な態度を取り続けるトランプ大統領への、間接的だが、辛辣な抗議の意味が込められている。

彼女がSNSで呟いたメッセージも素晴らしい。
「私はアスリートである前に、一人の黒人女性です。私のテニスを見てもらうよりも、今は注目しなければならない大切な問題があると感じています」
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大坂なおみ さんの素晴らしい行動を見て、随分昔のことを思い出した。

それは、ソ連共産党独裁政権が、チェコスロバキヤの民主化運動「プラハの春」を蹂躙した時、オリンピック体操競技の優勝台で、同国の女子体操選手・チャスラフスカさんが、2位のソ連選手の国旗掲揚の時、正面を見ず、顔をそらして抗議の意思を表している画像だ。
アスリートが毅然と悪政に立ち向かう姿は美しい!!

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2020年9月13日 (日)

すき焼き(Sukiyaki)

今、日本文化の特徴的なものをまとめようとしている本(日本語&英語)の中で、日本の食文化についても記そうと思い、適当な資料を調べながら書いているが、私の不勉強で知らなかったことが多い、たとえば「すき焼き」だが、その言葉の語源などについて、新しい発見をした感じがする。下記は、「すきやき」について書いた原稿です。

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(すき焼き)

すき焼きとは、肉(主に牛肉)にネギや豆腐、白滝などと、醤油、砂糖などで調合した甘辛いタレで煮焼きし、溶き卵をつけて食べる鍋料理である。関西地方と関東地方で若干調理法が異なる。寿司や天ぷらと並んで代表的な日本料理として世界中に知られている。昭和の名曲である坂本九の「上を向いて歩こう」にも「Sukiyaki Songというタイトルが付けられ世界に知られている。

すき焼きの語源には諸説があり、そのひとつは、江戸時代に農夫たちが仕事中に腹が減ると、農具の鋤(すき)の金属部分を鉄板の代わりにして魚や豆腐を焼いて食べたことから、鋤焼(すきやき)と呼ばれるようになったという説。その他にも薄く切った肉を意味する「剥身(すきみ)」から「剥き焼き」となった説などがある。「すき焼き」とは、元々関西地方での呼び名で関東地方では「牛鍋」と呼ばれていたが、現在では一般的に「すき焼き」として親しまれている。

古来日本では肉食が公的に禁じられていたため、江戸時代の「すき焼き」も、魚に加え、こっそりと鴨や猪、鹿など、更には牛肉も食されていた。明治時代に入り、文明開化後、明治天皇が牛肉を食べたことを端緒として、牛肉が庶民の食べ物として普及し、すき焼き(関東では『牛鍋』)が流行した。1923年の関東大震災で、関東地方の「牛鍋屋」は大被害を受け、姿を消したが、これに代わって関西の「すき焼き屋」が関東へ進出したため、関西の「すき焼き」が関東に広がり、次第に関東の「牛鍋」と融合し、割りした(みりん・醤油・砂糖などを調合して作ったタレ)を使う「関東風すき焼き」が生まれた。

(備考:関東風:“割りした”を使用。関西風:“割りした”を使わない)

余談だが、牛肉を用いるすき焼きが一般的となったため、「すき」に鍋物の意味を持たせ、牛肉以外の材料を用いる時は「魚すき」「」鳥すき」「うどんすき」などと呼ばれるようになった。

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2020年8月27日 (木)

「ビルマの竪琴」を読んで

何回読んでも新たに感銘を覚える本がある。先日、竹山道雄著「ビルマの竪琴」を読み返した。これで4回目だ。昭和36年初版のこの古びた本は、義父が、太平洋戦争でインパール作戦に従軍した軍医さんから頂いたものだと聞いている。児童向けの本であるためかルビを打って読みやすくしてあるが、大人が読んでも興味惹かれる本である。映画化もされ、市川崑監督の下で映画化され、三国連太郎主演のものと、中井貴一主演のものがある。

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「ビルマの竪琴」は、インパール作戦の状況をモデルにしており、戦況悪化により、ビルマ(現在のミョンマー)からタイに逃れる部隊の悲惨だが、隊員間の人間味あふれる人間模様を描いている。この部隊の隊長は音楽学校出身者だという設定で、隊長が部隊に合唱を教え、歌うことによってお互いに慰労し合い敗戦を迎える。しかし、隊員の一人、水島上等兵は、戦地で亡くなった仲間を見捨て日本へ帰ることに慚愧にたえず、出家し、ビルマ僧になり、慰霊を弔うためにビルマに留まる。物語では、音楽に才のあった水島上等兵が、手づくりの竪琴で奏でる、「埴生の宿」「仰げば尊し」などの曲が出てきて胸に迫る。

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最終章の水島上等兵の言葉は、我々日本人が、加害者として、被害者として、いつまでも忘れてはならないものであろう。

「・・・我が国は戦争をして、負けて、苦しんでいます。それはむだな欲を出したからです。思い上がったあまり、人間としてのもっとも大切なものを忘れたからです。われらが奉じた文明というものが、一面にははなはだ浅薄なものだったからです・・・」
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