2.日記・随想・歴史紀行・音楽

2020年10月18日 (日)

筒井京平さんを偲ぶ

筒井京平さん。また昭和の歌謡界を代表する偉大な作曲家がお亡くなりになった。寂しい限りである。享年80歳。50年にわたる活動の中で3000曲近くの曲を作られた。作曲作品の売り上げは、作曲家としては歴代1位だそうだ。

 

ブルーライト・ヨコハマ(いしだあゆみ)、また逢う日まで(尾崎紀世彦)、魅せられて(ジュディ・オング)、木綿のハンカチーフ(岩崎宏美)、雨がやんだら(朝丘雪路)、男の子女の子(郷ひろみ)、私の彼は左きき(麻丘めぐみ)などなど・・・・。

 

そして、アニメ番組「サザエさん」の主題歌も。

筒井京平作曲の範囲は広範囲に及んでいる。

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若い頃、これらの歌をよく聴き、歌ったものだ。しかしそれらが筒井京平さんの作曲によるものであることは知らなかった。・・・それはそうだろう。筒井さんは匿名性が比較的強い作曲家であると、あるところで紹介されていた。人前に出ることを好まず、私生活はベールに包まれていたという。メディアに登場することなく歌手の裏方に徹した。

歌謡曲は、万葉集、古今集など、和歌の「もののあわれの心」を引き継いで来た。「歌は世につれ、世は歌につれ」というが、戦後我々の心を捉えてきた筒井京平さんのような曲が、消え去らずに生き続けて欲しいものである。

 

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2020年10月13日 (火)

大阪都構想と「日本維新の会」の危険性!!

「大阪都構想」の是非を問う住民投票が111日に予定されている。一度は否認された「大阪都構想」だが、今回、「日本維新の会(維新の会)」は、吉村知事人気に乗じて、このコロナ禍騒動のなか、公明党の協力(衆議院選挙目当ての不可解な維新への協力)と菅政権の暗黙の支持の下、住民投票の実施を決めた。維新の会は二重行政の弊害を掲げ、都構想を推進しようとしている。一方、自民党、立憲民主党、共産党は、“住民サービスの低下”になるとして都構想に反対している。
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私が懸念するのは、この都構想が、“まともな政党”によって進められるのであれば全く問題ないのであるが、これが「維新の会」という、右翼国家主義的色彩の強い政党によって、実施されようとしていることだ。この「維新の会」は、今は政界から引退した橋下徹という右翼国家主義的な思想をもった人物によって作られた政党である。

そして今、大阪府民は、吉村大阪府知事という、“そのような国家主義的な色彩をあまり見せない人物”に騙されて、熱狂的に「維新の党」を支持しているのだ。非常に危険だ!!「維新の会」が、大阪都構想の勝利により国政レベルで勢力を拡大することになれば日本はどのようななるのだろうと考えると恐ろしくなる!!
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因みに「維新の会」がこれまでに行ってきた好ましくない、危険な事実の一部を次に挙げる。

・君が代斉唱・国家掲揚時に、教職員に起立を義務付け、教職員を監視。右翼国家主義的な愛国心を鼓舞
・侵略戦争を肯定し、自虐史観的な教科書と彼らがいう”正当な教科書”に代わり、育鵬社という国家主義的色彩の強い出版社のものを採用。→(ただし、最近、安倍政権の終焉により、最近は育鵬社の採用は激減しているようである。良いことだ。)
・共謀罪法や特定秘密保護法案などの制定で安倍政治を補完。
・青少年を蝕むカジノ誘致を推進しようとしている。
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・人物を見ても、最近、「女性はいくらでも嘘をつく」発言で物議を醸している杉田水脈は元維新の会、北方領土問題で「戦争をしないで領土を取り戻せない」発言の丸山穂高も元維新の会、頻繁に他者を誹謗する発言で有名な足立康史もいる。

維新の会には問題人物が多いのだ。

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2020年9月27日 (日)

今月の短歌、川柳


「年初よりコロナ猛暑に明け暮れて 
気付いて見ればこおろぎ鳴くも」

今年は年初から、コロナと長雨、猛暑に明け暮れた一年でした。時間の経つのが早く感じられました。いつの間にか蝉の声に代わって蟋蟀の声が。稲穂も頭を垂れ、間もなく収穫の時が、コスモス(秋桜)も咲き誇っています。
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「結末はみんな挙って勝ち馬へ」(石破潰し)
「大事なのはマスクに込めたメッセージ」(大坂なおみ)


安倍政治を踏襲するというアベスガ政権、これからの日本の進路について、ビジョンを語らず、チマチマしたことで国民の歓心を買うことに専念。安倍政治の負の遺産の解明には消極的。どこまで持ちこたえられるか。

伊藤詩織さん、大坂なおみ さん、TIME誌「世界で最も影響力のある100人」に選ばれる!! 大変嬉しい!!

1)伊藤詩織さんの紹介を上野千鶴子さんが執筆。
「彼女は性被害を勇敢にも告発することで、日本人女性たちに変化をもたらしました」と評価。「彼女は日本の女性たちにも#MeToo運動に加わることを後押しし、全国の女性たちが花を持って集まり、性被害の経験について語ることで、性暴力に抗議するフラワーデモにも火をつけました」とつづった。

伊藤さんの訴えにもかかわらず、事件のもみ消しを図ったのは安倍政権だ。これも安倍政治の負の遺産として正さなければならない。

2)大坂なおみ さん・・・前回の記事で紹介済み。
彼女は、警察などの暴力により命を落とした7人の黒人の名前を記したマスクを試合ごとに替え出場。試合後のインタービューで、マスクに込めたメッセージは何かと問われ、
「あなたがどんなメッセージを受け取ったのか。それの方が大事です」と答えた。

社会の不正に対して、「皆さん、ぼんやりしないで行動を起こして欲しい」という彼女の願いだ。人種差別に対して肯定的な態度を取り続けるトランプ大統領への、間接的だが、辛辣な抗議の意味が込められている。

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2020年9月19日 (土)

大坂なおみ さんの勇気ある行動

先日の全米オープンで優勝した“大坂なおみ”さんの勇気ある行為とスピーチに感動した。
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彼女は、警察などの暴力により命を落とした7人の黒人の名前を記したマスクを試合ごとに替え出場。試合後のインタービューで、マスクに込めたメッセージは何かと問われ、

「あなたがどんなメッセージを受け取ったのか。それの方が大事です」と答えた。

何と素晴らしい、哲学的な答えなのだろう!!

社会の不正に対して、「皆さん、ぼんやりしないで行動を起こして欲しい」という彼女の願いだ。人種差別に対して肯定的な態度を取り続けるトランプ大統領への、間接的だが、辛辣な抗議の意味が込められている。

彼女がSNSで呟いたメッセージも素晴らしい。
「私はアスリートである前に、一人の黒人女性です。私のテニスを見てもらうよりも、今は注目しなければならない大切な問題があると感じています」
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大坂なおみ さんの素晴らしい行動を見て、随分昔のことを思い出した。

それは、ソ連共産党独裁政権が、チェコスロバキヤの民主化運動「プラハの春」を蹂躙した時、オリンピック体操競技の優勝台で、同国の女子体操選手・チャスラフスカさんが、2位のソ連選手の国旗掲揚の時、正面を見ず、顔をそらして抗議の意思を表している画像だ。
アスリートが毅然と悪政に立ち向かう姿は美しい!!

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2020年9月13日 (日)

すき焼き(Sukiyaki)

今、日本文化の特徴的なものをまとめようとしている本(日本語&英語)の中で、日本の食文化についても記そうと思い、適当な資料を調べながら書いているが、私の不勉強で知らなかったことが多い、たとえば「すき焼き」だが、その言葉の語源などについて、新しい発見をした感じがする。下記は、「すきやき」について書いた原稿です。

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(すき焼き)

すき焼きとは、肉(主に牛肉)にネギや豆腐、白滝などと、醤油、砂糖などで調合した甘辛いタレで煮焼きし、溶き卵をつけて食べる鍋料理である。関西地方と関東地方で若干調理法が異なる。寿司や天ぷらと並んで代表的な日本料理として世界中に知られている。昭和の名曲である坂本九の「上を向いて歩こう」にも「Sukiyaki Songというタイトルが付けられ世界に知られている。

すき焼きの語源には諸説があり、そのひとつは、江戸時代に農夫たちが仕事中に腹が減ると、農具の鋤(すき)の金属部分を鉄板の代わりにして魚や豆腐を焼いて食べたことから、鋤焼(すきやき)と呼ばれるようになったという説。その他にも薄く切った肉を意味する「剥身(すきみ)」から「剥き焼き」となった説などがある。「すき焼き」とは、元々関西地方での呼び名で関東地方では「牛鍋」と呼ばれていたが、現在では一般的に「すき焼き」として親しまれている。

古来日本では肉食が公的に禁じられていたため、江戸時代の「すき焼き」も、魚に加え、こっそりと鴨や猪、鹿など、更には牛肉も食されていた。明治時代に入り、文明開化後、明治天皇が牛肉を食べたことを端緒として、牛肉が庶民の食べ物として普及し、すき焼き(関東では『牛鍋』)が流行した。1923年の関東大震災で、関東地方の「牛鍋屋」は大被害を受け、姿を消したが、これに代わって関西の「すき焼き屋」が関東へ進出したため、関西の「すき焼き」が関東に広がり、次第に関東の「牛鍋」と融合し、割りした(みりん・醤油・砂糖などを調合して作ったタレ)を使う「関東風すき焼き」が生まれた。

(備考:関東風:“割りした”を使用。関西風:“割りした”を使わない)

余談だが、牛肉を用いるすき焼きが一般的となったため、「すき」に鍋物の意味を持たせ、牛肉以外の材料を用いる時は「魚すき」「」鳥すき」「うどんすき」などと呼ばれるようになった。

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2020年8月27日 (木)

「ビルマの竪琴」を読んで

何回読んでも新たに感銘を覚える本がある。先日、竹山道雄著「ビルマの竪琴」を読み返した。これで4回目だ。昭和36年初版のこの古びた本は、義父が、太平洋戦争でインパール作戦に従軍した軍医さんから頂いたものだと聞いている。児童向けの本であるためかルビを打って読みやすくしてあるが、大人が読んでも興味惹かれる本である。映画化もされ、市川崑監督の下で映画化され、三国連太郎主演のものと、中井貴一主演のものがある。

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「ビルマの竪琴」は、インパール作戦の状況をモデルにしており、戦況悪化により、ビルマ(現在のミョンマー)からタイに逃れる部隊の悲惨だが、隊員間の人間味あふれる人間模様を描いている。この部隊の隊長は音楽学校出身者だという設定で、隊長が部隊に合唱を教え、歌うことによってお互いに慰労し合い敗戦を迎える。しかし、隊員の一人、水島上等兵は、戦地で亡くなった仲間を見捨て日本へ帰ることに慚愧にたえず、出家し、ビルマ僧になり、慰霊を弔うためにビルマに留まる。物語では、音楽に才のあった水島上等兵が、手づくりの竪琴で奏でる、「埴生の宿」「仰げば尊し」などの曲が出てきて胸に迫る。

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最終章の水島上等兵の言葉は、我々日本人が、加害者として、被害者として、いつまでも忘れてはならないものであろう。

「・・・我が国は戦争をして、負けて、苦しんでいます。それはむだな欲を出したからです。思い上がったあまり、人間としてのもっとも大切なものを忘れたからです。われらが奉じた文明というものが、一面にははなはだ浅薄なものだったからです・・・」
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2020年8月 3日 (月)

箕面・才ヶ原池の羽衣藻

梅雨が明けたと思うと、急に熱くなって来ました。7月31日、箕面観光ガイドとして、仲間のYさんと一緒に、3人の女性グループを案内して、箕面・才ヶ原池にあるハゴロモモ(羽衣藻)(別名:金魚藻)を見てきました。
才ヶ原池は、箕面駅から西江寺を経て才ヶ原林道に沿って50分程山道を歩いたところにあります。

羽衣藻はスイレン科の水草で、バイガモ(梅花藻)とよく似ており、7月から9月にかけて白い小さい花を咲かせます。北アメリカ東南部原産で、1929年に小石川植物園に導入された後、野生化したと言われています。羽衣藻という命名者は、小石川植物園長であった方で、水中の葉が羽衣に似ていることからそのように名付けたそうです。...
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さて、今日8月2日、大阪地方は、35度以上となり高温注意報が出ています。朝の涼しい内にということで散歩して来ました。公園内にあるクヌギ林は、蝉の合唱で賑やかでした。帰ってきて自宅の白樫の木を見るとここにも蝉が沢山留まって鳴いていました。

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2020年7月29日 (水)

中国覇権主義にとどめを

今、中国共産党独裁政権の横暴極まる振る舞いは頂点に達している。

コロナウイルスを発生させた当事国として、コロナ拡散により被害を与えた世界に対してなんら陳謝することもなく、驚くべきことにその逆に、一帯一路などの政策を掲げ、ひたすら覇権主義を露わにし、世界を震撼させている。香港の自由を国家安全法によって実質的に奪い、新疆ウイグルやチベットで少数民族の人権を抑圧し、南シナ海へ領土拡張を行い、我が国の固有の領土である尖閣諸島へも侵略の機会を窺がっている、等々。

中国の覇権主義は今に始まったわけではなく、唐や清、明などの中国王朝時代から続く中華思想体質なのだろう。この体質は、本来ならばこれを否定すべき立場にある共産党独裁政権になってからも変わっていないのだ。

今のロシアについても同じことが言えるが、中国やロシアは、歴史的に見ても、まともな民主主義社会を経験したことが一度もない。中国国民の多くは、生まれてからずっと共産党独裁政権の下での愛国主義教育で、全体主義体制に慣らされ、これが唯一の正しいものと思い込まされ、民主主義というものの良さがわかっていないのだ。最近は監視カメラを配置した監視社会の中で、金儲けにはいくら精を出しても何も言われないが、共産党を批判すれば監獄送りとなるように、言論の自由は全く禁止されている。まるで「檻の中の生活」のようだ。本当に彼らはそんな環境に満足しているのだろうか、という疑問が私にはある。

勿論、西欧文化に触れた少数の人々(中国共産党の良識ある人々を含めて)の中には、現在の独裁者・習近平に異を唱える人々も多数いるらしい。かつて1989年の天安門事件で失脚した中国の胡耀邦総書記や趙紫陽称総書記、旧ソ連のゴルバチョフ氏、あるいはハンガリーでソ連に反抗してプラハの春を演出したドプチェク氏のように、共産党の中にも、民主主義の必要性を認識していた人たちもいたのだ。そのような人が現れてくることを期待したい。

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ところで、このような中国をこのまま放置しておいてはいけない。正すべきだという意見が、ごく最近世界でも西欧諸国や東南アジア諸国から上がっているが、この動きに期待したい、特にアメリカに。だが、今のトランプ大統領に率いられているアメリカ共和党政権にそのようなことを期待することは難しい。何故ならば、トランプは民主主義者を装いながらも、有色人種に対し差別意識を持つ人種差別主義者で、アメリカ国内では、デモを弾圧するなど非民主主義的な行為を行っている人物で、しかも「金が全て」の反知性的な人物だからである。このような似非民主主義者の言うことには説得力がない。日本の安倍首相も、トランプに極めて類似した、知性に欠ける似非民主主義者であることは国民の多くが認めている通りである。

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そこで、期待したいのは、アメリカ民主党・バイデン氏の大統領選挙勝利とアメリカ民主党の躍進、日本では安倍政権の早期退陣だ。これを契機として、自由と人権、弱者のための政治を最高の価値基準とし、新たな民主主義国家の同盟が結成され、中国を初めとする全体主義国家(独裁国家)を封じ込める方向に動いて欲しいものだ。中国国民に対しては、共産党独裁政治の間違いを啓蒙する動きも強めてほしいものだ。

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2020年7月22日 (水)

半夏生の花/世の中の動き

隣家にある半夏生の白い花が今年も時期を違えず咲いています。
長かった梅雨もようやく終わりに近づき夏がやって来ました。
半夏生とは、夏至から数えて11日目、田植えを済ませた農家が休息をとる日。七十二候のひとつ。

「垣間見ゆる隣家の白き半夏生 眩しく光る夏来らしかな」
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自由な香港が消え去ろうとしています。しかし民主化指導者・周庭さんが言うように、希望を失わないようにしたいものです。中国の一党独裁政治は、いつまでも続くわけではありません。何時かは破綻するでしよう。それは、歴史が教えてくれています。

「香港に恐怖政治が忍び寄る」
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相変わらずの安倍政権。出てくるのは、国民から乖離した政策ばかりで、全て選挙対策。Go To キャンペーンも然り。

「Go Toは健康よりも票集め」
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森友事件で亡くなられた赤木俊夫さん「公文書改ざんは僕がやらされた」と命を絶つ。夫は亡くなった日の朝、私に「ありがとう」と言ってくれましたと、妻・赤木雅子さん。涙を誘う。一方、当事者である安倍首相は涼しい顔。許せない!!

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2020年7月 5日 (日)

自由な香港の終焉。香港は、中国は、どうなるのだろうか?

香港民主化運動の女神と言われた周庭(Agnes Chow)さんが、中国共産党政権の独裁者・習近平による「香港国家安全維持法」の一方的制定を受けて、運動から退き忽然と消えた。

彼女がツイッターで呟いた最後の言葉、「絶望の中にあっても、いつもお互いのことを想い、私たちはもっと強く生きなければなりません。生きてさえいれば、希望があります」は痛々しく私の胸に響いた。

 

昔のことになるが、米ソ冷戦が終わり、東欧の全体主義国家が崩壊した時、人間社会は良い方向に向かうだろうと言われていた。しかし今は悪化の一途を辿っている。安倍政権下の日本、トランプ政権下のアメリカ、そして香港、中国、ロシア、等々も含めて。

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香港はこれからどうなるのだろうか、また中国そのものはどのような道を歩むのだろうか?このまま行けば、習近平がますます権力を掌握し、中国社会は密告政治による監視社会の様相を強めるだろう。中国国民は、政治的に自由な発言は厳しく取り締まられているが、いくらお金を儲けて金持ちになっても全くお咎めがないという。このように諸事に何の疑問も呈さず、人生における何らかの目的もなく、ただ政府の言いなりになって、平凡な生活を送るだけでの、監獄にいるような、檻の中に入れられた動物のような生活に、中国国民は満足できているのだろうか?


中国共産党の中には、習近平とは異なった意見を持った人間的な人物も多くいるはずである。彼らの中には、「市民の自由がない社会に活力は生まれない。いずれ世界の潮流からかけ離れ、取り残される。監視社会の下では、人々の創意は失せ、文学や哲学などの人間性を高めるに寄与する学問の価値は無視され、その結果、芸術などを含む文化的活動は死滅するだろう。その結果として、経済そのものも行き詰まるだろう」と語る人もいる。

かつて中国にも民主化のチャンスはあった。ソ連において、ゴルバチョフ氏が1965年以降、ソ連の民主化を進めた後、1986年、総書記に就任した胡耀邦氏とその後に就任した趙紫陽氏は民主化を進めたが、鄧小平ら保守派の抵抗に遭い失脚。その後、天安門事件が起こり、民主化運動は弾圧された。この時、民主化がそのまま進んでいれば今の世界は大きく変わっていたであろう

中国の改革は、内部からの良心的人物の台頭による民主化以外は不可能であろう。習近平の失脚と良心的人物の台頭は、それほど遠くない将来、実現するのではないかと期待したい。

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中国は今、コロナ感染により世界に甚大な被害を与えたにもかかわらす、謝ることもなく、一帯一路などと称して、自国内のチベットやウイグルは言うに及ばず、世界を制覇しようと、覇権主義を剥き出しにしている。世界は強調してこれに立ち向かわなければならないが、本来なら、ある程度頼りにするべきアメリカだが、トランプという、知性に欠け、金が全てで、自由とか人権には全く関心を持たない愚かな人物が大統領である間は多くを望めない。いち早い民主党バイデン氏の大統領当選を期待したい。そして日本ではトランプとよく似た人物・安倍首相の早期の退陣が望まれる。

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